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充電やパソコンにつなぐだけがUSB端子ではありません!

まもなく、「GALAXY Note II SC-02E」が発売となる今日この頃。しかし、先代の「GALAXY Note SC-05D」もまだまだ現役。OSもAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)にアップグレードして、OS面でもまだまだ戦えます。

ということで、SC-05Dを更に活かすべく、注目したのは、本体の下部にあるマイクロUSB端子。ここ、充電やパソコンとの接続だけでなく、もっといろんなことができるんです。しかし、取扱説明書には詳しいことを書いてないんですよね…。そこで、今回はマイクロUSB端子の活用方法を少しですがご紹介します!

■USBホスト(USB-On-The-Go)機能
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魔法の「USBホストケーブル」

SC-05Dを含めて、最近のスマートフォンには「USBホスト」と呼ばれる機能が付いています。「ホスト」と言うと、違う方向で想像してしまう方もいるかもしれませんが、素直に意味を取れば、「受け入れ役」。要するに、USB機器を接続して使う機能です。

とは言え、世に出ているUSB機器のほとんどは、パソコンとの接続を前提としているため、ホスト側は「Type A」と呼ばれる端子形状になっています。一方、SC-05Dを含めた今時のスマホでは通常、他の機器に接続する「ゲスト」になることが多いので、ゲスト用の「Type Micro-B」(Type Bの最小サイズ版)になっています。そこで「USBホストケーブル」、あるいは「USBホストアダプター」と呼ばれる変換コネクターが必要となります。

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USBキーボードをつないでみる

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しっかり認識しました!

手持ちのアメリカ英語配列USBキーボードをつないでみたところ、正常に認識して入力することができました。ただし、標準の「Samsung日本語入力」では、外部キーボード入力中でも画面上のキーボードが隠れませんATOK for Androidなど、文字入力ソフトによっては外部キーボードを使うと画面上のキーボードが隠れて、より広い画面で入力できます。外付けキーボードを利用する際は、別の文字入力アプリを利用することも検討すると良いかもしれません。

キーボードの配列は、アメリカ英語のものがオススメです。日本語キーボードを利用すると、記号を正しく入力できないことがあります

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USBメモリーを挿入すると…

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しっかり認識しました!

USBメモリーをはじめとするUSBマスストレージデバイスも使うことができます。USBメモリーにある画像やドキュメントデータのチェックもできます。

■MHL(HDMI)出力機能
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サムスン製のドコモ純正オプション「HDMI変換ケーブル SC01」

SC-05Dは、「MHL」という画面の外部出力規格に準拠しています。この規格に準拠した映像デバイスに直接つなぐことで、SC-05Dの画面をそのまんま出力することができます。しかし、世の中、スマートフォン以外でMHLに対応した機器はまだまだ出始めたばかり、といった感じです。そこで、「MHL to HDMIアダプター」と呼ばれる機器を利用することで、既存のHDMI端子を備えた映像機器に画像を出力できるようになります。今回は、上の写真の通り、ドコモ純正の「HDMI変換ケーブル SC01」を利用してみました。

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画面がそのまんま出力できました!

このアダプターにマイクロUSB端子経由で電源を供給しつつ、HDMI接続すると、きちんと同じ画面を出力できます。動画はもちろんですが、プレゼンシートを出先で出力する時にも役立ちそうです。

SC-05DのマイクロUSB端子を活用すれば、もっと幅広い使い方ができるはずです。是非、お読みの皆さんもお試しあれ!!

記事執筆 :せう(Sho INOUE)


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