CIPAと横浜市でカメラと写真のイベントCP+2018を盛り上げる!

カメラ映像機器工業会(CIPA)が「CP+(シーピープラス)2018/フォト・ヨコハマ2018 合同記者発表会」を2017年12月12日に開催し、カメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+」への取り組みについて発表を行った。

CP+はワールドプレミアとなる最新のカメラや周辺機器などの展示だけではなく、横浜市との連携で写真文化に触れることができるイベントだ。今年の「CP+2018」の会期は2018年3月1日(木)~4日(日)の4日間(初日は開場から12時までプレスタイム、最終日は17時まで)で、場所は神奈川県にある「パシフィコ横浜」と「大さん橋ホール」で行う。

イベントはカメラだけでなく、スマートフォン(スマホ)のカメラアクセサリーの展示も行われ、カメラに詳しくない初心者でも楽しめる内容である。なお、入場料は一般1,500円だが、Web事前登録をすることで無料となるので、まずは事前登録がオススメだ。

今回は、CP+の今年の狙いおよび新たな取り組みについて紹介していく。

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今年のCP+のテーマは「一緒に はじめよう」だ。カメラ初心者や女性をターゲットとしたセミナーや体験イベントを実施するという。このテーマの背景には、昨年の来場者ははじめての来場者が30.9%、そのうちの性別では男性が26.6%、女性が52.6%であることが紹介された。また、出展企業からは若い世代の来場者を望む声が多いという。

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またキービジュアルも「写真を好きな女性が、女友達に対して真剣なまなざしで”一緒にはじめようよ”と誘うと言うコンセプト」と説明され、雑誌広告やポスターで展開する。

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若者を対象とした新しいイベント「Photo Weekend」では、写真家のヨシダナギさんと田中達也さんの写真展示とステージイベントを開催。

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その他、初心者や女性に向けたセミナーを実施。カメラの基本操作や被写体別の撮影方法など、様々な写真教室を開催する。これまで出展社によるセミナーは上級者向けなどカメラを知っている人向けが多かったが、今回は幅広い層に向けたセミナーを主催者イベントとして実施する。

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ファミリーやカップル、友人同士など来場記念となるイベントも実施する。フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが来場者の写真撮影を行うCP+写真館「Fly High by 安田菜津紀」では、来場者がジャンプした瞬間のとびきりの表情をプリントとでデータで持ち帰ることができる。

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また、CP+を知らない層にも興味を持って欲しいということから特集テーマを設定する。この試みは、特集のテーマを見て普段は買わない雑誌を購入ということがあると思うが、まさにそれをCP+でも行い、来場者のすそ野を広げるというもの。

今回は「パリ」を特集テーマとし、期間中の3月3日には日本でも人気の都市でもあるパリについて、東京大学大学院総合文化研究科の今橋映子教授が「パリ写真の愉しみ」と題し、パリ写真の魅力についてゲストスピーチを行う。

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さらに日本カメラ博物館の展示として写真発祥の国フランスのユニークなカメラや、「フォト・ヨコハマ」関連イベントして「マグナムが観たモノクロームのパリ」も開催し、横浜市とともにパリの特集を盛り上げて行く。

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ZOOMSの合同写真展とあわせて3月1日はGalleryトークを実施される。

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大さん橋ホールでは「PHOTO HARBOR」を開催。参加型写真展「御苗場」や写真集イベントで来場者を楽しませる。写真を見ることで創作意欲やこれまで感じることがなかった刺激に出会えるので是非足を運んでみて欲しい。

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パシフィコ横浜内の円形プラザではキャンピングカーの展示のほか、食事スペースが少ないという要望に応えるために、キッチンカーを出店。今年のCP+は食も楽しめそうだ。

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会場レイアウトは大きく変更となった。これまでは大きな展示ブースを壁面にレイアウトしていたが、今回は門構えのようなレイアウトとして導線をシンプルに、そして四隅のブースを見逃さないよう、中央にレイアウトしている。

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一眼カメラをはじめてみたい、最新のスマホのカメラアクセサリーを見てみたいと思ったら、CP+に無料で入場できる事前登録をオススメする。

記事執筆:mi2_303


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CP+2018 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」