Xiaomiは23日(現地時間)、中華人民共和国(以下、中国)の北京にて新製品発表会「小米 18 Pro 系列新品发布会」を開催し、同社が展開する「Xiaomi」ブランドにおける新商品として5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xiaomi 18 Pro」および「Xiaomi 18 Pro Max」(ともにXiaomi Communications製)を発表しています。まずは中国にて2026年9月23日(水)に発売され、今後、グローバル市場にて順次展開するということです。
中国向けは「Xiaomi 18 Pro(型番:M610BB)」と「Xiaomi 18 Pro Max(型番:M154FF)」となっており、内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージの違いによって複数のモデルが用意され、中国での価格はXiaomi 18 Proの12GB RAM+256GBストレージが5,999人民元(約141,000円)、12GB RAM+512GBストレージが6,999人民元(約164,000円)、16GB RAM+512GBストレージが7,999人民元(約188,000円)、16GB RAM+1TBストレージが8,999人民元(約211,000円)です。
一方、Xiaomi 18 Pro Maxの12GB RAM+256GBストレージが6,999人民元(約141,000円)、12GB RAM+512GBストレージが7,999人民元(約188,000円)、16GB RAM+512GBストレージが8,999人民元(約211,000円)、16GB RAM+1TBストレージが9,999人民元(約235,000円)で、さらに両機種ともに16GB RAM+1TBストレージには赤い透明な特別版が用意され、価格はXiaomi 18 Proが9,999人民元(約235,000円)、Xiaomi 18 Pro Maxが10,999人民元(約258,000円)となっています。なお、通常版はどちらも黑色および白色、冰桃粉、星河蓝の4色展開です。
グローバル市場向けは「Xiaomi 18 Pro(型番:2609BPN61G)」および「Xiaomi 18 Pro Max(型番:2611FPNFAG)」に加え、日本市場向け「Xiaomi 18 Pro Max(型番:2611FPNFAR)」の存在が明らかとなっており、少なくとも日本でXiaomi 18 Pro Maxが発売される見込みで、日本独自モデルが用意されているため、恐らく日本でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)に対応しているのではないかと予想されます。また日本でXiaomi 18 Proが発売される場合はFeliCaに対応しないグローバル向けとなると思われます。
Xiaomi 18 ProおよびXiaomi 18 Pro MaxはXiaomiが展開するフラッグシップスマホとなるXiaomiブランドにおけるナンバリングモデルの上位機と最上位機で、新たにQualcommが発表した2nmプロセスで製造されたハイエンド向けチップセット(SoC)「Snapdragon 8 Elite Gen 6 Mobile Platform」シリーズを搭載して非常に高性能となっているほか、ドイツの光学機器メーカー「Leica Camera(以下、ライカ)」と共同開発したデュアル2億画素CMOSのカメラシステムや背面サブディスプレイなどを搭載したハイエンドスマホとなっています。
主な違いは画面サイズや電池容量、SoC、冷却機構、スピーカーなどの多岐に渡っており、SoCはXiaomi 18 Proが「Snapdragon 8 Elite Gen 6 Mobile Platform」、Xiaomi 18 Pro MaxがSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6 Mobile Platform」で、画面はXiaomi 18 Proが約6.4インチSuper HD+(1120×2436ドット)LTPO AMOLED(有機EL)ディスプレイ(約419ppi)、Xiaomi 18 Pro Maxが約6.9インチSuper HD+(1208×2624ドット)LTPO AMOLED(有機EL)ディスプレイ(約418ppi)となります。
