ファーウェイの人気SIMフリースマホ「HUAWEI P10 Plus」の夜景撮影の使える機能を紹介!

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)が都内にてメディア関係者向けのワークショップを7月31日に開催し、6月にSIMフリーモデルを販売開始したHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)製の最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「HUAWEI P10」(以下、P10)および「HUAWEI P10 Plus」(以下、P10 Plus)のカメラ機能を活用する方法を紹介した。

これらのP10およびP10 Plusの両機種は背面に「Leica(ライカ)」のダブルレンズカメラを搭載し、後からピント位置やボケ量をコントロールする「ワイドアパーチャ」機能や印象的な写真に仕上げる「モノクロ」モード、さらにポートレート撮影に特化した「ポートレート」モードを追加するなど、さまざまな撮影モードを持つ。

一方で、その多彩な撮影モードについての解説が少なく、どのようなシーンで使えるのかが分かりづらいという面もある。そこで、ワークショップでは撮影モードの解説を、夏休みに向けた撮影テクニックとして取り扱った。今回は、P10 Plusを使った作例などを交えてワークショップの内容を紹介していく。

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説明を行ったファーウェイ・ジャパンの担当者は、まず写真撮影においてスマホで済ませているケースが多いことに触れた。スマホは手軽に撮影できる一方で「夜景や花火など、暗いところが上手く撮れない」、「スマホのバッテリーがすぐなくなる」、「ズームがあまりできない」、「シャッターが遅い」、「インカメラの画質が悪い」という不満も上がっていると言う。

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そこで続けてP10 Plusを中心にこれらの不満点を解消するための方法を紹介。なお、P10およびP10 Plusは、写真・映像関連の業界団体であるTIPA(Technical Image Press Association)における優れた製品を選定する「TIPA AWARDS 2017」の「BEST PHOTO SMARTPHONE」部門として、カメラとしての高いクオリティーを評価されいる。

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P10 Plusのアウトカメラは、開放F値1.8の第2世代Leicaダブルレンズカメラ Pro版「Leica SUMMILUX-H レンズ」を搭載。モノクロセンサーは約2000万画素、RGB(カラー)センサーは約1200万画素だ。

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厚さ1cmに満たない薄いスマホの中に物理的にレンズやカメラの仕組みは搭載できないため、一眼レフカメラのような画質を再現するのは難しい。そこで解決策としてセンサーとレンズをふたつに分けて有効活用すること……これがファーウェイが見つけたモノクロセンサーとRGBセンサーを搭載する理由だ。

元となる考え方は、人などの眼が光と色を感知してモノを見ているという仕組みを参考にして開発したのだという。強い光を感じる錐体細胞と、弱い光を感じる桿体細胞のふたつの働きをそれぞれRGBセンサーとモノクロセンサーが担う。

こうしたハードウェアの高度な処理で高画質を得ることができるわけだが、ソフトウェア面ではユーザーがさまざまなシチュエーションで撮影できるように多彩な撮影モードを用意している。

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例えば、日中の撮影だけではなく、夜景撮影のための「夜景撮影」モードや「ライトペインティング」、そして「HDR」モードも夜景撮影で活用できる。さらに「プロ」モードであればシャッタースピードを遅くして夜景を綺麗に撮影することも可能だ。

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注意点として、夜景撮影モードやプロモードでシャッタースピードを遅くした場合、手持ちではどうしても手ブレをしてしまう。そこで、スマホスタンドや三脚などでスマホを固定して撮影することが必要となる。スマホを固定することができない場合は、音声シャッターやブレないよう姿勢が維持できる方法が紹介された。

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またスマホでは光学式ズームレンズを搭載するデジタルカメラと違い、シンプルな単焦点レンズであるために光学ズームができない。ソフトウェアで画像を拡大するデジタルズームでは画質が粗くなってしまうのだが、P10およびP10 Plusの「ハイブリエッドズーム」機能は2000万画素のモノクロセンサーを1200万画素にトリミングし、そこにカラー情報を補完するので高画質な2倍ズームを可能としている。

