1000Whでは世界最小クラス!極低温などの環境でも安定した三元固体電池搭載のポータブル電源「YOSHINO B1200 SST」を試す【レビュー】


三元固体搭載の次世代ポータブル電源「YOSHINO B1200 SST」をレビュー!

防災やアウトドアなどにおいて重宝する大容量電池を搭載した持ち歩ける「ポータブル電源」のニーズが高まっています。スマートフォン(スマホ)などを充電できる「モバイルバッテリー」よりも大容量な電池を搭載し、出力もより高くなっているので家電などにも電源供給ができるため、電源が取れないような情況で活用ができます。

一方でこれまでのポータブル電源の課題としては安全性とサイズ感がありました。今回、そうした課題を解決する安全性を考慮した新しいバッテリー技術の三元固体電池を搭載し、コンパクトな世界最小サイズ(TÜV SÜD Sクラス認証)の次世代ポータブル電源としてシノパワージャパンが「YOSHINO B1200 SST」を発表しました。

YOSHINO B1200 SSTは2025年4月17日(木)より予約受付を実施しており、5月26日(月)に発売されました。販路は公式Webサイト( https://www.yoshinopower.co.jp/ )内の公式Webストアのほか、Amazon.co.jp楽天市場となっており、価格(金額はすべて税込)はオープンながら通常価格が169,900円で、さらに2025年5月26日(月)まではキャンペーン価格として99,900円とのこと。

また予約販売特典としてコンパクトソーラーパネルを無料でプレゼントしています。なお、予約販売特典は数量限定のため、予告なく終了する可能性があるとのこと。今回、そんなYOSHINO B1200 SSTをヨシノパワージャパンよりお借りして試してみましたのでその模様を紹介します。

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YOSHINO B1200 SSTのパッケージ

YOSHINO B1200 SSTはヨシノパワージャパンがこれまでポータブル電源を展開してきた中でニーズが高かった1kWh(1000Wh)クラスの容量である1085Whを搭載したポータブル電源で、新たに三元固体電池を搭載することによって従来の1kWhクラスのポータブル電源に比べて体積を約20%減らすことができ、世界最小クラスのコンパクトサイズとなっています。サイズは約296×204×256mm、質量は約11.6kg。

三元固体電池は独自開発の2P9Sを搭載しており、87.74Wh/Lと業界最高水準のエネルギー密度ながらも安全性が高く、150℃耐熱・13kN圧迫・4mm穿刺試験を含む安全性試験をクリアしており、-20℃〜65℃の広温度域で安定動作します。出力はAC100V/20A×4(100V・1200W、瞬間最大1600W)となっており、コーヒーメーカー(800〜1100W)や電子レンジ(1000W)などの利用が可能です。

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YOSHINO B1200 SSTのサイズ比較例(YOSHINO B1200 SST発表会にて)
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三元固体電池(YOSHINO B1200 SST発表会にて)

またUSB出力は最大100W(20V/5A)のUSB Type-Cポート、60W出力のUSB Type-Cポート、USB Type-A(18W)×2の合計4ポートを搭載しており、スマホやタブレット、ノートパソコン(PC)の急速充電に対応しています。一方、DC出力は12V/10A(DC5521)となっています。すべてのポートの同時利用に対応しているため、最大1200W出力内であれば、ACコンセントで調理器具を利用しながらUSB PDポートでノートPCとスマホを同時に充電することが可能です。

また災害時で利用する例としてはLED照明(10W)なら約92時間(3.8日間)連続駆動、スマホ(12W)なら約76回のフル充電ができます。さらにフロント部分には高輝度タッチディスプレイ(残量/入力出力/エラー表示)のほか、LEDライトが搭載されています。

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出力ポート
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LEDライト

本体の充電についてはAC充電ケーブル、ソーラー充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブルが付属しています。なお、DC5521 to シガーソケット出力ケーブルも付属しています。充電時間はAC充電(1000W)で70分で満充電となり、60分で80%まで充電ができます。また太陽光入力(最大400W)の場合は晴天時なら5〜6時間でフル充電となるとのこと。さらに車内シガーソケット(120W)で8時間程度でフル充電となります。なお、バッテリー管理システム(BMS)で4000回の充放電サイクルを実現しており、1日1回の使用で約11年間のバッテリー寿命に相当します。

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付属ケーブル(左からAC充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブル、DC5521 toシガーソケット出力ケーブル、ソーラー充電ケーブル)
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背面の充電ポート

他にもスマホなど向け専用アプリ「YOSHINO」では電力消費量や温度のリアルタイムモニタリングや各出力の制御に対応しています。また無線LAN(Wi-Fi)とBluetoothの両方にも対応しており、ネットワーク環境がないアウトドアの際もバッテリーの状況を確認可能です。

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専用アプリ「YOSHINO」(YOSHINO B1200 SST発表会にて)

筐体設計は堅牢設計で、EN 62368規格に準拠した振動試験(10-55Hz、6時間連続)や0.9m落下試験をクリアしているとのこと。また工事現場などで利用するようなシーンで転倒や落下にも対応しており、35〜52dBという低騒音性能(500W以下時は静音モード作動)も映像収録現場など繊細な作業環境での使用に適しています。さらに日本国内でのサポート体制として不要になったヨシノバッテリーの無償回収サービスなどを国内で実施しています。

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安全性・堅牢設計の説明(YOSHINO B1200 SST発表会にて)

実際に使ってみると、1kWhのポータブル電源としては小型のため、車などに搭載してアウトドア利用に使いやすく感じました。300Wh程度の小型のポータブル電源はアウトドアで利用していると出力や容量が不足に感じることがあり、1000Whクラスの容量であれば余裕で利用ができます。三元固体電池搭載で堅牢設計のため、長期に渡って安全に利用できる仕様となっており、使いやすいポータブル電源だと感じました。

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利用シーンの紹介(YOSHINO B1200 SST発表会にて)
記事執筆:伊藤浩一

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