あると便利なEFレンズカタログアプリ。 |
デジタル一眼レフカメラのレンズカタログは様々なレンズが掲載されていますが、単焦点レンズとズームレンズの比較をする際に目的のレンズを探したり、ページをまたいでいるので比較しづらい場合があります。
今回紹介するiOS向けアプリ「CanonSGLens」は、レンズの絞り込み検索やMTFの比較、画角の比較などが行える便利なカタログデータベースアプリです。iPhoneやiPadなどで利用できます。
では、早速CanonSGLensについて見ていきましょう。
■CanonSGLensはどんなアプリ?
CanonSGLensは、豊富なラインナップを誇るキヤノンEFレンズのデータベース的アプリだ。レンズの種類などから目的にあったレンズの検索を行うことができる。各レンズには、価格こそシンガポール$表記となるが、画角や最短撮影距離、サイズ、重さなど細かいデータを確認できる。
このアプリのもうひとつの特徴が、実際に撮れる画角のシミュレーションができる点だ。ズームレンズの倍率の比較や超広角レンズ・超望遠レンズの画角の比較なども参考になる。そのほかに、50mmレンズの絞りシミュレーターなども用意されている。
画面上部のフィルタで目的のレンズを絞ることができる。画面に表示されているレンズをタップすることも可能だ。
詳細画面では、英語表記となるが、レンズのスペックが表示される。
レンズの画角の比較シミュレーションも簡単に行うことができる。
■CanonSGLensはどうなの?
単純に、レンズカタログ的に使用することもできるが、Field of View(FOV)シミュレーターなどで実際画角の確認などもできるため、EFレンズ購入の際に役立つアプリとなっている。
絞りのシミュレーターは50mmの焦点距離のみとなっているが、たとえば標準ズームズームレンズの50mmの解放F値であるF4~5.6と、解放F値F1.4の単点レンズ、大口径ズームレンズのF2.8ではどれだけ被写界深度が違うのかを確認できる。そのほか被写界深度の計算も可能となっており、使用するカメラと、焦点距離、絞り、ピント位置を入力すると、被写界深度が手前何メートルから奥何メールとまであるのかを数値で確認できる。
CanonSGLensは、画角や被写界深度などを、視覚的に確認したり数値でシミュレートもできるので、これから本格的に一眼レフカメラを始めたいと思っている方にもオススメしたいアプリとなっている。
記事執筆:mi2_303
アプリ名:CanonSGLens
価格:無料
カテゴリ:写真/ビデオ
開発者:123di.com
バージョン:1.0.0
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換iOS 3.2 以降が必要
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/canonsglens/id490527073?mt=8
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