プリスマのケースを比較!

スマートフォン(スマホ)など向けアクセサリーを販売するジービーエス(GBS)が展開するサービス「プリスマ」は、オリジナルのiPhoneケースが1個から作ることができる。

価格も1個当たり1,980円(税込)と非常に手軽で、お気に入りデザインのiPhoneケースの作成はもちろん、プレゼント用にオリジナルのiPhoneケースを作るといった使い方もできるサービスだ。

S-MAXでもこれまでに、作成や購入方法を含めたレビューを数回に渡って掲載してきたが、今回は、プリスマでケースを作る際、ベースとなる4種類のケースを比較して、その違いをみていこうと思う。

○ケースの種類
まずは、プリスマで購入できるケースは、4種類の異なる素材があることについて触れておこう。プリスマは、「iPhone 4/4S」「iPhone 5/5s/5c」「iPhone 6/6 Plus」に対応した専用ケースに、自分好みの画像データを利用して、オリジナルデザインのiPhoneケースを作成・購入できるのだが、ベースとなるケースの素材は、iPhoneの種類によって変わってくる。

それぞれのiPhoneに対応しているケースのタイプは以下の通り。
●iPhone 6 Plus…「クリアソフトTPUケース」
●iPhone 6…「クリアハードケース」「クリアソフトTPUケース」
●iPhone 5/5s…「クリアハードケース」「クリアソフトTPUケース」「ブラックラバーハードケース」「ホワイトラバーハードケース」
●iPhone 5c…「クリアハードケース」「クリアソフトTPUケース」
●iPhone 4/4S…「クリアソフトTPUケース」

150424_prisma_02_960
機種選択画面(左)、iPhone 6 Plusのケースタイプ(中央)、iPhone 6 のケースタイプ(右)

150424_prisma_03_960
iPhone 5/5sのケースタイプ(左)、iPhone 5cのケースタイプ(中央)、iPhone 4/4Sのケースタイプ(右)

専用のプリスマアプリでケースを作成するのだが、アプリのトップ画面で「自分の写真でケースを作る」をタップすると、機種を選択する画面が表示されるので、該当する機種をタップしよう。

ケースのタイプが最も多いのがiPhone 5/5s向けの4種類、次いでiPhone 6とiPhone 5cの2種類、iPhone 6 PlusとiPhone 4/4Sの1種類というラインナップだ。


150424_prisma_04_960
「サイズ・位置の調整」の画面(左)、「プレビュー」の画面(右)

そこで今回は、iPhone 5/5s向けの4種類をすべて注文、ケースのタイプを比較するため同じデザインにしてみた。

余談だが、今回使用した画像は横向きの画像をサイズ・位置の調整の画面でケース内にうまく収まるようにサイズの調整をした。


○4種類のケースの比較
アプリで作成したケースは、プレビュー画面で「購入」をタップすると、Safari(ブラウザ)が起動してWeb上の商品購入ページにアクセスする。ここからはすべてWeb上での操作となり、一般的なWeb通販と同様の購入方法だ。

注文後、数日で手元に届いたそれぞれのケースを見ていこう。

150424_prisma_05_960
パッケージに入った状態。一番左はiPhone 5

150424_prisma_06_960
左から「クリアハードケース」「クリアソフトTPUケース」「ブラックラバーハードケース」「ホワイトラバーハードケース」

150424_prisma_07_960
ケースの内側。左から「クリアハードケース」「クリアソフトTPUケース」「ブラックラバーハードケース」「ホワイトラバーハードケース」

150424_prisma_08_960
ケースの上部側面(画像上)と下部側面(画像下)。左から「クリアハードケース」「クリアソフトTPUケース」「ブラックラバーハードケース」「ホワイトラバーハードケース」

150424_prisma_09_960
「クリアハードケース」(画像左)と「クリアソフトTPUケース」(画像右)

150424_prisma_10_960
「ブラックラバーハードケース」(画像左)と「ホワイトラバーハードケース」(画像右)

