1.5GHzデュアルコア&大画面4.5インチディスプレイに進化

既報通り、2011年10月18日に行われた「NTTドコモ 2011-2012冬春モデル発表会」において、サムスン電子製スマートフォン「GALAXY S II LTE SC-03D」を発表した。

冬春モデル発表会では、次世代高速通信Xi(クロッシィ)対応のスマートフォンが4機種発表され、SC-03Dはその4機種のうちのひとつ。CPUにはQualcomm製のAPQ8060(1.5GHz)、ディスプレイは約4.5インチ SUPER AMOLED Plus(480×800ドット)を搭載したハイスペックスマートフォンとなっている。

発表会会場では、実機の展示があったのでレポートをしていこう。

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SC-03Dは、ディスプレイサイズが4.5インチとなったこともあり(GALAXY S II SC-02Cは4.3インチ)本体サイズが若干大きくなっている。本体寸法は、高さ130mm×幅69mm×9.5mmとなっており、卓上ホルダやジャケット型電池パックは専用のものが用意される。本体サイズは一回り大きくなり厚みも増したのだが、全体の比率は変わっていないためなのか、極端に分厚くなったといった印象はない。

画面の解像度は変更はないが、1.5GHzのデュアルコアCPUということで全体の動作は軽快。CPU自体が変更となったことでパフォーマンスが気になるところだが、google mapも操作に追従して滑らかに動作していた。

おサイフケータイや赤外線通信などの機能は無いが、ワンセグとグローバルモデルと同様にNFCが搭載されている。カメラは静止画810万画素、動画はフルHD(30FPS)の撮影が可能となっている。HDMI接続ケーブル(別売り)を使用することで、大画面テレビに出力して楽しむことができる。

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本体の操作系はSC-02Cと同一となっている。右側面には電源ボタン。



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左側面には、ボリュームボタンがある。



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下部はにはマイクロUSB端子があり、SC-02C同様本体下部が最厚となっている。全体的に柔らかい曲面処理が施されていることがわかる。



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上部には、イヤフォン端子がある。イヤフォン端子の位置はやや右寄りに変更となっている。



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バッテリーは1850mAhとなった。ドコモUIMカード(SIMカード)は縦向きとなり、microSDカードはSC-02Cはバッテリーを外してから着脱するタイプだったが、本機は横から挿入できるようになった。



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ホーム画面はサムスン電子製のTwLauncher(写真=左)とNTTドコモのdocomoパレットUI(写真=右)が搭載されている。



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Xiで接続している場合は、通知領域にLTEと表示される。



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ROMは16GB、そのうち内蔵ストレージは11.14GB、システムメモリーは1.88GBの空きがある(写真=左)。Androidのバージョンは2.3.6となっている(写真=右)。



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本機専用の卓上ホルダ(別売)。SC01とほぼ同じ形状をしている。



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ジャケット型電池パックSC02(別売)を装着した様子。


SC-03Dにはおサイフケータイや赤外線通信機能こそないが、Xiの高速通信とデュアルコアCPUで快適なWebブラウジングが楽しめる魅力ある端末となっている。XiによるブロードバンドWi-Fiテザリングも可能なので、PCやタブレット端末のモバイルルーターとしても活用することができる。発売は2011年11~12月予定となっている。


記事執筆:mi2_303


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