山田社長最後のプレゼンで何を語った? |
NTTドコモは16日、今夏に発売する予定の新モデルや新サービスを披露する「2012夏モデル 新商品・新サービス発表会」を開催しました。
発表会のプレゼンの席上山田隆持社長は、新商品ラインナップ・新サービスについて説明。「これからはスペックではなく使い方で選ぶスマートフォン」と利用者のニーズに応えた多彩なラインナップの提供と、「ネットワークの土管化を防ぐ」と「ドコモクラウド」というクラウドサービスの充実について言及しました。
■新商品ラインナップについて
山田社長は冒頭、スマートフォンの売り上げが2011年度年間882万台を記録し、2012年度は1300万台を目標とすると説明しました。
今回の19機種中、17機種がAndorid4.0搭載のスマートフォン。「これからはスペックではなく使い方で選ぶスマートフォン」と語る山田社長は、利用者の使い方のニーズに応えたラインナップを用意したと説明しました。例えば「ネットを快適に楽しみたい」というニーズに応えXiスマートフォンを11機種用意。「NOTTVを見たい」というニーズに対応し、NOTTV対応端末を5機種用意した。サイズバリエーションにもこだわり、ディスプレイが3インチ台のコンパクトな端末も4機種用意。また、「Optimus Vu L-05D」や「L-06D JOJO」といったようにタッチペン対応の5インチ画面端末も2機種用意。高画質動画を滑らかに見られる端末としては「ARROWS X F-10D」をプッシュ。
最も目を引いたのは、「スマートフォンを簡単に使いこなしたい」というニーズに応えた「らくらくスマートフォンF-12D」でした。Googleアカウントの登録不要、新料金プラン「らくらくパケホーダイ」の導入など、想定されるシニアユーザーの利便性にも応えています。
その他、画面スクロールの滑らかさやバッテリーの大容量化など、今までのAndroid端末の弱点だった部分の強化にも積極対応。多彩なニーズに応えつつ、基本性能もしっかり押さえた点を強調しました。
■新サービスについて
今回目玉のサービスとしては「ドコモクラウド」を発表。既にサービスインしている「しゃべってコンシェル」などのサービスを含めて、各種クラウドサービス総称して「ドコモクラウド」としてアピールしていく方針を示しました。
山田社長は「通信事業者としてはネットワークの土管化をぜひ避けたい」と強調し、端末種別を問わないドコモならではの付加価値を持ったクラウドサービスの提供に意欲を見せました。
「しゃべってコンシェル」は6月を目処に、質問に対して推定して回答を出す機能を拡充します。プレゼンでは「富士山の高さを教えて」という質問に「私の知っている情報では富士山の標高は3,776mです」と返したり、「世界の珍味と言えば」といった質問に、「私がインターネットでお調べした中では1位はフォアグラです」とネットワーク検索を行ってランキング結果を返したりする動作イメージを発表しました。
新サービスとしては「メール翻訳コンシェル」は6月1日提供予定で、当初は英語・韓国語・中国語への対応を予定しています。写真・動画のストレージサービス「フォトコレクション」は8月提供予定で5GBを無料で利用できます。
「dマーケット」は8月を目処にマルチデバイス化の予定。複数のスマートフォン、タブレットで購入したコンテンツ閲覧が可能になります。また7月に新たに「アニメストア」が追加され、月額420円で500作品10,000エピソードが見放題となります。また「MUSICストア」に「MUSICストアセレクション」を拡充し、J-POP中心の楽曲を番組形式で配信し、50番組2,000曲以上を月額315円で提供します。
こうしたドコモならではのクラウドサービスを充実させることで、他キャリアとの差別化を図っていく方向性を強く打ち出しました。
また、「ドコモあんしんスキャン」にセーフブラウジング機能の追加(5月28日提供、当初無料で10月より有料予定)、「スマートフォンあんしん遠隔サポート」の対応機種拡大(夏モデルのスマートフォン・タブレットは全て対応)、ポータルサイト「スマホお悩みサポートメニュー」の提供など、スマートフォンを安心安全に使える取り組みについても強調しました。
今回の新商品・新サービス発表会で最後の登壇となった山田社長は、利用者の多様なニーズに応えるラインナップの提供と、端末種別を問わないドコモならではのクラウドサービスの充実について熱弁をふるいました。多彩なラインナップと充実したクラウドサービスで夏商戦を戦うドコモの今後に注目です。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・2012夏モデルに19機種を開発(NTTドコモ)
・ドコモのクラウドサービスを充実(NTTドコモ)
