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パソコンとスマホを接続してアプリをインストールする新スタイルは定着するか?

ACCESSPORT(アクセスポート)は、5日、Androidを搭載したデバイス向けにパソコンでデバイスのアプリなどを管理できる連携ソフトウェア「smapoke」のベータ版の提供を開始しています。

smapokeは、専用のパソコンソフトからAndroidアプリを検索して、USBケーブル経由でスマートフォンにインストールできるという新しいタイプのアプリマーケットです。どのような使い勝手なのか、さっそく使ってみました。

「smapoke」を利用するためには、まずパソコンに専用のソフトウェアをインストールします。ソフトウェアの動作環境はMicrosoft Windows XP/Vista/7(64bitは検証中)、Internet Explorer 7.0以上です。また対応するスマートフォンはsmapokeのWebページにリストされています。

【最初にsmapokeの専用アプリをパソコンにインストール】
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もう一点の準備として、接続するAndroid端末で「設定」-「アプリケーション」-「開発」とたどって「USBデバッグ」にチェックを入れます。

【USBデバッグ(画面最上部)を有効にする】
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それではsmapokeを使ってみましょう。smapokeのパソコンソフトを起動すると端末の接続を促されるので、USBケーブルで端末をパソコンに接続します。smapokeがAndroid端末を認識して、端末に画面情報が表示されれば準備完了です。

【smapokeを起動したあと、端末をパソコンに接続する】
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【接続された端末の種類やアプリ個数、電池残量などが表示される】
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【「マイアプリ」タブでは端末にインストール済みのアプリが一覧表示される】
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smapokeの画面上部の「アプリ」や「ゲーム」をクリックすると、独自にチョイスされたアプリが表示されます。新着・おすすめ・定番といった区分やランキング表示など、Androidマーケットにはない観点で整理されているのでよりアプリを探しやすくなっています。気に入ったアプリは「インストール」ボタンをクリックするとダウンロードされ、端末にインストールされます。smapokeからダウンロードしたアプリはパソコンに自動的に保持され、後から再インストールすることも可能です。

【smapokeのアプリストア画面はアプリが探しやすいよう工夫されている】
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【ダウンロード済みのアプリはリストされ、再インストールも簡単】
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Google謹製のアプリストアであるAndroidマーケットでは、Webサイトでアプリを選択すると無線経由でAndroid端末に自動インストールされる仕組みを提供しています。これに対してsmapokeは端末をパソコンに接続する必要がある点で手軽さでは劣りますが、好みのアプリを探しやすいよう工夫されたアプリストアや、ダウンロード済みアプリの管理などに強みがあるといえるでしょう。決済の仕組みがないため無料アプリのみの提供となる点など発展途上ともいえますが、新しいアプリとの出会いを求める時に使ってみる価値のある環境ではないでしょうか。


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