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続いて、シャッターが遅いという不満点は「シャッターチャンスに弱い」と解釈し、P10 Plusが搭載する4つのオートフォーカス機能を紹介した。イメージセンサーに搭載する「像面位相差フォーカス(PDAF)」と赤外線で距離を測る「レーザーフォーカス」、2つのカメラの視差で被写体までの距離を測る「デプスフォーカス」、そして「コントラストフォーカス」で、高速オートフォーカスを実現する。デジカメと同様に瞬時にピント合わせを行い、すぐに撮影が可能となる。

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さらにリアカメラが搭載するポートレートモードについても触れた。ポートレートモードは「3D顔面認識」による「ダイナミック・イルミネーション」、「美肌補正」、「背景ぼかし効果」を搭載する。

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立体的に顔を認識し、スタジオ撮影のような綺麗なライティング効果を再現する。さらに一眼レフカメラで撮影したような背景をぼかすことも可能だ。

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フロントカメラではこれらの明るいレンズとピクセルビニング(画素混合)技術によって夜景撮影でも明るく、鮮明な肌色を再現する。

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スマホをカメラとして使用した場合気になるバッテリーの減りが不満点として挙げられていた。特に長い時間カメラを起動してシャッターチャンスを待っている場合や動画撮影をするとバッテリーを多く消費してしまう。

そこでP10 Plusは3750mAhの大容量バッテリーと、30分の充電で1日使える超急速充電に対応する。例えば、旅先でも出かける30分前に充電するだけというのは手軽で良い。

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一方で、P10とP10 PlusではフロントカメラもLeicaレンズを採用した約800万画素を搭載し、レンズは開放F値1.9という明るさを実現している。さらにフロントカメラでは珍しいオートフォーカスを搭載しているため、セルフィーにおいても高画質を実現している。

セルフィー時にも芸術的効果をオンにすることで背景をぼかした撮影もできる。なお、P10のフロントカメラも同じ画素数とレンズを使用しているが、オートフォーカスは非搭載だ。

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最後にP10 Plusのカメラ機能のおさらいが紹介された。明るい3つのLeicaレンズを搭載し、ワイドアパーチャ機能や夜景撮影機能、そしてポートレート撮影モードや綺麗なセルフィー撮影機能でいろいろな撮影シーンに対応する。

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ワークショップ終了後には、P10 Plusを使った夜景の撮影体験会も開催された。通常の撮影モードでも十分綺麗に夜景が撮れている。

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夜景撮影モードは約12秒の本格的な長時間露光をするため、手ブレ対策として三脚などで固定する必要がある。撮影は歩道橋の手すりにP10 Plusを置いて手で固定して撮影したためブレが心配だったが結果は、白飛びせず驚くほど綺麗な夜景撮影ができた。夜景撮影ではオススメの撮影モードだ。

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面白いのがHDRモードだ。通常の撮影モードでは光の明るさに反応して暗く写ってしまうシーンだが、HDRモードを利用したところこの明るさで撮影できた。夜景撮影モードよりはお手軽なので手段として覚えておくと良いだろう。

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ライトペインティングモードのひとつ「テールライトトレイル」は動く自動車の光を線で表現できる撮影モードだ。特に難しい露出設定の必要がなく、動画撮影と同じくただ撮影開始と終了をシャッターボタンで指示するだけ。ここまで手軽に撮れるなら、使わない手はない。

テールライトトレイルは、交通量や速度、そして撮影時間は短すぎても、長過ぎてもだめで、”どれだけ軌跡を残すのか”これが撮影の面白さであると感じた。

夜景撮影モード同様に光の軌跡を記録するためには数秒撮影する必要があるため、三脚やスマホを固定するなどブレ対策が必須だ。

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ワイドアパーチャ機能を使って絞りをF0.95に設定したところ、水銀灯の明かりに照らされた地面の凹凸が生々しい独特の雰囲気のある写真が撮れた。

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ワイドアパーチャ機能のボケは、点光源が丸くなる「玉ボケ」まで再現するので特に夜景撮影と相性が良い。

お盆休みはP10 PlusおよびP10の多彩なカメラ機能で、思い出の写真を残してみてはいかがだろうか。





記事執筆:mi2_303


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