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102SHが“プラチナバンド”に対応!

既報の通り、ソフトバンクモバイルは29日、Android 2.3を搭載するシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE 102SH II」を7月上旬以降に発売することを発表しました。昨冬モデルである「AQUOS PHONE 102SH」をベースとして、7月25日にサービスを開始する900MHz帯のW-CDMA規格の通信サービス「プラチナバンド」に対応した機種となっています。

発表会では、開発途中の実機が展示されていましたのでタッチ&トライした模様をレポートします。

カラーバリエーションはピンク、クラッシーブラック、シルバーの3色です。「102SHのバリエーションモデル」(説明員)ということもあり、違う色を持ってきたようです。

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左からピンク、クラッシーブラック、シルバー


メインカメラは、1210万画素の裏面照射CMOSセンサーを採用しています。ベース機同様、光学手ブレ補正に対応しており、写真を撮るとどうしてもぶれてしまう、という方にはとても嬉しい感じです。

赤外線通信は、シャープらしく、より高速な"IrSimple"での通信も可能です。おサイフケータイ(FeliCaポート)も搭載しているので、「モバイルSuica」を始めとするおサイフケータイサービスもバッチリです。

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裏面には1210万画素の裏面照射CMOSカメラ、赤外線ポートとFeliCaポートが


左側面には卓上ホルダ用の充電接点とマイクロUSB端子、ストラップホールが用意されています。

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左側面


右側面にはワンセグ用ホイップアンテナ、電源・スリープボタン、ボリュームボタンが用意されています。ホイップアンテナは伸縮可能ですが、回りません。

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右側面


電池カバーは、本体全体を覆うかたちで、はめ込み式です。

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下部には電池カバーを外すためのくぼみが


イヤホンマイク端子は、防水・防塵端末にも関わらず、ふたがない仕様(浸水を許容する設計)になっています。地味にここは好印象なポイントですね。

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上部にはイヤホンマイク端子


システムメモリー(いわゆるRAM)は1GB搭載されています。また、ストレージ(いわゆるROM)は4GB搭載されます。

展示機では、前者は製品版通りに搭載されていましたが、後者は展示機では若干製品版より少なくなっており、アプリケーションのインストールなどに領域としてはおよそ1.1GB確保(そのうち、アプリケーションに305MB利用)されていました。

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RAMとROMの容量表示


シャープの端末というと、常に電池パック容量が気になるところですが、ベースモデル同様、1520mAhと、スマートフォンとしてはふつうぐらいの容量のものを搭載しています。ソフトウェアで省電力運用をサポートする「エコ技」も搭載しています。

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電池パックは1520mAhです
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「エコ技」も完備です。


OSは、ベース機同様、Android 2.3を搭載しています。今後、Android 4.0へのアップグレードを予定しています。

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OSはAndroid 2.3.5を搭載してます


最後に、起動の様子を動画で紹介しておきます。



そのほか、プラチナバンドに対応したこと以外のハードウェア・ソフトウェア的な仕様は、ベース機と同様ですので、「AQUOS PHONE 102SH特集」もあわせてご確認下さい!


記事執筆:せう(井上翔)


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