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ビックリするほどコンパクト! |
既報通り、NTTドコモは22日、2013年春に発売する予定の新モデル「2013年春モデル新商品・新サービス発表会」を行い、新しいモバイルWi-Fi(無線LAN)ルーター「HW-02E」(ファーウェイ製)を2013年3月中旬に発売予定であることを発表しました。
このHW-02Eは、ドコモのLTEサービスであるXi(クロッシィ)に対応した通信機器としては、同日に発表された同じファーウェイ製のスマートフォン「Ascend D2 HW-03E」と並んで初めて、UE Category 4(UEカテゴリー4)に対応しており、対応エリアであれば最大で下り112.5Mbps・上り37.5Mbps(共に理論値)での通信が可能となっています。
また、Wi-Fiルーターとしては、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)に準拠した機器を最大10台まで接続可能なほか、USBでパソコンで直結して通信することも可能です。さらに、公衆無線LANの接続を共有する機能も付いています。
今回は、発表会において、同機の開発中の実機とパッケージが展示されていたので、写真を交えて詳細に紹介したいと思います。
HW-02Eは、「データ通信速度の快適性を求めつつも、モノに対する世界観にこだわりを持つユーザー」を想定して開発されたそうです。
そのため、筐体にはBlue、White、Chocolateと、比較的ポップめなカラーを採用しています。筐体のサイズも、UE Category 4に対応する通信機器の中ではかなり小ぶりとなっており、女性のハンドバッグに入れて持ち運ぶことも想定しているようです。
発表会では、全端末の中で唯一パッケージも展示されていました。筐体のカラーに合わせたものになっており、パッケージ段階でさり気ないおしゃれさを演出しています。
本体上部には、ストラップホール、機種名の印字とWPS(Wi-Fi Protected Setup)のプッシュボタンが付いています。WPSを使うと、カンタンにセットアップができて便利です。
本体下部にはマイクロUSB端子があります。バッテリーの充電をするときに使うほか、パソコンと直接つないで通信することもできます。
無線LANアクセスポイントが乱立していたり、電子レンジなどで通信が不安定になりやすかったりする場所などではかなり役立つはずです。
バッテリーは交換可能な設計で、容量は1780mAhです。公称の連続稼働時間はXi(LTE)環境では4~5時間、FOMA(W-CDMA/3G)環境では5~6時間となっています。
もしもそれで足りない場合は、別売りのACアダプタやモバイルチャージャーを使ったり、パソコンと直接つないで充電する、という使い方を想定しています。
ちなみに、本機は、海外での利用を想定して、GSM/GPRSネットワークでもつかるようになっています。海外でも使う、という方には大変ありがたい仕様です。
パソコンやスマートフォンで使う管理画面もより分かりやすく、使いやすい画面になっています。
■主な仕様
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約90×56×13.9 |
質量(g) | 約103 |
3G連続通信時間(時間) | 約5 |
LTE連続通信時間(時間) | 約5 |
「Xi」(クロッシィ)(LTE) | 下り最大112.5Mbps 上り最大37.5Mbps |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 下り最大14Mbps 上り最大5.7Mbps |
Wi-Fi(無線LAN) (Wi-Fiテザリング同時接続台数) | IEEE802.11b/g/n (10台) |
色 | Blue White Chocolate |
記事執筆 : Sho INOUE(せう)
■関連リンク
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