国内初のBlackBerry OS6を搭載! |
既報の通り、NTTドコモは16日、「2011年夏モデル 新商品・新サービス発表会」を行い、RIM製「BlackBerry Bold 9780」を発表した。今夏のスマートフォンで、唯一のAndroidではない機種となっています。
BlackBerry Bold 9780は、国内向けとしてははじめてとなる「BlackBerry OS 6」を搭載し、iPhoneやAndroidと同じ「Webkit」をWebブラウザのエンジンとして利用することで、タブブラウザに対応するとともに快適にブラウジングを行えるようになったモデルです。他にも、OS6は、ユーザーインターフェースを刷新しており、より使いやすくなっています。
今回は、発表会における展示会場のタッチ&トライで、実際に実機を試してきたので写真と動画でレポートしたいと思います。
BlackBerry Boldシリーズとしては、「BlackBerry Bold 9000」や「BlackBerry Bold 9700」に続き3機種目で、BlackBerryとしては、「BlackBerry Curve 9380」に続く機種です。
昨年末に料金が改定された「ブラックベリーインターネットサービス(BlackBerry Internet Service:BIS)」や「ブラックベリーエンタープライズサービス(BlackBerry Enterprise Service:BES)」を利用でき、BISなら月額490円で利用可能です。
さらには、OS6になりましたが、引き続き、@docomo.ne.jpドメインのメールが利用できるspモードメールが利用できるようになっています。
BlackBerry Bold 9700(右)と並べたところ。ほとんど変わらないですが、フレームがブラックになっていたりと細かな違いが見られます。9700などと同じように、従来からのBlackBerry Boldシリーズの特長である、ストレート形状でのQWERTY配列の押しやすいフルキーボードや静電式のトラックパッドによる方向キーなどで、快適に操作できるところも継承しています。
裏面には、カメラに500万画素CMOSやカメラ用LEDなどが配置。CPUにMarvell PXA930 624MHzを搭載、本体メモリーにROM512MB/RAM512MB、GPS、Bluetooth(2.1+EDR)、無線LAN(802.11b/g)、microSD/microSDHCカード(最大32GB)などとなっています。ボディーカラーはブラックのみ。
バッテリーが1500mAh。サイズが約109×60×14mm、質量が約122g。
左側面には、microUSB端子や充電台用接点などが配置。
右側面。便利な機能として、端末本体メモリやmicroSDカード内の情報を一気に検索できる「ユニバーサル・サーチ」も利用できるようになっています。
上部。
下部。
OS v6.0.0.205となっているのがわかります。ディスプレイは、約2.44インチハーフVGA+(480×360ドット)TFT液晶(65536色表示)で、タッチパネルには非対応。BlackBerry App Worldが日本語化され、他のスマートフォンと同じようにアプリ配信ストアにて簡単にアプリを追加できるようになっています。また、本体メモリも512MBに増量されており、アプリもより多く追加可能です。
OS6になったので、ユーザーインターフェースの変更としては、セットアップやオプションメニューをアイコン化し、各種設定項目がわかりやすくなっているほか、メディアプレーヤーで音楽再生中にアルバムカバーを表示できるようになっていたり、ホーム画面にWebページのリンクや連絡先のショートカットを作成できるようになってたり、TwitterやFacebookなどのSNSを一気に表示できるソーシャルフィードに対応していたりしています。
BlackBerry Bold 9780の操作ムービー。
記事執筆:memn0ck
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