ケースの柔らかさは「クリアソフトTPUケース」が最も柔らかく、そのほかの3種類はわずかに弾力性はあるものの、硬さのあるハードケースだ。


○正面と背面
続いて、実際にiPhone 5にケースを装着し、正面と背面を見比べてみよう。

150424_prisma_11_960
「クリアハードケース」

150424_prisma_12_960
「クリアソフトTPUケース」

150424_prisma_13_960
「ブラックラバーハードケース」

150424_prisma_20_960
「ホワイトラバーハードケース」

「ブラックラバーハードケース」以外は違いが分かり難いが、iPhoneの側面部分もしっかり覆っていることは分かる。

ちなみに、プリントについては、若干下地の色が影響するため、クリアケースとブラック、ホワイトのケースでは色味が異なる。よりくっきりとした色合いで楽しみたい場合は「ブラックラバーハードケース」が最もおすすめだ。

ただし、今回のように同じデザインで並べて見比べないと分からないレベルなので、色合いだけでなく持ちやすさや好みの質感といった要素で選んで問題はないだろう。


○側面部分
写真でももう少し違いが分かるであろう側面部分を見ていこう。

150424_prisma_21_960
「クリアハードケース」上部側面

150424_prisma_22_960
「クリアハードケース」下部側面

150424_prisma_23_960
「クリアハードケース」背面カメラ部分

150424_prisma_24_960
「クリアソフトTPUケース」上部側面

150424_prisma_25_960
「クリアソフトTPUケース」下部側面

150424_prisma_26_960
「クリアソフトTPUケース」背面カメラ部分

150424_prisma_27_960
「クリアソフトTPUケース」側面のストラップホール部分

150424_prisma_28_960
「ブラックラバーハードケース」上部側面

150424_prisma_29_960
「ブラックラバーハードケース」下部側面

150424_prisma_30_960
「ブラックラバーハードケース」背面カメラ部分

150424_prisma_31_960
「ホワイトラバーハードケース」上部側面

150424_prisma_32_960
「ホワイトラバーハードケース」下部側面

150424_prisma_33_960
「ホワイトラバーハードケース」背面カメラ部分

専用ケースのため、いずれのケースも側面のボタン、端子類、背面のカメラは、ケースを外すことなる利用できる。下部側面は大きく開口しているのでイヤホンや充電ケーブルの接続もスムーズにできるだろう。

特筆する点としては、最も柔らかい素材の「クリアソフトTPUケース」においては、下部側面のイヤホンジャックとLightningコネクター部分にはキャップが付いている点、さらには、iPhoneの正面向かって右側面の下の方にストラップホールも備えている点、がほかの3種類とは異なっている。

最後に、付属品についても簡単に触れておこう。今回のiPhone 5/5s向けのケースでは、クリーニングクロスとディスプレイ保護フィルムがそれぞれ1枚ずつ入っていた。

150424_prisma_34_960
クリーニングクロスとディスプレイ保護フィルムが同梱する

iPhone 4/4S、iPhone 5/5s/5cについては、同梱する付属品は同じだが、iPhone 6およびiPhone 6 Plus向けのケースを注文した場合は、クリーニングクロスとディスプレイ保護フィルムに加えてハンドストラップも1本同梱する。


筆者はこれまでのレビューで持ちやすさ、滑り難さ、さらにはどのiPhoneにも対応している点から「クリアソフトTPUケース」を選択してきたが、プリント面の色合いや、iPhoneを正面から見たときに引き締まった印象を受ける「ブラックラバーハードケース」もおすすめしたいほどには気に入った。

一方で、ホワイトのiPhoneには側面部分もホワイトにできて可愛さが増す印象の「ホワイトラバーハードケース」も捨て難い。

比べれば比べるほど悩んでしまうという人は、気軽にデザインやケースのタイプが違うものをいくつか作って試してみるのもいいだろう。

150424_prisma_35_960





[Image] QRコードアプリ名:プリスマ オリジナルケースを作ろう
価格:無料
カテゴリ:ライフスタイル
開発者:Gbs Inc.
バージョン:1.10.0
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id596683434?mt=8

btn_itunes




■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
プリスマ (S-MAX)
プリスマ