ともに画面の上部中央にパンチホールが配置され、アスペクト比は9:19.5で、1〜120Hz可変リフレッシュレートや最大300Hzタッチサンプリングレート、2160Hz PWM調光、12bitカラー(約680億色表示)などとなっており、背面のサブディスプレイはXiaomi 18 Proが約2.7インチ596×976ドットLTPO AMOLED(有機EL)ディスプレイ(約404ppi)、Xiaomi 18 Pro Maxが約2.9インチ596×976ドットLTPO AMOLED(有機EL)ディスプレイ(約394ppi)で、サブディスプレイも1〜120Hz可変リフレッシュレートや最大120Hzタッチサンプリングレートとなっています。
またメインディスプレイだけでなくサブディスプレイもDC調光(1nits〜)や最大輝度4000nits、HDR Vivid、HDR10+、Dolby Vision、BT.2020などとなっており、新たにハードウェアレベルで実装された覗き見防止機能「Xiaomi Privacy Display」が搭載され、光を正面方向にのみ集束させる特殊な光学画素構造と通常の発光画素を微小レベルでハイブリッド統合した画期的なアーキテクチャを採用し、正面からの視認性を完全に保ったまま、横方向60度の角度から見た際の光量を正面のわずか1%程度にまで劇的に低下させることが可能となっています。
さらにソフトウェアとも連携でき、画面全体にプライバシー保護を適用するだけでなく、メッセージアプリやパスワードの入力時、特定のフローティングウィンドウ、画面分割エリアのみを選択的にマスキングすることができるようになっています。パンチホール部分に約5000万画素CMOS(1/2.88型、1画素0.61μm、PDAF、4in1)+広角レンズ(F2.2、焦点距離21mm)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては画面内指紋センサー(超音波式)にも対応しています。
また画面は強化ガラス「Xiaomi Dragon Crystal Glass 3」で覆われており、側面はアルミニウム素材を採用し、背面パネルは通常版が強化ガラス、特別版が軽量性と剛性を高度に両立させた先進のグラスファイバーが用いられ、防水・防塵(IP68)に対応しています。サイズと質量はXiaomi 18 Proの黑色および白色、冰桃粉が約151.8×72×8.46mmおよび約203g、星河蓝および透明版が約151.8×72×8.56mmおよび約208g、Xiaomi 18 Proの黑色および白色、冰桃粉が約163.39×77.6×8.39mmおよび約235g、星河蓝および透明版が約163.39×77.6×8.47mmおよび約240g。
リアカメラは以下の構成で、背面のサブディスプレイをカメラのファインダーとしてプレビュー表示させることができるため、グループ撮影や高精細なVlog収録においてフロントカメラとは比較にならない豊かなボケ味と被写界深度、暗所性能を活かした撮影が容易に行えます。また被写体となっている人物自身も表情やポーズをリアルタイムに確認できるため、ポートレート撮影におけるコミュニケーションも劇的に円滑になります。
<Xiaomi 18 Pro>
・約2億画素CMOS(1/1.28型「Light Fusion 960」、1画素0.61μm、PDAF、16in1)+広角レンズ(F1.67、焦点距離23mm、OIS)
・約5000万画素CMOS(1/2.88型、1画素0.61μm、PDAF、4in1)+超広角マクロレンズ(F2.4、焦点距離17mm、画角102°、5m接写)
・約2億画素CMOS(1/1.56型、PDAF、16in1)+望遠レンズ(F2.4、焦点距離75mm、潜望鏡式、光学3.2倍、OIS)
<Xiaomi 18 Pro Max>
・約2億画素CMOS(1/1.28型「Light Fusion 960L」、1画素0.61μm、PDAF、LOFIC HDR、9in1)+広角レンズ(F1.67、焦点距離23mm、OIS)
・約5000万画素CMOS(1/2.88型、1画素0.61μm、PDAF、16in1)+超広角マクロレンズ(F2.4、焦点距離17mm、画角102°、5m接写)
・約2億画素CMOS(1/1.56型、PDAF、16in1)+望遠レンズ(F2.4、焦点距離75mm、潜望鏡式、光学3.2倍、OIS)
メインカメラには1/1.28型の大型イメージセンサーが採用され、レンズの開放値はF1.67という極めて明るい光学系を備え、焦点距離は35mm判換算で23mm相当となり、光軸のブレを的確に補正する強力な光学式手ぶれ補正(OIS)が組み込まれています。またこのイメージセンサーはXiaomi 18 Proには「Light Fusion 960」、Xiaomi 18 Pro Maxには新開発のLOFIC技術を統合した「Light Fusion 960L」センサーが採用され、強い光が画素に入射した際に飽和して溢れ出た電荷を隣接する大容量キャパシターに逃がして蓄積する構造を持ちます。
