漫画でわかるスマートフォン! |
スマートフォン(以下、スマホ)やタブレットなどを使っていく上で、ヘルプや取扱説明書に記載されている用語にもよくわからないものがある。フリックやスワイプなどといった操作に関する用語や、ベゼルなどといった端末の部位を示す用語というようにさまざま。
また、当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でもついつい使ってしまうカタカナ用語や専門用語などもあり、わかりづらい記事になっているという場合もあるだろう。
そこで、今回からはじめる「漫画でわかるスマホ&タブレット」ではこういったスマホやタブレットについての難しい用語やわかっているようで曖昧な言葉などを漫画でわかりやすく紹介していく。
第1回目は、わかりやすくするためにつけているのに返ってわかりにくくなっているような気もする「コードネーム」について説明する。ここでは「開発コード名」とも示しているこの言葉、果たしてどんな漫画になるのか!?
コードネーム(開発コード名)とは、OSや製品を開発していく上で、開発者がわかりやすいように名前(ネーム)を付けるもので、場合によってはユーザーにも公開され、認知されることで広く“愛称”として利用されるものを指す。
例えば、漫画にもあるように、Googleが開発・提供するスマホやタブレット向けのプラットフォーム「Android」の各バージョンには、それぞれコードネームが付けられている。
Android 1.5に「Cupcake」、Android 1.6に「Donut」、Android 2.0/2.1に「Eclair」、Android 2.2に「Froyo(Frozen Yogurt)」、Android 2.3に「Gingerbread」、Android 3.0/3.1に「Honeycomb」、Android 4.0に「IceCream Sandwich(ICS)」、Android 4.1/4/2に「Jelly Bean」といった具合だ。
このAndroidのバージョンごとのコードネームは1.5から順にCからはじまるアルファベット順の頭文字になるお菓子(スイーツ)の名称が付けられている。つまり、次のAndroid 5.0(仮)には“K”ではじまるお菓子のコードネームが付けられ、現在、開発されているはずなのだ。
また、他にもMicrosoftが開発・提供するスマホやタブレット向けプラットフォーム「Windows Phone」の各バージョンにも、それぞれコードネームが付けられており、国内で唯一販売されている「Windows Phone IS12T」が採用するWindows Phone 7.5はWineows Phone 7と合わせて「Mango」が呼ばれている。さらに、Windows Phoneの最新バージョンであるWindows Phone 8は「Apollo」と付けられている。
これらのコードネームは本来ならユーザーが目にすることはないが、上記のようみAndroidの場合などは、マーケティング的にも利用され、単にバージョン表記だとわかりづらく、覚えにくいものを敢えてコードネームを表に出すことで、覚えやすく愛着のあるものへと導いている。
スマホやタブレットを使っていく上で、特に必要な用語ではないが、これらのコードネームを覚えておくと、より楽しく使っていける気がする。是非、試しに色々なコードネームを知らべてみて欲しい。
記事執筆:S=MAX編集部
絵:Hisumi
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