NTTドコモは1日、同社の携帯電話サービスで「いつでもどこでもつながるネットワーク」の実現に向けてSpace Exploration Technologies(以下、SpaceX)が提供する衛星通信サービス「Starlink」を利用した衛星とスマートフォン(スマホ)の直接通信サービス「docomo Starlink Direct」について2026年9月1日(火)から国際ローミング接続(「WORLD WING」契約がある場合は「WORLD WING」提供エリアを除く)を開始すると発表しています。
まずはアメリカ合衆国(以下、米国)の本土およびハワイ、アラスカの一部、プエルトリコ、フィリピン(全土)、カナダ(北緯58度以南)において利用でき、対象機種はSamsung Electronics製フォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold8」および「Galaxy Z Fold8 Ultra」、「Galaxy Z Flip8」から対応を開始し、2026年9月中に対応機種を追加するとともに今後も順次拡大していくとのこと。
これにより、日本からの渡航者が多い米国やフィリピン、カナダの国立公園や山岳地帯、海岸などの通信確保が難しいエリアにおいて天気や地図、位置情報などの確認が可能になります。また被災時においては家族や友人などとの通信手段の確保が可能になります。なお、docomo Starlink Directの国際ローミング接続は日本国内での利用時と同様に「ahamo」を含むすべての料金プランで申込不要で無料にて使えます。
docomo Starlink Directは2026年4月の提供以来、NTTドコモが提供するオンライン専用プランであるahamoを含むすべての料金プラン(LTE上空利用プラン除く)を契約している人に申込不要かつ無料で利用できるサービスとして提供しており、サービス提供開始から3か月で延べ650万人(2026年7月末日時点)が利用しているということです。
そんなdocomo Starlink Directにおいて新たに国際ローミング接続が提供され、同社が提供している「世界そのままギガ」や「ドコモMAX」などの通常の国際ローミングサービスと合わせて利用することによって米国やフィリピン、カナダでも通信環境を気にせず普段使っているスマホを利用できます。なお、接続するStarlink衛星は米国ではT-Mobile USA、フィリピンではGlobe Telecom、カナダではRogers Communications CanadaがそれぞれSpaceXとの連携により提供する衛星となります。
また利用に当たっては渡航先における対応機種を確認の上で最新ソフトウェアへアップデートし、docomo Starlink Directの利用設定およびデータローミング設定を有効にする必要があります。設定後に渡航先の提供エリアにおいて通信環境の確保が難しい場合(携帯電話サービスのエリア内またはWi-Fi接続状況下を除く日本国内および海外の対象の国・地域の遮蔽物がない屋外)に自動でStarlink衛星に接続され、衛星通信による国際ローミングが利用可能となります。
なお、利用できるのは対応機種・対応アプリでのデータ通信となり、音声通話は不可です。その他、対応機種や提供エリア、利用方法などの詳細は同社の公式Webサイトをご確認ください。NTTドコモでは今後もdocomo Starlink Directの対応国・地域および対応機種を順次拡大し、いつでも、どこでもつながるネットワークの実現をめざすとともに社会のあんしん・安全や利便性向上に貢献していくとしています。
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