れにより、夜間の強烈なネオンサインや強い逆光下でのポートレート、明暗差の激しいトンネル出口のような過酷なライティング条件においても白飛びを物理的に抑制して驚異的なダイナミックレンジを単一露光で捉えることができます。また2億画素イメージセンサーなので16画素を1つの巨大な受光画素として結合するピクセルビニング技術によって暗所では受光感度を最大化させた極めてノイズの少ない1250万画素の美しい写真を出力します。
さらに2億画素という圧倒的な画素数を活かしたインセンサーズーム(センサー内クロップ)技術によって画質劣化を伴わないロスレスズームは最大12.8倍にまで到達します。これにより、光学3.2倍から約13倍相当の望遠域まで単焦点レンズで撮影したかのような鮮鋭な描写をシームレスに維持することができます。なお、望遠レンズユニットにはフローティングフォーカス機構が組み込まれており、無限遠の遠景撮影から最短撮影距離わずか約12cmまでのクローズアップ撮影に対応する「望遠マクロ(テレマクロ)」機能を備えています。
ソフトウェア面ではライカの伝統的な光学思想を継承した2つの撮影スタイル「Leica Authentic Look(ライカ・オーセンティック)」と「Leica Vibrant Look(ライカ・バイブラント)」が選択可能で、オーセンティックモードでは過剰なHDR合成やシャープネス強調を抑え、光と影のドラマチックな対比やクラシカルなトーンを忠実に再現します。一方、バイブラントモードでは現代のデジタル写真に適した鮮やかで記憶色に近い色彩表現を楽しむことができます。
さらにXiaomiの最新画像処理エンジンである「Xiaomi AISP」は撮影時のRAWデータに対して深層学習ベースの基底AIモデル(大模型)を直接適用するパイプラインを構築し、複雑な光線が交差する夕暮れ時や逆光シーンにおいても被写体の肌の質感や髪の毛のディテールを損なうことなく、自然なトーンマッピングと階調再現を一瞬で完了させます。動画撮影機能においても最大8K 30fpsの撮影をはじめ、4K 120fpsのハイフレームレート記録、10-bit Dolby Vision HDR、そしてカラーグレーディングの自由度を高める10-bit LOG撮影を完全にサポートしており、プロフェッショナルなシネマ制作にも十分対応できる性能を秘めています。
両機種ともに負極に高密度のシリコン化合物を配合した最新世代の「シリコンカーボン(珪素炭素)系リチウムイオンバッテリー」を搭載しており、シリコンカーボン技術は従来の黒鉛(グラファイト)負極に比べてリチウムイオンの吸蔵能力が飛躍的に高く、バッテリーセル自体の容積エネルギー密度を劇的に向上させることができます。これにより、従来の同等以下の薄型軽量な筐体プロポーションを維持したまま、驚異的なバッテリー容量を搭載することを実現しています。
バッテリー容量としてはXiaomi 18 Proには7000mAh、Xiaomi 18 Pro Maxには8500mAhという従来の常識を覆す超大容量バッテリーが詰め込まれており、高負荷なグラフィックスゲームや連続した4K動画撮影、明るい屋外での長時間使用を行っても、バッテリー残量を気にすることなく終日、あるいはライトユーザーであれば2日以上の連続駆動を容易に実現します。急速充電も「HyperCharge」技術によって両機種ともに最大100Wの超急速充電に対応しており、8500mAhもの超大容量バッテリーであってもわずかな短時間で実用的なレベルまで一気に充電を完了させることができます。
また独自の多段階電流制御とリアルタイム温度監視によって急速充電に伴うバッテリーセルの劣化や発熱を最小限に抑え、長期間にわたるバッテリー寿命を維持します。さらにワイヤレス充電環境においても最大50Wの「Wireless HyperCharge」をサポートしており、専用のワイヤレス充電スタンドに置くだけで有線並みのスピードで電力が供給されます。さらにワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、あるいはバッテリー残量が乏しい他の機器へ電力を分け与えることができるリバースワイヤレス充電機能は業界最高水準となる最大27Wという高出力を実現しています。
