ソニーが発表したタブレット端末「Sony Tablet」は、OSにタブレット用のAndroid 3.0を採用。9.4型ディスプレイを1枚搭載するコードネーム「S1」と、5.5型ディスプレイを２枚搭載して折りたためるコードネーム「S2」の2機種が発表されました。2画面という独自性を持つS2はもちろん、他のタブレットに近いデザインのS1も、持ちやすさを考慮して重心を片側に寄せたデザインにするなど、後発ならではの工夫が見て取れます。

またタッチパネルの操作やブラウザ表示を高速化する独自の技術が搭載されたり、ソニーのネットワークサービス「Qriocity」からのビデオ・音楽ダウンロード、「PlayStation Suite」からの初代プレイステーションゲームのダウンロードに対応するなど、タブレット端末としての見所は多そうです。

「Sony Tablet」が市場に出てくるのはこの秋以降で、全世界で順次販売されます。単なるAndroidタブレットにとどまらないユーザー体験をソニーが提供できるか、タブレットに興味のある人は要チェックですね。