LoopMashで新しいビート生み出せ!
LoopMashで新しいビート生み出せ!

プロも愛用しているDTMソフト、steinberg社(ドイツ)のCubaseに付属している全く新しい感覚的操作によるヴァーチャルインストゥルメントLoopMash。簡単操作で、複雑に絡み合ったビートもが作れてしまう優れものだ。

そして、CubaseからLoopMashだけを抜き出してiPhone用アプリとしたものが、このLoopMashアプリだ。

iPhone用に更にカスタマイズされ、直感的に操作して「遊べる」ようになったLoopMash、早速みてみよう。

01
4つのループが表示されるこの画面が中心ともいえるメイン画面となる。それぞれのループをタップすると、タップした音を軸にしたビートに切り替わる。これだけでも十分楽しめる。
画面下のバーはBPM(テンポ)を操作するスライダーとなっている。

02
画面をスワイプして下の画面を表示させると、ミックスに関する細かい設定画面となる。一般的な設定画面とは違い、この画面で新しいグルーヴをリアルタイムで作れるので、リアルタイムプレイする感覚でパラメーターを調整しよう。
Number of Voiceのパラメーターは同時発音数で、選択中のループとどの音が絡んでくるかを設定する重要なパラメーターでもある。

03
先ほどのメイン画面から左へスワイプすると、Mashパラメーターとなる。
グレーの縦方向のバーでオーディオのスレッショルドレベルを決めて、各ループのゲインを調整するだけで新しいグルーヴが生み出される。この足し算と、同時発音数の調整による引き算で、豊富なバリエーションの作成が可能となっている。

04
Mashパラメーター画面で、更に左にスワイプをすると各ループへオーディオループを読み込む事ができる。オーディオループはドラムループ以外にシンセサウンドなど250種類以上用意されている。

05
メイン画面から右へスワイプすると、各ループのミキサー画面となる。
マッシュアップしたサウンドから、更に細かいビートの調整やループの抜き差しのようなプレイテクニックも使うことができる。

06
ミキサー画面から更に右へスワイプさせると、FX画面となる。
ローパスフィルターやハイパスフィルターを駆使して更にサウンドに個性や、展開を作る事ができる。

07
メイン画面から上へスワイプさせると、シーンを記録したパッドが8つ表示されるシーン画面となる。
気に入ったパラメーター設定ができたら、左の赤丸をタップして、パッドにシーンを記録する事ができ、いつでもそのシーンを呼び出すことができる。

08
シーン画面で更に上へスワイプすると、プリセットのロード、セーブ画面となる。
独自のビートが出来たらセーブしておくと良いだろう。

この様に、スワイプ操作による立体的な表示切り替えというアプローチも面白い。パースの付いた4つのループは単なる飾りではなく、タップしたループが選択される理にかなったUIとなっている。
全く新しいアプローチで、リズムトラックが作れてしまう

LoopMash、今後は作成したオーディオループを他のアプリで使用できたり、自作のループの読み込みにも対応して欲しいと感じる程良くできたアプリだと感じた。


記事執筆:mi2_303


[Image] QRコードアプリ名:LoopMash
価格:¥450
カテゴリ:ミュージック
開発者:Steinberg Media Technologies GmbH
バージョン:1.0
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id419328379?mt=8

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