白物家電メーカーのアクアと日本マイクロソフトが家電IoTサービスで協業! |
日本マイクロソフトとアクアは7日、家電とクラウドを組み合わせた家電向けIoT(Internet of Things)サービスの協業を発表した。第1弾として「AQUAクラウドITランドリー(仮称)」を2017年内にテストマーケティングの開始を目標としている。
これまでアクアのコインランドリー向け製品はIT化を推し進めることで、売り上げなどをオンプレミス上で管理し、パソコンなどでデータの閲覧をすること可能としている。
今回は、IT化をさらに推し進め、さまざまなデータをクラウド上で管理し、ビッグデータ分析を行うというもの。これにり、効果的な営業や問題点、改善点、機械の故障検知、コストダウンなどの情報を分析・実行することでビジネスの変革をもたらすことが狙いだ。
アクアが協業するパートナーを日本マイクロソフトとした背景には、「Azure」が持つセキュリティー面やIoT向けのセンサーおよび各種モジュールなどの技術を持つパートナー企業との連携、開発期間の短縮、そして、将来を見据えたグローバル展開を見越して選ばれたとのこと。
今回の発表は、あくまで日本マイクロソフトとアクアの協業発表であり、具体的な取り組みやサービスの特徴などはこれから検討していくとのことだった。コインランドリーのクラウド化によるビッグデータの分析から得た知見を今後の製品開発に役立てていくとしている。
こうしたビッグデータの分析によって、コインランドリーを利用するコンシューマーも新しいサービス体験ができるようになるとのこと。現在はスマートフォン(スマホ)などによる混雑状況の検索や洗濯終了時を知らせるサービスなどがあるが、これらがより便利に、さらに新機能が追加される可能性もあるだろう。
第1弾のコインランドリーIoT化のテストマーケティング結果を受け、第2段はどのような製品になるのかはまだ明かす段階ではないとしているが、将来的には個人向けの家電製品にもクラウドの技術、IoT化を推し進めていくとのことだった。
記事執筆:mi2_303
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・アクアと日本マイクロソフト 家電 IoT で協業 | News Center Japan