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5G対応ミッドハイスマホ「arrows We2 Plus」のAndroid 15へのOSバージョンアップが一時停止! |
Lenovo Group(以下、レノボ)傘下のFCNTが展開する「arrows」ブランドにおける5G対応ミッドハイレンジスマートフォン(スマホ)「arrows We2 Plus」に対してより新しいプラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新が一時停止されています。対象はオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「arrows We2 Plus(型番:M06)」(楽天モバイルが販売する分を含む)とNTTドコモ向け「arrows We2 Plus F-51E」。
同社ではarrows We2 Plusに対するAndroid 15へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新をarrows We2 Plus M06には2025年6月24日(火)より、arrows We2 Plus F-51Eには2025年6月23日(月)より提供していましたが、現在は一時的に停止しています。停止の理由については明らかにされていませんが、更新後に確認すべき事項が見つかったのだと思われます。また現時点で更新してしまった場合に対する案内はありません。
arrows We2 Plusはarrowsブランドにおいて「“すべての人が使いやすく、すべての人が手に取りやすい” 5Gスマートフォン」というコンセプトで幅広い人に人気となった前機種「arrows We」に続く「arrows We2」シリーズの上位機種で、arrowsブランド最高品質の快適さや操作性を提供するチップセット(SoC)やカメラなどのさまざまなアップデートによってスマホのある日常に楽しさやワクワクする体験を提供し、特に世界初となるセンサーによる自律神経活性度の測定機能を搭載しています。
またこれまで培ってきた「防水・防塵」や「耐久性」、「環境配慮」といった独自の強みは受け継ぎながらより多くの人に満足してもらえるようにコストと機能のバランスを取った快適なスマホとなっており、環境に配慮しながらもまる洗いやアルコール除菌ができる防水(IPX5・IPX8)や防塵(IP6X)に対応したほか、従来からのarrowsの強みとして米国国防総省のMIL規格23項目に準拠した性能に加え、1.5mの高さから26方向でコンクリートに落下させる独自試験をクリアした画面割れに強い堅牢性によって利用時の安心安全を提供します。
さらに新たにチップセット(SoC)にはQualcomm製のミッドハイレンジ向け「Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform」(オクタコアCPU「2.4GHz Cortex-A78ベースのKryo Goldコア×4+1.95GHz Cortex-A55ベースのKryo Silverコア×4」、GPU「940MHz Adreno 710」)を採用してかなり性能が上がっているほか、内蔵メモリー(RAM)も8GBに増量され、さらに内蔵ストレージの一部を処理用RAMとして活用することで8GBが追加可能になり、合計16GBとして使えるようになっています。
画面は上部中央にパンチホールが配置された縦長な約6.6インチFHD+(1080×2400ドット)有機EL(pOLED)ディスプレイ(約1677万色表示)を搭載し、最大144Hzリフレッシュレートに対応しており、パンチホール部分には約1610万画素CMOS(1/3.1型)+広角レンズ(F2.45)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体右側面にある電源キーに指紋センサーが搭載され、電源キーはさらに復活を希望する声を受けてなぞったりして操作できる「Exlider」を搭載しています。サイズは約162×75×8.5mm、質量は約182gで、本体色はスレートグレイおよびシャンパンシルバーの2色展開。
主な仕様は256GB内蔵ストレージおよびmicroSDXCカードスロット(最大1TB)、5000mAhバッテリー、USB Type-C端子(USB 3.1 Gen 1、DisplayPort 1.4)、3.5mmイヤホンマイク端子、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、位置情報取得(A-GNSS)、緊急速報メール、ハイレゾ音源、Dolby Atmos、防犯ブザーなど。リアカメラは以下のデュアル構成で、引き続いてシャッターを切るだけで写真が美しく仕上げる「Photoshop Express」モードを搭載しています。
・約5010万画素CMOS(1/2.7型、4in1)+広角レンズ(F1.8)
・約800万画素CMOS(1/4.0型)+超広角レンズ(F2.2)
携帯電話ネットワークの対応周波数対は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMののデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)となっています。自動生成されたパスワードで使いまわしを防止してIDとパスワードを端末本体で一括管理することで情報漏洩のリスクを最小化できる「arrows passport」などを搭載しています。なお、ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電には非対応。その他、詳細な製品情報は以下の記事をご参照ください。
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5G NR: n1, n3, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 18, 19, 21, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
記事執筆:memn0ck
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