ついに待ちに待ったSペン対応スマホ「Galaxy Note8」がdocomoとauから発売!

サムスン電子ジャパンが日本では10月26日に発売された本体に収納可能なスタイラスペン「Sペン」が特長の新しいスマートフォン(スマホ)「Galaxy Note8」(サムスン電子製)を記念して都内にて発売記念イベントを開催しました。

Galaxy Note8はNTTドコモ向け「Galaxy Note8 SC-01K」およびau by KDDI向け「Galaxy Note8 SCV37」が販売開始され、日本では3年ぶりに投入される「Galaxy Note」シリーズということで注目度も高く、予約も好調で今夏モデル「Galaxy S8」や「Galaxy S8+」に続くヒットになりそうです。

イベントは、トークショーを中心とした第1部と、新キャンペーンが中心に構成される第2部に分かれて開催されましたが、今回は第1部の様子をご紹介します。

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発売を記念するイベントには豪華なゲストが招かれた

第1部には、ゲストとしてお笑いコンビのスピードワゴンや藤本美貴さん、鈴木あきえさんが招かれ、新製品のGalaxy Note8の魅力を余すことなく語りました。

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Galaxy Note8を紹介するサムスン電子ジャパンの猪股氏

また、サムスン電子ジャパンからは無線事業部 プロダクトグループ課長 猪股 裕行氏が登壇。新製品に対する意気込みや新製品の魅力を語りました。

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Sペンのペン先も細くなり、細かい作業が可能に


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サムスン電子の社員がGalaxy Note8を用いて描いたとする作例

Galaxy Noteシリーズと言えば、本体に内蔵可能なスタイラス「Sペン」の存在は欠かせません。Galaxy Note8では新たに4096段階の筆圧検知を備えており、紙に近いかき心地を実現しています。またSペン自体の重さは、約3gと非常に軽量に仕上がっており、電池も不要と非常に親切な設計となっています。

さらにペン先を約0.7mmに微細化したことによって、より滑らかな書き心地を実現。そのため、メモ用紙の代わりとしてはもちろんのこと、絵心のある人なら芸術作品や漫画などのドローイングにも使えてしまうでしょう。

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スリープ状態でもそのままメモが書ける「画面オフメモ」

またスリープ状態時でも本体からSペンを取り出すことでそのままメモが取れてしまう「画面オフメモ」も便利です。この画面オフメモは100ページまで追加することも可能なのでとっさに多量のメモを取る必要が生じても安心です。

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画面上でSペンのボタンを推すことで起動する「エアコマンド」

今までのGalaxy Noteシリーズでも搭載されてきた「エアコマンド」はGalaxy Note8でも引き続き搭載。画面上でSペンをホバーリングさせ、Sペン中央に配置されているボタンを押し込むことによって各種機能へのショーットカットとしての役割を果たすことが可能です。

エアコマンドでは、Galaxy Note8に標準で搭載されている機能はもちろんのこと、ユーザーが任意でインストールしたアプリに対しても設定可能。Galaxy Note8の独自機能であってもカスタマイズが可能という点は嬉しいところです。

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「Sペン」を用いた新機能「ライブメッセージ」

Galaxy Note8から新たに追加された「ライブメッセージ」は、Sペンを用いて描いた絵や文字などの筆跡をGIFアニメーションの形式でSNSなどに投稿できる機能。単純な筆跡を残すだけでなく、画像の上からのドローイングも可能。様々なシチュエーションで活用できそうです。

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Sペンも本体同様IP68等級の防水・防塵性能を備えている

Sペンは「本体に収納可能」といった機構でありながらも本体・SペンともにIP68等級の防水・防塵性能(JIS規格ではIPX5およびIPX8準拠の防水、IP6X準拠の防塵)を備えています。そのため、仮に水に濡れてしまったとしても簡単には破損しないことは当然ながら、メモも引き続き取り続けることが可能となっています。

