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スマートブイで定置網漁をモニタリング

東松島としみらい機構およびKDDI総合研究所は18日、宮城県の東松島市役所鳴瀬庁舎で共同記者会見を開催し、漁業用ブイをIoT化した「スマートブイ」を用いた「スマート漁業実証実験」を開始すると発表しました。

これまでの漁業はいわゆる「漁師の勘」を基にして漁が行われてきましたが、データに基づいたより効率的な漁の実現するとともに、料理店などが漁獲量の予測を元に漁業者に直接海産物を予約するシステムの構築に向けた実証実験が産学官協同で行われることになりました。

具体的にはLTEモジュール搭載のセンサーブイ・カメラブイを開発し、ブイから送られたデータを元に水温や塩分濃度などの環境条件と漁獲量の関係を見て行く実証実験です。今回、東松島市役所鳴瀬庁舎での会見と、実際に漁船に乗っての漁場見学・ブイ設置のデモンストレーションを体験してきましたのでその模様をお伝えします。

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