ワイヤレスヘッドホン「SoundPEATS Q9A」をチェック!

スマートフォン(スマホ)を音楽プレイヤーとして使っていると気になるのが、イヤホンのケーブルの取り回し。そんなケーブルに対するストレスを取り払ってくれるのがBluetooth対応のワイヤレスイヤーレシーバーだ。

今回は大手Webストア「Amazon.co.jp」にて3,999円という低価格で購入できるSoundPEATSのBluetoothイヤーレシーバー「Q9A」の実機レビューを行ってみたいと思う。特にこの製品はBluetoothでも高音質でデータを伝送する「atp-X」規格に対応する機器であれば音楽プレイヤーとの相性もいい。

また、atp-Xだけではなくスマホのハンズフリー通話と音量、再生・停止などのリモコン操作(BluetoothのプロファイルとしてA2DPおよびAVRCP、HSP、HFP)に対応する。もちろん、iPhoneやiPod touchなどのiOS搭載機種、そして、Androidなどに対応するほか、Bluetooth対応のソニー製ポータブル音楽プレイヤー「WALKMAN NW-A10シリーズ」でもリモコン操作が可能であることが確認できた。

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パッケージの中にはQ9A本体、説明書と、2種類のポーチ、充電ケーブル、3種類のイヤーチップ、ケーブルの長さを調整するフラットラインバックル、ケーブルを簡単にまとめられるフラットラインクランプと様々なものが付属する。


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イヤフォンは耳に差し込むタイプのカナル型。ランニングでも耳から外れないイヤーハンガーでリスニングポイントを固定できる。慣れるまで装着とベストの音質ポジションを見つけるのが大変だが、一度決まってしまえば耳に差し込んでハンガーを回転させて調整するという流れで使えるようになる。


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イヤーチップのサイズが合ってないと低音が抜けて音がスカスカに聞こえるので、自分の耳に合うサイズに交換して調整しよう。


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レシーバーの右側にインターフェイスがまとめられている。上部には上からボリュームマイナスボタンがあり長押しで曲の頭に早戻しができる。中央のボタンは電源ボタンと再生ボタンを兼ねている。長押しでBluetoothのペアリングモードに切り替わる。着信時にはこのボタンが受話・終話ボタンとなる。その下がボリュームプラスボタンで、長押しで曲送りだ。


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下部にはLEDでBluetoothのペアリング状態が確認できる。青で常時点灯がペアリング中だ。左側にはキャップ付きの充電用のmicroUSB端子、この端子の下に見える穴が通話用のマイク。


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充電は約1~2時間でフルとなり、連続使用時間は3~4時間といったところ。充電中は赤いLEDが光る。


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持ち歩きに便利なポーチが付属する



Q9Aの音質はしっかりと装着すると中低音がパワフルでロック系などのジャンルを得意とする印象だ。高音はハイハットなどの輪郭もしっかりと聞き取れるが高い音はあまり得意ではなく、全体的に中低音域に寄っている。ハイレゾイヤフォンとはまったく異なる方向性だが、聴き疲れしないこの音に慣れてくる。

Q9Aをしばらく使っているが、スマホをバッグに入れた状態でもケーブルを気にすることなく使えるのはやはり便利だ。また、イヤフォンがしっかりとイヤーハンガーで固定されているのも安心感があって良い。

移動する際は取り回しのいいQ9A、じっくりと音楽を聴くなら有線のイヤフォン・ヘッドフォンと使い分けるのも楽しみ方の一つだ。



記事執筆:mi2_303


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