NTTドコモ向け富士通製スマホ「F-01J」がWi-Fi Alliance通過!写真は「らくらくスマートフォン3 F-06F」

無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体「Wi-Fi Alliance」は30日(現地時間)、富士通製スマートフォン(スマホ)「F-01J」が2016年9月30日(金)に通過したことを公開しています。NTTドコモの型番ルールに沿っており、タイミング的に10月にも発表されると見られる「2016-2017冬春モデル」として投入されそうです。

また、Wi-FiがIEEE802.11a/b/g/n準拠で2.4および5.xGHzに対応しているためミドルレンジクラスの製品だと思われ、過去の状況から類推するとミドルレンジからミドルハイレンジクラスあたりになるのではないかと予想されます。

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F-01JはAndroid 6.0.1(開発コード名:Marshmallow)を搭載した未発表で開発中の製品です。そのため、発表・発売されないこともありますが、大方はきちんと発売されるので正式発表が待たれます。

Wi-Fi Allianceの資料では、2.4GHzおよび5.xGHz帯におけるIEEE802.11a/b/g/n準拠しており、WPAおよびWPA2、WMMに対応。

これまでに富士通のNTTドコモ向けスマホでは、ミドルレンジクラスのarrows FitシリーズでもIEEE802.11a/b/g/n準拠となっているため、同シリーズあたりかまた違ったミドルレンジからミドルハイレンジクラスのモデルになるのではないかと見られます。一方、富士通では夏モデルにハイエンドの「arrows NX」シリーズも投入していないため、arrows NXもあるのではないかと予想されています。

なお、NTTドコモでは他にも各種認証機関にてVoLTE対応フィーチャーフォンと見られる「F-02J」や「SH-01J」、「P-01J」のほか、シャープ製スマホ「SH-02J」およびZTE製スマホ「MO-01J」、「Galaxy Note 7 SC-01J」などが通過しており、その他にも日本での発売が明らかにされている「Xperia XZ」や「Xperia X Compact」などとこれまで通りに多数の機種がラインナップされそうです。楽しみですね!


追記(2016/10/05 20:55:24)
コメント欄にてシゲシゲさんに指摘していただきましたが、著者がWi-Fi Allianceにて公開されている資料を確認し間違えておりました。

正しくは2.4および5.xGHzに対応しており、IEEE802.11a/b/g/n準拠でした。そのため、記事内容を一部訂正・修正し、間違っていたことをお詫びいたします。

今後、著者だけでなく、編集部での確認も含めて間違いがないように対応していきたいと思っています。

記事執筆:memn0ck


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