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Galaxy S8シリーズでも好評だった「インフィニティ ディスプレイ」も継承


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約6.3インチの有機ELディスプレイはHDR再生にも対応

Galaxy Note8は狭額縁の約6.3インチQHD+(1440×2860ドット)Supre AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。今年の春に発売されたGalaxy S8シリーズでも採用された18.5対9と縦長な「インフィニティ ディスプレイ」も引き続き採用し、Galaxy Noteシリーズならではの大画面を採用しながらも横幅が抑えられているために持ちやすいのが特長です。

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Galaxyシリーズとしては初のデュアルレンズカメラを搭載

背面カメラにはシリーズ初となるデュアルレンズカメラを搭載し、広角+望遠の2つのレンズによるカメラモジュールで構成されています。広角カメラはF値1.7と非常に明るいレンズを搭載しているのに対して、望遠レンズでは広角カメラ比で約2倍相当の写真を撮影可能です。なお、広角・望遠レンズともにOIS(光学手ブレ補正)を搭載。望遠側でもOISを搭載している機種は珍しく、これも嬉しいところです。

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NTTドコモとauの最速通信に対応。3つの生体認証も搭載

Galaxy Note8は、NTTドコモでは最速788Mbps、auでは最速708Mbps(ともに理論値)の高速データ通信や高音質・低遅延な通話が可能な「VoLTE」に加え、おサイフケータイ(FeliCa)、ワンセグ・フルセグといった日本向けのサービスにも対応します。

また、虹彩・指紋・顔と、3つの生体認証にも対応。これによって、使い方に合わせたロック解除方法を選択することが可能となるので、より快適な操作ができるでしょう。

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ミッドナイトブラックとメープルゴールドの2色展開となる

日本市場ではNTTドコモとauから発売され、カラーバリエーションはともに「ミッドナイト ブラック」と「メープル ゴールド」の2色展開となっています。

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各種トラッキングが可能なフィットネスバンド「Gear Fit2 Pro」


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左右独立型のBluetoothイヤホン「Gear Icon X」

さらに心拍数などのトラッキングが可能でGPSセンサを内蔵するフィットネスバンド「Gear Fit2 Pro」や左右に独立しておりバッテリー内蔵のケースにセットすると充電も可能な「Gear Icon X」、Galaxy Note8やGalaxy S8シリーズをテレビなどのディスプレイに接続してデスクトップパソコンのように使える「DeX Station」の発売もアナウンスされました。これらの製品は11月11日から販売されています。

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その後、トークセッションではスピードワゴンの井戸田潤さんと小沢一敬さんのほか、タレントの藤本美貴さんと鈴木あきえさんが登場。Galaxy Noteシリーズでは代名詞とも言える「Sペン」の機能を中心に新機能を体験。新機能「ライブメッセージ」を用いてメッセージを画像に追記するデモンストレーションでは、ゲストが各々の作品を公開しました。

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イラストレーターがGalaxy Note8でイラストを追記してくれるキャンペーンも

Galaxy Note8の発売に合わせる形で、写真を送ると著名イラストレーターがイラストを追記して送り返してもらえるかもしれない「Galaxy #NoteMe キャンペーン」も開始。キャンペーン期間は10月26日から12月26日までの2ヶ月間で、写真の応募締め切りは12月17日までとなっています。

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3年ぶりのGalaxy Noteシリーズに期待したい


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内蔵スタイラス「Sペン」の書き心地は要チェックなポイント

2014年に発売したGalaxy Note Edge以来、実に3年ぶりの日本上陸となったGalaxy Note8。基本性能のスペックアップはもちろんのこと、インフィニティ ディスプレイや多彩な生体認証など、先進的な機能もさらに多数搭載し利便性は格段に向上している印象です。この秋の大画面モデルの大本命とも言えるGalaxy Note8、ぜひとも店頭で体験してみてください。





記事執筆:雪華


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