日本エイサーから販売されている8.1インチディスプレイサイズの世界初フルWindows 8搭載PCとなる「ICONIA W3」。
前回は外観を中心に紹介しましたが、今回は、Windows PCの基本性能をチェックするべくエクスペリエンスインデックスと、本体と同時発売になった専用キーボードの紹介をしたいと思います。
○エクスペリエンスインデックス
まず、注釈となってしまいますが、エクスペリエンスインデックスは、Windows搭載PCの性能を数値化して表示するWindows標準機能ですが、絶対的な性能をあらわすものではありません。PCの性能を知るための一つの指標のようなものと捉えていただけると良いかと思います。また、今回比較に出した他の機種とはWindowsのバージョンが異なるので参考程度にご覧ください。
他のミニサイズのWindows搭載PCと比べてみる
それでは、ICONIA W3-800のエクスペリエンスインデックスを調べてましたので、ご覧ください。
Intel製「Corei5」チップ採用の「Surface Pro」などのモバイルPCとは違い、ICONIA W3-800は、駆動時間とサイズを優先したIntel製「Atom」チップ採用のPCなので、性能自体は決して高くはありません。
とはいえ、Officeファイルの編集やちょっとしたWebブラウジングは問題ないほか、YouTubeやニコニコ動画といった動画サイトでの動画再生もスムーズに行えました。
ICONIA W3-800のエクスペリエンスインデックス(最小1.0から最大値で9.9)
・プロセッサ(CPU)………………………………………………3.5
・メモリ(RAM)……………………………………………………4.7
・グラフィックス……………………………………………………3.6
・ゲーム用(ポリゴンなど)グラフィックス……………………3.2
・プライマリハードディスク(HDDやSSDの転送速度)…5.6
ここで、小型のWindows搭載PC端末となる、ウィルコム「WILLCOM D4 WS016SH(Windows 7にアップグレード済)」(以下、WS016SH)とNTTドコモ「Windowsケータイ FMV LOOX F-07C」(以下、F-07C)のエクスペリエンスインデックスと比べてみましょう(ただし、最大値が異なるため、あくまで参考にとどめてください)。
F-07Cのエクスペリエンスインデックス(最小1.0から最大値で7.9)
・プロセッサ(CPU)………………………………………………1.1
・メモリ(RAM)……………………………………………………2.5
・グラフィックス……………………………………………………2.9
・ゲーム用(ポリゴンなど)グラフィックス……………………2.4
・プライマリハードディスク(HDDやSSDの転送速度)…4.6
WS016SHのエクスペリエンスインデックス(最小1.0から最大値で7.9)
・プロセッサ(CPU)………………………………………………1.9
・メモリ(RAM)……………………………………………………4.2
・グラフィックス……………………………………………………2.9
・ゲーム用(ポリゴンなど)グラフィックス……………………2.5
・プライマリハードディスク(HDDやSSDの転送速度)…4.3
Windowsのバージョンや異なり、最大値をより大きくとっているWindows 8で参考程度の比較ですが、他2機種のエクスペリエンスインデックスと比較しても、ICONIA W3-800が高い数値を出しているのがわかります。
特にデュアルコアCPUの恩恵は大きいようで、CPUの数値では他2機種(Win8基準で測定すると+0.5~0.7くらいになるはず)を大きく突き放しています。ちなみに、これら2機種においてもOfficeファイルの編集は、それなりにできてしまうことを付け加えておきます。
CPUの世代やRAM容量が大きく異なるので、比較するのは少々乱暴かもしれませんが、今のAtom CPUのモバイルPCは侮れませんね。
○専用キーボードを試してみる
つづいては、同時発売となった専用Bluetoothキーボード「Acer Clavier Bluetooth for Iconia W3-810」を紹介します。
このキーボードは、Bluetooth接続の専用キーボードです。6列タイプのフルキーボードで、パっと目にはアイソレーションキーボードに見えますが、パンタグラフキーボードになっており、実際に打ってみれば手触りですぐにわかります。
カーソルキーやPageUp・Downキーの位置、形状がAcerのPC独特のものになっており、Acer製PCに慣れてない人には少々慣れが必要かもしれません。パンタグラフキーなので入力感覚は良好で、サクサクとタイピングができます。
本体裏面にはICONIA W3-800と合体収納(後述)するための窪みとゴム足、電池ボックスがあります。
キーボード裏面には専用の窪みがあり、本体と合体する形で収納ができます。ただし、合体収納時は本体のディスプレイ側は保護できますが、キーボード面が剥きだしになるので、同梱の専用カバーなどを利用した方が良さそうです。
尚、前回の記事で「SIMスロットを塞いだような部分?」とした場所は、専用キーボードと合体するためのフックを引っかけるための窪みであることが判明しました。
○専用キーボードの良い点・悪い点
使ってみて気がついたことがいくつかありましたので、専用キーボード購入の参考になればと思います。
良い点
・フルキーボードなので、ソフトウェアキーボードではできない操作も一通り可能
・非常に軽量で合体しても1kgを切る
・専用にデザインされているので、見た目の統一感も良い
悪い点
・個人差はあるが、Acer独特のキーボードに慣れる必要がある
・合体収納時にキーボードがむき出しになるので、さらにスリーブやケースを必要とする(同梱でフェルト地のケースはある)
・合体時は面積が大きくなり、カバンに入れるなどするとき、ひと工夫が必要な場合がある
・トラックポイントなどのないキーボードなので、画面タッチとキー操作の両方が必要なので操作が面倒な場合がある
・値段が高め(7,980円)
ただし、キーボードとしての使いやすさはバッチリなので、他のサードパーティ製のキーボードなどを買う場合の比較材料にしてもらうといいかもしれません。
これからも続々と登場するとみられる、8インチ以下のフルWindowsマシンの一番乗りとして登場したICONIA W3-800。周辺機器もこれからドンドン増えてくるかと思います。
また、一部のNexus7対応のBluetoothキーボードでも快適に利用が可能なので、色々と試してみたい・遊んでみたいユーザーには一番面白い時期かも(?)しれませんね。
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