楽天モバイルは15日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において2023年7月より実施している「Rakuten最強プラン」プロジェクトとして新たに2026年6月16日(火)から6月30日(火)までに全国36都道府県115市区町村で基地局を設置したとお知らせしています。
なお、サービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )は更新されておらず、2026年6月1日(月)付に更新されたままで、2026年5月18日(月)時点のデータとなっており、4Gや5GのSub6およびミリ波が色分けして表示でき、4Gのみや楽天モバイルショップの表示も可能になっています。ただし、このサービスエリアマップの4Gについてはパートナー(au)回線との合算となっています。
そのため、楽天回線のみの4Gエリアについてはホームルーターサービス「Rakuten Turbo」で利用できるサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/area/ )にて確認できるほか、パートナー(au)回線のサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/area/ )も個別に公開しています。
一方、楽天モバイルでは2025年3月に富士通グループの1Finityが開発・製造するOpen RAN(O-RAN)準拠の5G無線装置(Radio Unit:RU)「44R21」を採用して2025年中に楽天モバイルの日本全国で展開する完全仮想化された5Gネットワークで商用展開を開始予定であることをお知らせしていましたが、1Finityがこの5G無線装置を2026年5月より提供を開始したと案内しています。楽天モバイルではQualcomm Technologiesの「Qualcomm Dragonwing QRU100 Platform」を搭載したO-RAN準拠のMassive MIMO対応な1Finity製5G無線装置「32A37」を2026年中に商用展開する予定となっています。
楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円(金額はすべて税込)で使え、さらに何度かアップグレードされて2023年6月から新料金プランのRakuten最強プランに刷新し、パートナー(au)回線エリアも含めて3GB以下なら月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。
なお、Rakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなっているほか、Rakuten Linkは2023年8月にパソコン(PC)向けデスクトップ版も提供開始されました。また公式メールサービス「楽メール」も提供されています。そんなRakuten最強プランの提供開始に合わせてサービスエリアマップが更新され、Rakuten最強プランでは楽天回線だけでなくau回線でも同じ料金となることに伴い、4Gエリアについては楽天回線とau回線の合算表示となっています。
一方、2023年7月より新たに快適な通信環境を提供するために「Rakuten最強プラン」プロジェクトに取り組んでおり、全国各地の楽天モバイル基地局設置情報が市町村単位で公開されて確認可能で、一時は月1回の更新になったりもしていましたが、最近は再び月2回のペースに戻っており、今回は2026年6月16〜30日に全国36都道府県115市区町村で新たな基地局が設置されたとのことです。
特にau回線のローミング提供期間が現時点では2026年9月末までという問題もあり、楽天モバイルでは2026年に前年比3倍以上の2,000億円強という設備投資を計画しており、新たに「つながりやすさ強化宣言2026」としてトラフィックが集中するエリアなどでの通信品質向上を加速させ、特に都市部を中心に加入者数が増加しているエリアなどにおいてトラヒック増加分を自社ネットワークでカバーしきるように都市部をはじめとして設備を増強を行っているところです。
こうした中で楽天モバイルでは5GのSub6(3.7GHz帯)におけるO-RAN対応基地局のエリア拡大を加速するために1Finity製の無線装置の導入を行うとし、今回導入された44R21はO-RANに準拠した低消費電力の無線装置であり、富士通独自技術で小型軽量かつ低消費電力化を実現することによって設置スペースとネットワーク運用コストの削減に貢献し、日本全国における楽天モバイルのネットワークがより高密度なエリアとして構築されることを実現していくとしています。
またさらに今後に導入予定のMassive MIMOに対応した無線装置である32A37はO-RANオープンフロントホールインターフェースを介して集中ユニット(CU)および分散ユニット(DU)と相互運用し、Massive MIMOによってネットワークの容量を大幅に増加させながらエリアカバレッジを改善して実現されるビット当たりの通信に必要な電力を効率的に削減し、楽天モバイルのネットワークにおいて広範なエリアをカバーする44R21を補完するということです。
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