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NTTドコモが公式Webサイトにて公開しているdocomo LTEサービス「Xi(クロッシィ)」の速度別エリアマップが更新されており、2014年6月末までのエリア拡大予定が確認できるようになっている。

速度別エリアマップは、「NTTドコモ -エリアマップ-」から「Xi(速度別エリア)」を選ぶと確認可能。今回更新されたことで、東京都内でも下り最大112.5Mbps対応エリアが拡大予定であることがわかった。

更新されたエリアマップで新しく確認できるようになったのは、2014年4月以降に利用可能な帯域幅が拡大する1.5GHz帯(Band 21)の15MHz幅を使った下り最大112.5Mbps対応エリアの拡大だ。

すでに東名阪エリアでサービスが提供されている1.7GHz帯(Band 3)の20MHz幅を使った下り最大150Mbps対応エリアに加えて、1.5GHz帯を利用した下り最大112.5Mbps対応エリアが東名阪でも拡大予定となっている。

1.5GHz帯を利用した下り最大112.5Mbps対応エリアは、東名阪エリア以外では徐々に対応エリアが拡大していたものの、東名阪エリアでは利用可能な周波数帯域が限られていることから通信速度が最大112.5Mbpsになるのは2014年4月以降となっており、首都圏を含む東名阪エリアで対応予定が確認されたのは今回のエリアマップ更新が初めてとなる。

なお、下り最大112.5Mbpsや下り最大150Mbpsといった速度は理論値で実際にはベストエフォートとなるほか、ともにLTE(FDD-LTE)におけるCategory 4に対応した機種が必要となり、ほぼ2013年冬モデル以降のAndroidスマートフォン(一部非対応)となっている。そのため、Apple製スマートフォン「iPhone 5s」および「iPhone 5c」はCategory 4には対応していないため最大100Mbpsとなる。

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