Googleは12日(現地時間)、新たに発表されたAI機能「Gemini」を中心として複数のアプリやサービスを横断してタスクを自動で処理する「Gemini Intelligence」向けに設計されたノートパソコン(PC)プラットフォーム「Googlebook」を発表しています。OSにはスマートフォン(スマホ)やタブレットなど向け「Android」とパソコンなど向け「ChromeOS」を融合し、Geminiの利便性を核として設計され、Android搭載機種とシームレスに連携できるようになるということです。
同社ではGooglebookに準拠したノートパソコンをAcerやASUSTeK Computer、Dell Technologies、HP、Lenovoといったメーカーと共同で開発しており、さまざまなスタイルやサイズで、プレミアムなデザインと素材で作られる見込みで、2026年秋に発売されるということです。なお、GoogleではGooglebookの登場後もChromeOSを搭載する「Chromebook」のサポートは継続していくほか、既存のChromebookにてGooglebookと同等の機能を利用できるようになるアップデートを行えるように計画しているとしています。
Googleでは15年以上前にクラウドファースト向けに設計されたプラットフォームであるChromeOSを搭載したChromebookを発表しました。そして今、オペレーティングシステム(OS)からアーティフィシャルインテリジェンスシステム(AIS)へと移行する中で、ノートパソコンのあり方を改めて見直す機会が訪れたと考えており、Google Playで強力なアプリが利用できるAndroidと、インテリジェンスを重視して設計された最新のOS、そして世界で最も人気のあるWebブラウザー「Chrome」を搭載したChromeOSの最高の要素を融合させ、その結果生まれたのがGooglebookだということです。
GooglebookはGemini Intelligenceのためにゼロから設計された初のノートパソコンであり、必要な時に必要な場所にてパーソナルかつ積極的なサポートを提供し、Geminiの利便性を核に構築されたこの新しいプラットフォームでは生活の中で使うスマホなどのデバイスとシームレスに連携するように設計され、プレミアムなハードウェアを搭載しているということです。これにより、新機能「Magic Pointer」や「Create your Widget」などが利用できるとのことです。
<Googlebookの新機能>
・Magic Pointer
ノートパソコンの操作はすべてはカーソルから始まるとし、ノートパソコンを開いたときに最初に目にするカーソルですが、ノートパソコンで最もよく使われるツールであるにもかかわらず、右クリックが追加されて以来、カーソルはほとんど変化していないとのこと。これに対し、GooglebookではGoogle DeepMindチームと共同開発した機能であるMagic Pointerを搭載しており、Geminiの便利な機能を文字通り指先で操作できるようになるということです。
Magic Pointerではカーソルを少し動かすだけで、Geminiが動き出して画面上の何かをポイントする度にその状況に応じた素早い提案が表示されます。例えば、メールの日付をポイントして会議を設定したり、リビングルームと新しいソファなどの2つの画像を選択してそれらを瞬時に並べて表示したりできま、アイデアから作業完了までわずか数クリックで実現できます。
・Create your Widget
Geminiにプロンプトで指示するだけでカスタムウィジェットを作成できます。Geminiはインターネットでの検索やGmailおよびGoogleカレンダーなどのGoogleアプリとの連携によってパーソナライズされたダッシュボードを作成でき、例えば、ベルリンでの家族の再会を計画中の場合、Geminiを使えば、フライトやホテルの情報、レストランの予約、カウントダウンまでをGooglebookのデスクトップ上の便利な場所にまとめて表示できるため、デスクトップが真に自分だけのホームになります。
・Quick Access
GooglebookではAndroidの技術要素の一部をベースに構築されているため、ノートパソコンを含むすべての人により迅速に新しいイノベーションを提供され、近年ますます多くの人が所有するようになった複数のスマホなどでもより優れたユーザーエクスペリエンスUXを提供し、例えば、ノートパソコンで作業に集中している時にお腹が空いてきた時にもスマホなどのアプリをタップしてさっと注文を済ませて作業に戻ることができるほか、ファイルの転送は不要でGooglebookのファイラーからスマホなどのファイルに簡単にアクセスできるようになり、スマホなどのファイルをノートパソコンで簡単に表示や検索、挿入できるようになるということです。
まずは今回、Googlebookの体験を少しだけ紹介するのに止まっていますが、今年後半にはさらに多くの情報を提供する予定だとしています。
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