その他の仕様はUSB Type-C端子(USB 3.2、Display Port 1.4)およびWi-Fi 7やWi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠(2.4GHzおよび5GHz、6GHz)の無線LAN、Bluetooth 6.0、NFC Type A/B、UWB、位置情報取得(トリプルバンドA-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS、NavICなど)、Dolby Atmos、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、気圧センサー、電子コンパスなど。スピーカーはXiaomi 18 Proがデュアルステレオ、Xiaomi 18 Pro Maxがトリプルステレオとのこと。
洗練されたハードウェアの性能を最大限に引き出すプラットフォームとしてXiaomi 18 ProシリーズにはAndroid 17をベースにゼロから最適化された新世代オペレーティングシステム「Xiaomi HyperOS 4」がプリインストールされており、中核にはXiaomiが独自開発したマルチモーダル大規模言語モデル「Xiaomi MiMo」をベースとする次世代AIアシスタント「Xiaomi Hyper XiaoAi 2.0」が組み込まれています。これにより、従来の音声コマンドによる単純な操作を超え、画面上に表示されているドキュメント、画像、Webページの内容をマルチモーダルに瞬時に理解し、要約の作成、テキストの自動翻訳、画像内の特定オブジェクトの検索や切り抜き、さらには複雑なスケジュール登録などを自然な対話形式でシームレスに処理します。
本体側面に配置された専用のハードウェアAIボタンはこのインテリジェントなアシスタントと直結し、ボタンを短押しするだけで現在画面に開いている情報や記事をスマートスクラップブックに構造化して保存・整理させることができ、長押しすることで即座に高精度な音声入力やリアルタイム通話翻訳を起動できます。また前述した覗き見防止機能「Xiaomi Privacy Display」の即時オン・オフ切り替えなど、ユーザーが頻繁に使う操作をAIボタンのトリガーとして自由にカスタマイズすることも可能です。
昨日中国市場で発表されたXiaomi 18 Proシリーズですが、グローバル展開が決定しました。
日本ではどうなるか、続報をお待ちください。
とりあえず年内まだまだ忙しい日々が続きそうです。 pic.twitter.com/UabYmNSrpa— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) September 24, 2026
Xiaomi 18 Pro Series is going global this year.
The world's first smartphones powered by @Snapdragon Dual 8 Elites.
Get ready! pic.twitter.com/cI1WfNrqau
— Xiaomi (@Xiaomi) September 23, 2026
Adam Zeng, Senior Vice President of Xiaomi Corporation and President of the International Business Department, is here to introduce Xiaomi 18 Pro Series, the world’s first smartphone series powered by @Snapdragon Dual 8 Elites!
Watch the full speech here! 👀 pic.twitter.com/c916yBAQ6z
— Xiaomi (@Xiaomi) September 23, 2026
Congratulations to @Snapdragon on the launch of Snapdragon Dual 8 Elites! At this launch event, we're unveiling the Xiaomi 18 Pro Series device on the global stage for the first time!
Xiaomi 18 Pro Series, the world's first smartphones powered by @Snapdragon Dual 8 Elites! And… pic.twitter.com/W41GBDMwnV
— Xiaomi (@Xiaomi) September 23, 2026
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