あなたが「LISMO WAVE」で聞きたいのはどこのラジオ局? |
1/25にKDDIから発表された、auスマートフォンや携帯電話に全国52局のFMラジオがストリーミング配信されるサービス「LISMO WAVE」。1/26の午前10時から早速サービスが開始されました。今回は「IS03」を使ってアプリの使い勝手や音質、音の遅れなどを早速調べてみましたよ。
私が使用しているauスマートフォン「IS03」で「LISMO WAVE」を利用するためには、auのアプリケーションストア「au one Market」から専用のアプリをダウンロードします。アプリのダウンロード自体は無料です。
LISMO WAVEのアプリを起動すると、ラジオ局の選曲画面が表示され、ラジオ局を選ぶと再生が始まります。北海道に居ながらTOKYO FMが聴けるというのは非常に新鮮です。なおダウンロード直後はお試し利用という状態になっており、ラジオの再生が途中で停止するようになっています。ラジオを聴き続けるためには加入手続きが必要です。
再生中の曲名をタップしてそのまま楽曲購入できたり、ラジオ番組表の表示、またLISMO WAVEのアプリからTwitterに投稿できる機能など、ラジオの楽しみを広げる機能がアプリに備わっています。
肝心の音質ですが、スマートフォン本体スピーカーやヘッドホンで聴く限り非常にクリア。ストリーミング配信独特の音の歪みもなく、雑音に影響されるラジオより視聴環境は快適です。なおWi-Fi接続と携帯電話回線接続では、聴いた限り音質に違いはありませんでした。
さらに、ストリーミング配信では避けることができない配信の遅れについても調査。FMラジオとLISMO WAVEで同一のラジオ局(FM北海道)を聴いて遅れを調べたところ、Wi-Fi回線・携帯電話回線ともに約5分の遅れがありました。時報や緊急ニュースも当然遅れるので、その点は注意が必要ですね。
LISMO WAVEはFMラジオが聴ける「ラジオチャンネル」が315円/月、ライブ映像などが楽しめる「音楽映像チャンネル」は無料での提供となりますが、2011年5月末まではラジオチャンネルも無料で楽しめます。対応機種を持っている人はまずは気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。空間を飛び越えたラジオの新しい可能性を感じることができるはずです。
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