Googleの短縮URLサービス「goo.gl」が終了に!

Googleは30日(現地時間)、URL短縮サービス「Google URL Shortener」( http://goo.gl )を終了するとお知らせしています。ただし終了後も作成した短縮URLについてはそのまま転送先にリダイレクトされ続けるとしています。

同社では今後、開発者向けに提供している「Firebase Dynamic Links(FDL)」( https://firebase.google.com/products/dynamic-links/ )に移行するほか、一般ユーザーは短縮URLサービスとしてより有名な「Bitly」( http://bit.ly )や「Ow.ly」( http://ow.ly )を利用するよう案内しています。

終了はまず3月30日から4月13日までに順次、匿名で利用する場合やこれまでGoogle URL Shortenerで短縮URLを作成したことがないユーザーは短縮URLを作れなくなり、数週間のうちにGoogle URL Shortenerのサポートも打ち切るとのことです。

またこれまでに短縮URLを作成したことがあるユーザーは2019年3月30日まで「goo.gl console」(以下、コンソール)にて新規作成および管理、分析などのすべての機能が利用できるものの、2019年3月30日以降はこれらの機能も終了します。

さらに開発者向けに提供している「URL Shortener API」も2019年3月30日まで読み出しは利用可能ですが、URL Shortener APIを使って新しい短縮URLを作成するのは2018年5月30日までとなっており、それ以降はFDL APIを使うことを推奨しています。

その後も作成した短縮URLについては作成または最後に編集したときの転送先URLにリダイレクトされるほか、コンソールから作成した短縮URLのリストをエクスポートできるということです。

Googleでは2009年にスタートしたGoogle URL Shortenerは主にパソコン(PC)向けを想定しており、スマートフォン(スマホ)へシフトしている現状ではアプリやスマートスピーカーなどにも対応しているFDLに注力していくとしています。

記事執筆:memn0ck


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Google Developers Blog: Transitioning Google URL Shortener to Firebase Dynamic Links