・「dマーケット」のサービス内容を拡充(NTTドコモ)
・NTTドコモと角川書店がスマートフォン向けアニメ配信事業を行う合弁会社「ドコモ・アニメストア」の設立に合意(NTTドコモ)
・NTTドコモ、2012夏モデル19機種を発表!スマホとタブレットは全機種Android 4.0 ICS搭載でLTE対応11機種含む17機種(S-MAX)
山田社長は冒頭、スマートフォンの売り上げが2011年度年間882万台を記録し、2012年度は1300万台を目標とすると説明しました。
今回の19機種中、17機種がAndorid4.0搭載のスマートフォン。「これからはスペックではなく使い方で選ぶスマートフォン」と語る山田社長は、利用者の使い方のニーズに応えたラインナップを用意したと説明しました。例えば「ネットを快適に楽しみたい」というニーズに応えXiスマートフォンを11機種用意。「NOTTVを見たい」というニーズに対応し、NOTTV対応端末を5機種用意した。サイズバリエーションにもこだわり、ディスプレイが3インチ台のコンパクトな端末も4機種用意。また、「Optimus Vu L-05D」や「L-06D JOJO」といったようにタッチペン対応の5インチ画面端末も2機種用意。高画質動画を滑らかに見られる端末としては「ARROWS X F-10D」をプッシュ。
最も目を引いたのは、「スマートフォンを簡単に使いこなしたい」というニーズに応えた「らくらくスマートフォンF-12D」でした。Googleアカウントの登録不要、新料金プラン「らくらくパケホーダイ」の導入など、想定されるシニアユーザーの利便性にも応えています。
その他、画面スクロールの滑らかさやバッテリーの大容量化など、今までのAndroid端末の弱点だった部分の強化にも積極対応。多彩なニーズに応えつつ、基本性能もしっかり押さえた点を強調しました。
■新サービスについて
今回目玉のサービスとしては「ドコモクラウド」を発表。既にサービスインしている「しゃべってコンシェル」などのサービスを含めて、各種クラウドサービス総称して「ドコモクラウド」としてアピールしていく方針を示しました。
山田社長は「通信事業者としてはネットワークの土管化をぜひ避けたい」と強調し、端末種別を問わないドコモならではの付加価値を持ったクラウドサービスの提供に意欲を見せました。
「しゃべってコンシェル」は6月を目処に、質問に対して推定して回答を出す機能を拡充します。プレゼンでは「富士山の高さを教えて」という質問に「私の知っている情報では富士山の標高は3,776mです」と返したり、「世界の珍味と言えば」といった質問に、「私がインターネットでお調べした中では1位はフォアグラです」とネットワーク検索を行ってランキング結果を返したりする動作イメージを発表しました。
新サービスとしては「メール翻訳コンシェル」は6月1日提供予定で、当初は英語・韓国語・中国語への対応を予定しています。写真・動画のストレージサービス「フォトコレクション」は8月提供予定で5GBを無料で利用できます。
「dマーケット」は8月を目処にマルチデバイス化の予定。複数のスマートフォン、タブレットで購入したコンテンツ閲覧が可能になります。また7月に新たに「アニメストア」が追加され、月額420円で500作品10,000エピソードが見放題となります。また「MUSICストア」に「MUSICストアセレクション」を拡充し、J-POP中心の楽曲を番組形式で配信し、50番組2,000曲以上を月額315円で提供します。
こうしたドコモならではのクラウドサービスを充実させることで、他キャリアとの差別化を図っていく方向性を強く打ち出しました。
また、「ドコモあんしんスキャン」にセーフブラウジング機能の追加(5月28日提供、当初無料で10月より有料予定)、「スマートフォンあんしん遠隔サポート」の対応機種拡大(夏モデルのスマートフォン・タブレットは全て対応)、ポータルサイト「スマホお悩みサポートメニュー」の提供など、スマートフォンを安心安全に使える取り組みについても強調しました。
今回の新商品・新サービス発表会で最後の登壇となった山田社長は、利用者の多様なニーズに応えるラインナップの提供と、端末種別を問わないドコモならではのクラウドサービスの充実について熱弁をふるいました。多彩なラインナップと充実したクラウドサービスで夏商戦を戦うドコモの今後に注目です。
記事執筆:こば(小林健志)
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・2012夏モデルに19機種を開発(NTTドコモ)
・ドコモのクラウドサービスを充実(NTTドコモ)
・「dマーケット」のサービス内容を拡充(NTTドコモ)
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