CES 2014にて展示されていた「Neptune Pine」を紹介!

米ラスベガスにて1月7日(火)から10日(金)まで開催されていた世界最大級のIT・家電関連イベント「2014 International CES(CES 2014)」のWrist RevolutionにおけるNeptune Computerブースにて、2.4インチ液晶や1.2GHzデュアルコアCPU、3G、2G、無線LAN(Wi-Fi)、GPS、デュアルカメラ+デュアルフラッシュなどを搭載したAndroid搭載オールインワンスマートウォッチ「Neptune Pine」を展示していました。

今回は、このNeptune Pineを紹介したいと思います。

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Neptune Computerは、現在19歳のSimon Tian氏が創業したベンチャー企業。彼は「スタンドアローンで使える」ことが大事だとして開発しているのが今回紹介するNeptune Pineとなります。

クラウドファウンディングサービス「Kickstarter」で開発・製造資金を集めており、プレオーダーすることが可能で、今年3月中旬に出荷開始する予定だということです。価格は335ドル(約34,000円)。

Neptune Pineは、スマートウォッチというよりもむしろ小さなスマートフォン(スマホ)を無理矢理リストバンドで腕に付けているといってもいいような製品です。

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その代わりに、Tian氏が言うようにスタンドアローン(単体)でスマホの代わりに使えるように、2.4インチQVGA(240×320ドット)TFT液晶やQualcomm製1.2GHzデュアルコアCPU「Snapdragon S4」、OSにAndroid 4.1.2(開発コード名;Jelly Bean)、16もしくは32GB内蔵ストレージ、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、A-GPS、加速度センサー、3軸ジャイロセンサー、電子コンパス、スピーカー、マイク、3.5mmイヤホンマイク端子、5メガピクセルアウトカメラ、VGAフロントカメラ、LEDフラッシュ、810mAhバッテリー、バイブレーションというように、通常のスマホが搭載している部品はほぼ内蔵されています。

もちろん、携帯電話ネットワークにも対応しており、GSM/GPRS/EDGE(850、900、1800、1900MHz)およびUMTS/W-CDMA/HSPA+(850、1700、1900、2100MHz)に対応し、通話や通信が可能となっています。microSIMカードサイズのスロットも搭載。

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バッテリーも連続待受時間が最大約120時間、連続通話時間が最大約6時間(3G)もしくは最大約8時間(2G)、連続インターネット利用時間が最大7時間となっており、まずまずといったところ。

肝心のサイズがわかりませんが、厚みは約14.2mm、質量は約60gということでなかなか実物としては2.4インチディスプレイなのでかなり大きいです。腕に付ける意味があるのか……というのはさておき、発送としてはシンプルですが、こういった製品が19歳の青年がクラウドファウンディングで開発できてしまうところは今の世の中はなかなか面白いなという感じがします。

なお、以下にTian氏による自信たっぷりなNeptune Pineの紹介ムービーがKickstarterに掲載されていましたので、載せておきます。なんとも頼もしいです!今後も含めて期待したいですね!!



記事執筆:S-MAX編集部


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