エレガンス×テクノロジーやアナログ×デジタルを融合! |
この新しいコンセプトモデルは気鋭のスペイン人デザイナーであるハイメ・アジョン氏がデザインしたコラボレーションモデルで、相反するエレガンスとテクノロジー、アナログとデジタルを融合することをテーマに掲げられ、デザインされたとのことです。
新しいコンセプトモデルの特徴は、端末の画面上部左端に手巻式のようなアナログ時計を配置しており、ネジを巻くための竜頭が外部に設けられており、ハードウェアとソフトウェア、アナログとデジタルがまさに連携し、融合された機能が演出されています。
また、時計の反対側になる右端に大きな穴があり、ストラップホールなどさまざまな用途に利用できるようになっています。本体側面にはラバー素材を配し、グリップ性といった実用に配慮しつつ、デザイン的にも新鮮な素材感を出しているとのこと。
プロジェクト初期に検討した内容。相当数のスケッチを重ね、精度を上げていくスタイル
なお、公開された画像ではプラットフォームにAndroidをベースとしていることがわかる点があり、すでに発売済みの「INFOBAR A01」や「INFOBAR C01」で採用されているホームアプリ「iida UI」のような画面が確認できます。
現時点で、この新しいコンセプトモデルが実際に発売されるかは不明ですが、是非、製品化して発売して欲しいところですね!
スペイン、バレンシアのアジョンスタジオでの打合せ風景。アイデアを次々とスケッチするスタイルでデザインを完成に近づける。
●デザイナー
Jaime Hayon / ハイメ・アジョン
1974年スペイン・マドリード生まれ。若干23歳にしてベネトングループのデザインセンター『ファブリカ』のヘッドデザイナーに任命される。2005年の独立後は自らを「アーティデザイナー」と称し、アートとデザインの領域を超えた活動を展開しています。
リヤドロ、バカラ、スワロフスキー、カンペール、フリッツハンセン、エスタブリッシュ&サンズ、moooi、ゴディバ、その他多数のブランドから精力的に作品を発表し、現代を代表するクリエイターとして注目を集めています。
●コンセプト
エレガンスとテクノロジーの融合。アナログとデジタルの融合。
ハイメ・アジョンは相反する二つの要素を融合し、デザインに落とし込みました。テクノロジーの進化に伴いスマートフォンはPC、TV、ミュージックプレーヤー、スケジュール帳、その他たくさんの機能を持つアイテムになりました。忙しい毎日に便利な「道具」として消費するのではなく、美しいフォルムの時計の竜頭を巻き、旧式の機械のようなボタンを押す。そんな一瞬が忙しい毎日を少しだけ贅沢なものに変えていきます。
●デザイン
今回のコラボレーションで象徴的なものが、アナログ時計付きのデザインです。また、サイドには時計の竜頭を施しました。細部までこだわり、時計は手巻き式で竜頭を巻く仕様です。デザイン性と実用性を併せ持つ大きなホールはストラップホールとして利用できます。サイドには本体色に合わせたラバー素材を使用し、滑りにくくするなど、実用性に配慮しました。
記事執筆:memn0ck
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