最新機種のカメラ性能を徹底比較!最後は人を撮ってみた |
ここ最近はスマートフォン(スマホ)におけるカメラの性能がまた一段と向上し、特に背面に2つ以上のカメラを搭載するデュアルカメラやトリプルカメラによってこれまでのデジタルカメラにもない独自の進化が見られる。
そこでここまで2018年夏モデルを含む今注目の機種におけるカメラ性能比較を第1回(UI・風景編)および第2回(食べ物編)、第3回(お花編)、第4回(夜景編)と続けてきたが、最終回となる第5回目の今回は人物をテーマとした。
デュアルカメラやトリプルカメラを搭載することで、暗所での撮影がこれまでよりも明るく撮影できる機種が増えていることは前回の夜景編でも触れたが、実は複眼化によって暗所に強いだけでなく、人物撮影時に背景をボカすという機能もマルチレンズカメラ搭載機種ではウリにしている機種もあるのだ。そこで今回は、人物撮影で各機種の画像の仕上がりを比較してみたいと思う。
使用する機種はこれまでと同じくシャープの「AQUOS R2」、ソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)の「Xperia XZ2 Premium」、ASUSTeK Computer(以下、エイスース)の「ZenFone 5 ZE620KL」、サムスン電子の「Galaxy S9+」、ファーウェイ製の「HUAWEI P20 Pro」に加え、アップルの「iPhone X」、OPPO(以下、オッポ)の「OPPO R11s」の7機種だ。
なお、引き続き、Xperia XZ2 Premiumについては開発機を使用しているため、製品版とは異なる場合があるのであらかじめ了承いただきたい。
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