大容量1KWhで高出力に対応した超小型ポータブル電源「DJI Power 1000 Mini」を試す!約11.5Kgと片手でも持てる【レビュー】


片手で持てる小型なポータブル電源「DJI Power 1000 Mini」をレビュー!

ポータブル電源は小型モデルとしては可搬性の高い300Wh前後の容量が一般的です。ただし、ポータブル電源としては容量が小さいため、長時間の利用には向いていません。また高出力の家電では利用できないため、利用機器が限定されます。そうした課題を解決したポータブル電源「DJI Power 1000 Mini(型番:DYM1000M)」がDJIの日本法人であるDJI JAPANより2026年2月10日(火)に発売されました。

DJI Power 1000 Miniは前機種「DIJ Power 1000」の半分のサイズであり、片手でも持てるほどの小型モデルながら1008Wh(約1KWh)の大容量と高出力に対応しています。販路は同社の公式Webショップ「DJIストア」( https://store.dji.com/jp/ )のほか、Amazon.co.jpや楽天市場に加え、量販店やECサイトにおける正規販売代理店で、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格は本体のみが53,460円となっています。

またDJI Power 1000 Miniと各アクセサリーがセットになった車内電源ソケットコンボが62,040円、ドローン急速充電コンボが56,650円、100W折りたたみ式ソーラーパネルコンボが71,665円、車内急速充電コンボが58,410円で販売されています。今回、そんなDJI Power 1000 MiniをDJI JAPANよりご提供いただき、実際に試してみましたのでその模様を紹介したいと思います。

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DJI Power 1000 Miniの正面

DJI Power 1000 Miniはバッテリー容量が1008Whながらも質量が約11.5Kg、サイズが約314×212×216mmとなっており、1KWhクラスのポータブル電源としては超小型となっています。電池の種類はリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP電池)で、安全設計を採用しており、釘刺し試験に合格しているとのこと。また4000回の充放電サイクル後でも約80%の容量を維持するようになっています。

さらにインテリジェントバッテリー管理システム(BMS)として内蔵温度センサーを10個備えており、リアルタイムの温度と動作状況、充電の入出力状態をリアルタイムにスマートフォン(スマホ)など向けアプリ「DJI Home」で確認でき、外装には難燃性素材を採用し、最大1tの静的耐荷重性能、最大5000mの高度でも正常に動作、ポッティング工程のインバーターを保護で雨や結露、塩水噴霧のある環境下でも安全に動作します。

13DJI Homeアプリで入力・出力の確認画面
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DJI Power 1000 Miniの側面
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DJI Power 1000 Miniの上面

DJI JAPANよりリリーズされている以前に紹介した1KWhクラスのポータブル電源であるDJI Power 1000 V2と比較すると、ほぼ半分の大きさとなります。DJI Power 1000 V2は重量約14.2kgでサイズも大きいため、両手で可搬するスタイルですが、DJI Power 1000 Miniは片手で持ち歩くことができました。

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DJI Power 1000 V2とDJI Power 1000 Miniの比較
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DJI Power 1000 Miniを片手で運搬

ポートは4つのACコンセント(最大1000W/連続800W)、2つのUSB-Aポート(最大出力電力12W)、1つのUSB-Cポート(最大出力電力100W)を搭載しています。またSDCポートを介して特定の1200W家電製品に対応しています。さらに100W巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵しており、手軽にスマホなどの充電ができます。

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DJI Power 1000 Miniの搭載ポート
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100W巻き取り式USB-Cケーブル

本体の充電は家庭用電源、ソーラー、カーチャージャーで可能です。家庭用電源では58分で80%まで、75分で100%まで充電できる急速充電に対応しています。

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家庭用電源で充電

屋外などでは400W MPPTモジュールも内蔵されているため、ソーラーパネルに直接接続でき、ソーラーパネルによる充電ができ、SDCポートにDJI Power MC4ソーラー充電ケーブル(別売)とIBCPOWER 100W折りたたみ式ソーラーパネル(オプション)にてパススルー充電が可能です。なお、このパネルを2枚使ってDJI Powerソーラーパネル用MC4パラレルケーブル(別売り)で並列接続を行うと200W充電ができますので、充電時間を短縮できます。

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IBCPOWER 100W折りたたみ式ソーラーパネル2枚で充電例

一方、車での充電は400Wのカーチャージャーが内蔵されているため、DJI Power 車内バッテリー充電ケーブル(別売)を使用すれば、走行中でも160分でフル充電できます。

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DJI Power 車内バッテリー充電ケーブル(別売)

またバックアップ電源としての機能を搭載しており、電源の入ったDJI Power 1000 MiniにAC出力ポート経由でデバイスが接続され、ともに家庭用電源から電力が供給されている場合にポータブル電源はデフォルトでUPS(無停電電源装置)モードに入ります。停電が発生した場合にはDJI Power 1000 Miniは0.01秒以内に接続された製品への電力供給を開始します。また災害時に役立つLEDライトを内蔵しています。

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LEDライトを内蔵

実際にDJI Power 1000 Miniを利用してみると、小型サイズながらも大容量のメリットを感じることができます。300Whのポータブル電源にてちょこっと家電(250W)で400mlのお湯を沸かす場合には3回程度しか湯沸かしができませんが、DJI Power 1000 Miniは10回程度の湯沸かしができますので実用的です。

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DJI Power 1000 Miniとちょこっと家電で利用例

また電気毛布(50W)を利用する際には300Whのポータブル電源では6時間程度の利用時間となりますが、DJI Power 1000 Miniでは20時間利用できますので、車中泊などで一晩利用する場合も安心して利用ができます。

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DJI Power 1000 Miniと電気毛布で利用例

なお、EV車の日産サクラを100W充電を使用する場合は13A程度の出力が必要となり、DJI Power 1000 Miniは10Aの出力のため、充電は不可でした。なお、DJI Power 1000 V2は20Aで出力できるため、EVの充電は可能です。

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DJI Power 1000 MiniでEV充電の例

このようにDJI Power 1000 Miniは小型ながらも1KWhの大容量を持つため、キャンプや車中泊で実用的です。従来の1KWhクラスのポータブル電源が大きなサイズのため使用を断念していた人や300Whクラスの小型なポータブル電源で容量不足を感じている人にはDJI Power 1000 Miniはオススメできると感じました。気になった方は是非、チェックしてみてください。

記事執筆:伊藤浩一

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