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「高速通信したければコンビニへ」が新常識となるか

コンビニエンスストアのローソンは、全国のローソン店舗で無料・無制限のWi-Fi接続を提供する「LAWSON Wi-Fi」を4月6日(金)より開始しています。

スマートフォンのユーザーにとっては公衆Wi-Fiの選択肢が1つ増えることになり、また、ローソンにとってもWi-Fiをきっかけにした集客効果が期待できることになります。どの程度実用的に使えるのか、実際に試してみました。

「LAWSON Wi-Fi」を利用できるのは「ローソンアプリ」をインストールしたAndroid端末(iPhoneには5月頃対応予定)。利用にはポイントサービス「Ponta」の会員IDと会員の電話番号・誕生日をローソンアプリに入力しておく必要があります。ローソンアプリではPontaポイント表示やクーポン配布など、ローソンに関する様々な便利機能を利用することができ、LAWSON Wi-Fiはその機能の一つという位置づけです。

【ローソンアプリで「PontaIDでログイン」を選択(写真中央赤枠部)】
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【PontaIDと電話番号、誕生日を入力する】
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あらかじめローソンアプリにPontaの情報を入力し、端末のWi-Fiを有効にした状態ならば、ローソン店舗でローソンアプリを起動すると自動的にLAWSON Wi-Fiのアクセスポイントに接続されます。この状態でWebブラウザなどの通信が可能になるほか、映像、音楽、電子書籍などの店内限定コンテンツを楽しむこともできます。

【ローソン店舗でローソンアプリを起動すると自動的にLAWSON Wi-Fiにログインされる】
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【LAWSON Wi-Fi接続中はローソンアプリで限定コンテンツが楽しめる】
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技術的な面にも触れておきましょう。まず気になる通信速度ですが、私が試行した環境(ローソン 札幌南1条西六丁目)では数Mbpsが確保されており、実用的に通信を行うことができました。上位ネットワークはKDDIで、同店舗で利用可能な「au Wi-Fi」と共通のネットワークを利用しているようです。

【LAWSON Wi-Fiの速度は数Mbpsが安定して記録された】
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【LAWSON Wi-Fi(写真=上)とau Wi-Fi(写真=下)でネットワーク情報が類似】
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気になる点としては、LAWSON Wi-Fiには無線LANの暗号化が適用されていない点を挙げることができます。セキュリティが問題になる通信はブラウザのhttpsが有効になっていない限り控えたほうがよいかもしれません。

【LAWSON Wi-Fiには暗号化を示す鍵マークが表示されない】
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無線LAN暗号化の件のほか、PontaID、電話番号、誕生日という比較的公開されやすい情報がログイン情報として使われているなど、セキュリティ面の甘さが気になるのは事実です。ただ速度はそれなりに出ているため、店内限定情報へのアクセスや緊急時の利用などには便利に使えるのではないでしょうか。


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