Xperia PLAYの実機に触れます!

既報のとおり、NTTドコモは、14日、ゲームに特化したソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」を発表しました。

翌15日から千葉市の「幕張メッセ」で開催している「東京ゲームショウ」(一般公開日は17日・18日)では、試作段階の実機が展示されています。そこで、日本版のXperia PLAYを直に触ろうと行ってきましたので、レポートしたいと思います。
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ホーム画面はarc/acro/rayと変わらず

まずは本体正面です。ホーム画面は、Android 2.3を搭載しているXperia arc/acro/rayとほぼ同じものを搭載しています。今まで国内で販売されてきたXperiaと異なるのは、一番右側に検索ボタンが付いたことです。このボタンを押せば、どんな画面が表示されていてもすぐGoogle検索画面へとジャンプすることが出来ます。

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背面はドコモロゴと型番が

背面カバーも海外版とほぼ同一ですが、よく見ると、NTTドコモのロゴと、国内での型番(SO-01D)のシルク印字が入っています。ロゴが気になる方。海外版と同一寸法だそうですので、海外版の裏ぶたを輸入しても良いのではないでしょうか。

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上部には電源・スリープボタン

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下部中央にストラップホール

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左側にはイヤホンマイク端子とマイクロUSB端子

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右側にはゲームで使えるL/Rボタンと、その間にボリュームボタンが

本体の上下左右部を見て、特徴的なのはゲーム用にL/Rボタンが用意されている点です。それ以外は今までのXperiaと何か大きく違う点があるか、と言われるとそうでもないです。特徴的なのは、スライドした後の姿にあります。

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スライドするとゲームパッドが!!

このXperia PLAYの最大の特徴と言えば、ゲーム特化。本体を右側にスライドさせると、ゲームパッドが出現します。方向キー、○、×、△、□ボタン、STARTボタン、SELECTボタンと、L/Rタッチパッドなど、ゲーム操作で使うもののほか、Androidならではのメニューボタンも付いています。

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背面はスライド用レールが見えるタイプ

スライドは、背面のレールが見えるタイプですが、見た目に配慮がなされており、いかめしい、といった印象は一切受けません(個人的な感想です)。

実際に持つ前は、重さや薄さのバランスが非常に気になっていたのですが、実際に持ってみると、結構バランス的に配慮されている印象がありました。ゲームをやるにあたっては画面側が重すぎること、あるいはキー側が重すぎ(軽すぎ)ることが気になりがちですが、このバランスであれば、気にせずゲームできることでしょう(これも個人的な感想です)。PlayStationゲームだけでなく、様々なゲームで使えるそうです。

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ゲームはXperia PLAY Game Launcher(写真)か、PlayStation Pocketから起動

肝心のゲームに関しては、PlayStation Storeで購入したものは"PlayStation Pocket"から、それ以外のものについては"Xperia PLAY Game Launcher"またはアプリの直接タップで起動できます。体験コーナーで動いていた展示機では、前者・後者ともに正常に動いていたのですが、写真撮影に利用した機体では、前者がどうしても起動できませんでした…(試作故のトラブルです)。SO-01DにはPlayStationのゲームが2つ(「みんなのゴルフ2」と「クラッシュ・バンディクー」)プリインストールされていますが、いずれも実際に触れる展示機ではサクサク動いていました。電話着信やホームボタンを押すことなどによる途中操作中断にも対応しています。

東京ゲームショウにご来場の際は、是非、Xperia PLAYを体験していって下さいね!

※冒頭にも書きましたが、本記事で撮影に使用したXperia PLAY SO-01Dは発売前の試作機で、製品版と仕様が異なります。また、会場において体験できる実機は、展示会場専用の特別仕様となっています。ご了承下さい。

記事執筆:せう(井上翔)


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