動画や音楽を転送してIS12Tで楽しむには「Zune ソフトウェア」を活用 |
auスマートフォン「IS12T」が採用しているOS「WIndows Phone 7」は、WIndows PCと組み合わせることで動画や音楽などを転送<して楽しむことが可能です。今回はメディア転送時に使うPCソフト「Zune ソフトウェア」の使い勝手をレポートします。
「Zune ソフトウェア」は、WindowsのPC(Windows XP SP3以降対応)にインストールすることで、PC内の動画や画像、音楽ファイルを一覧表示・再生したり、Windows Phone 7端末に転送して楽しんだりすることができます。iPhoneでいうところの「iTunes」的なソフトウェアと言えます。まずZune ソフトウェアをZuneのWebサイト(http://www.zune.net/ja-JP/)からダウンロードしましょう。
ダウンロードしたファイルを実行するとZune ソフトウェアがインストールされます。基本的に通常のPCソフトインストールと手順は変わらないので、迷うことは少ないでしょう。初回起動時には動画や音楽、写真が置かれているフォルダの場所や、Zune ソフトウェアで再生するファイル形式を尋ねられますが、これらの設定は後から変更することも可能です。
起動直後に表示される「quickplay」ビューでは、お気に入りのメディアファイルを「pins」に表示したり、最近追加したファイルが「new」に表示されたりします。画面左上の「コレクション」をクリックすることで、PC内の動画や音楽ファイルを一覧表示することができます。
Zune ソフトウェアはそれ自体がメディアプレイヤーの機能を持っているため、音楽や動画を選択して再生することができます。音楽ではアルバム単位の再生やシャッフル、プレイリスト機能などを備え、動画ではプレイヤー画面を全画面表示して大画面で動画を楽しむことも可能です。またiTunesのようにCDから動画を取り込む(リッピング)こともできます。
それではいよいよIS12TをPCに接続してみます。Zune ソフトウェアがインストールされたPCにIS12Tを接続すると自動的に認識し、電話機の名称設定や更新プログラムの確認など初期設定を行うことができます。なお今後IS12Tに更新プログラムが配信された場合、更新にはZune ソフトウェアが必要となります。初期設定が完了すると画面にIS12Tが表示され、同期の準備完了です。
IS12Tにメディアファイルを転送するには、コレクション画面でファイルを選択して左下の端末アイコンにドラッグアンドドロップします。このあたりは「同期」ボタンを押してファイルを転送するiTunesよりPCでのファイル操作に近い使い勝手ですね。
Zune ソフトウェアを使用することにより、マーケットプレースからビデオやWindows Phone 7用アプリをオンラインで購入・ダウンロードすることも可能です。ダウンロードしたコンテンツは自動的にIS12Tへ転送されます。大画面でアプリの情報を確認できるのは、Windows Phone 7端末単体での検索より便利です。
iTunesがなければ最初の設定もままならないiPhoneとは異なり、Windows Phone 7端末は端末単体である程度使い始めることが可能です。しかし動画や音楽といったメディアプレイヤー要素を活用しようとするならばZune ソフトウェアが必要になります。また今後のOSアップデートにもZune ソフトウェアは不可欠なので、IS12Tを購入して一段落したらZune ソフトウェアをPCにセットアップして、IS12Tをパソコンにつないでみることをオススメします。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・IS12T製品情報(au by KDDI)
・Zune ソフトウェア ダウンロードサイト