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クアッドコプタードローンはついに4Kの世界へ!お値段も現実的!?

パシフィコ横浜にて2016年6月21日(火)〜22日(水)の2日間、写真に関する機材やプロ向け写真機器など扱う展示会「PHOTO NEXT 2016(フォトネクスト2016)」(主催:プロメディア)が開催されました。

本記事ではLANDSCAPEのブランドでマルチコプタードローンを販売しているジャパンクリエイトのブースでiPhoneやiPadなどに対応したクアッドローターのドローン「Phantom4」などが展示されていたので紹介します。

エントリーモデルながら4K撮影に対応したクアッドコプター「Phantom4」
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「Phantom4」(DJI製)

Phantom4はマルチコプタードローン最大手のDJIの新型モデルのクアッドコプターで、同社のモデルではエントリー機としながら、4Kカメラによる高解像度な映像を撮影を可能にしているほか、自動操縦による自動帰還や最高時速72kmでの高速飛行が可能と、非常に高性能なものとなっています。

本機を操縦するプロポの上側にiPad、およびiPhoneを接続し、Phantom4のカメラからの画像を端末側で確認したり、写真の撮影をタップ操作で行うことができます。

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「Phantom4」の前面(写真=左側)および背面(写真=右側)

背面には充電・映像データの転送に使うUSB端子とHDMI端子があります。また、Phantom4の外側には障害物回避センサーが搭載され、周囲の障害物(建築物など)を自動で判別し接触しないようにオートで回避する機能や動く被写体を接続したiPad(iPhone)で設定すると自動で認識し、追尾しながらフレームの中へ収めるように撮影するといったことも可能です。

4Kカメラにはスタビライザー(ブレ防止機能)も搭載されているので、撮影された動画はとても滑らかなものになります。
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エントリー機としては初搭載になる4Kカメラ

気になる価格は基本セットで189,000円(税別)。予備バッテリーが1本追加されたセットで199,800円(税別)となります。

これだけのスペックをもったクアッドコプターとしてはかなり安価な部類になるのではないでしょうか。


また、ブース内には最上位モデルとなる「DJI Inspire1 Pro Black Edition」も展示されていました。
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最上位のプロフェッショナルモデル「DJI Inspire1 Pro Black Edition」

こちらは更にカメラが大型化し、プロポもう1台追加することで撮影と操作を分担して操作が可能になるなど、さらに本格的な仕様となっています。

こちらのお値段は504,630円(税別)。さすがにこれを個人で買う方はいないかとは思いますが…


iPad(iPhone)を接続して画面にカメラからの映像を受け取ることができるクアッドコプター(ドローン)はいくつもありますが、本格的な4撮影の利用が可能なモデルはまだ少なく、エントリー帯のPhantom4でこれが可能になったのは非常に大きいかと思います。

モバイル端末と連動した空撮ドローンはまだまだこれから伸びていくと思います。興味が湧いたなら、一度公式ページを覗いてみましょう!
…そして、個人でプロフェッショナルモデル「DJI Inspire1 Pro Black Edition」の購入に踏み切る猛者の登場を心待ちにしております。


記事執筆:河童丸


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