ソフトバンクが2013年初モデル発表会で世界最強ネットワーうを強調!

ソフトバンクモバイルは7日、今夏以降に発売予定の新モデルなどを発表する「2013 Summer 新商品発表会」を開催した。

発表会では、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏が登壇し、プレゼンテーションを行った。孫氏は、まず長らく続けてきた「電波改善宣言」の成果である「つながりやすさNo.1」についてその技術的背景や複数の角度からの証明を示し、そのネットワーク環境を活かせる新商品や新サービスを発表するとした。

ここでは、発表会におけるプレゼンテーションの内容をまとめて紹介する。

◯つながりやすさNo.1で「世界最強ネットワーク」を構築
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発表会に登壇した孫社長はまずこれまでのモバイルデータ通信の重要性にいて振り返った。それによると、同社の携帯電話の販売のうち8割がスマートフォンであることを紹介し、以前に「世界のモバイルのデータ量が40倍になると紹介したが、実際にどうなったかというと、ソフトバンクのユーザーのデータ量は60倍に膨れ上がった。」とし、「その結果、まるで道路が渋滞するように、通信が渋滞してしまう『パケ詰まり』という問題が携帯電話業界で問題になっている。」と、ここ最近のテーマでもあるモバイルデータ通信の輻輳について紹介。

これに対し、ソフトバンクでは「スマホ時代のネットワーク作りを心がけてきた。」として、「ようやくスマホとしてインターネットを使うというように変わってきた。そのようにモバイルがインターネットの世界になるんだ、と確信し、これまで信念を持ってやってきたが、それはソフトバンクグループが1000社を超える企業を持っており、これがパソコン中心からモバイル中心に切り替わるということを予見して、携帯電話のラインナップを構築してきた。」と説明した。

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一方で、このモバイルインターネット時代の大量のデータ通信に対して、パケ詰まりを起こさないための“基本思想”は「少セル化」と紹介。つまり、できるだけ1基地局でまかなう数を小さくし、その結果、1つの基地局が混み合わない環境を作ってやることが重要であることを示した。また、もう1つ重点的に進めてきたのがWi-Fiによるオフロード化だとのこと。さらに、イー・モバイルを買収したことで、利用できる周波数帯が2つに増え、高速道路が1車線から2車線になる「ダブルLTE」が開始されたことも大切だとのこと。

この3つの点がモバイルの爆発的なデータ量を裁く基本思想となる、と力強く説明した。

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まず、Wi-Fiについてはこれまでスマホが自動的に接続するようにしていたが、これをさらに快適にするべく、SIM認証方式を新しく導入していることを紹介。従来方式では10~20秒ほど認証にかかっていたものが、新しい方式を導入したことで、2~4秒で認証でき、素早く接続できるようになったとした。

ソフトバンクが世界で最も多いWi-Fiアクセスポイントを設置したとしながら、一方で、そのWi-Fiアクセスポイントを多く設置してしまったことで、返って無線が混線してしまっていたことを認め、それを打開すべく、ある閾値以下になった場合に、Wi-Fi接続をやめて、3GもしくはLTEに接続するようにしたことも紹介した。

例えば、車を運転中に次々とWi-Fiの電波を拾っていき、それぞれのアクセスポイントときちんと接続できずに次のアクセスポイントに移動してしまうことで通信できないといったことがあるが、こういった状況ではWi-Fiに接続しないといった設定を導入したのだという。

こういったSIM認証や移動時にWi-Fiを利用しないなどのさまざまなWi-Fi活用については、特許を出願していることも明らかにした。

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続いて、少セルカについて説明。データ量は地域的に全体的・平均的に伸びているわけではなく、特に都市部で混雑することを説明し、これに対しては、基地局のセルスプリットを促進して、少セルカを進めることによって、面積当たりの対応できるデータキャパシティを増やし、パケ詰まりを解消する手法を行なっているとした。しかしながら、この章セルカについても、セルスプリットを進めたことで、さらに新しい問題が出てきたとのこと。

「例えば、東京の銀座などでは世界で最もデータ量が多く、少セル化されているが、その結果、基地局同士の無線が混信するということが起きてきた」とのことで、これを解消するために「基地局のクラウド化を進めてきた」という。

基地局のクラウド化は「従来までは1基地局に制御装置となるBBU(無線制御装置)が1つ搭載されているが、クラウド化された基地局は、センターにBBUを設置することで、SFN(Single Frequency Network)となり、基地局とBBUがダークファイバーで結ばれ、少セルカした多数の基地局がまるで1つの基地局かのように動作する。この規模で行なっているのは、ソフトバンクが世界初となる。」と紹介し、さらに「TD-LTE互換方式を用いて実現した。もちろん、買収予定のSprintも導入予定だある。」とアメリカで買収合戦を繰り広げているDishへの牽制も行った。

なお、これらの少セルカは、元々、PHS事業を行なっていたウィルコムが推進していたもので、ソフトバンクがウィルコムを買収し、ウィルコムの基地局用地と次世代PHSとして開発していた「XGP」事業を新会社Wireless City Planning(ワイヤレスシティプランニング)に継承し、その後、XGPをベースに世界基準のTD-LTE互換とした「AXGP」規格に変更し、現在、2.5GHz帯におけるAXGPネットワークをWireless City Planningが構築している。これをソフトバンクモバイルがMVNOとして「SoftBank 4G」としてサービス提供している。


また、この基地局網を構築するのにビックデータを活用したとのことで、「都心は週末は混まない、ウィークデイのラッシュアワーに混雑する。どの基地局が何曜日の何時頃に混んでいるとか、iPhone 4SやiPhone 5などのように機種によっても接続率が異なる。iOSとAndroidの両方のアプリを作って、他社の通信ネットワークのつながり具合、ソフトバンクのネットワークのつながり具合を調査できるようになっている。この調査を元にして、最適なネットワーク網を構築できる基地局設置を行なっている。」と説明した。

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これについては「月間6億件のビッグデータによると連続してソフトバンクが日本で一番、世界で一番つながることが実現できた。今日公(おおやけ)ではじめて説明するが、基地局のクラウド化やSFNを行なっており、それによって、音声の帯域も余裕ができてた。」と、以前は「もしかして」などと自信がないことを示唆していたこともあったが、確実に「つながりやすさNo.1」になったことを誇らしげに語っていた。

なお、各社の接続率は、ソフトバンクが96.7%、auが96.4%、NTTドコモが96.2%となったことを紹介。これらのビッグデータは、ヤフーの「防災速報」アプリやAgoopの「ラーメンチェッカー」アプリなどといった(キャリアアプリではない)オープンなアプリで通信状況をチェックしているため、ソフトバンク以外の携帯電話事業者の状態も解析できているのだという。

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また、キャパシティが出来たことで、通信速度も向上できたとし、さまざまな第3者機関によるデータ通信速度調査でNo.1になっていることを紹介した。

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◯世界最強ネットワークを活かす新商品
さらに続けて「これらのつながりやすく、高速なネットワークを構築できたことで、今回発表する夏モデルでは、1番の目玉は1つの商品ではなく、それらが最大限に機能が発揮できるために構築したスマホ時代で最も快適に利用できる『世界最強ネットワーク』である。」と説明し、夏モデルラインナップの説明に移った。

各機種の詳細については、別途、レポート記事を掲載しているので、詳細は省く。概略を示すと、業界初のフルセグ搭載ハイスペックスマホ2機種「AQUOS PHONE Xx 206SH」と「ARROWS A 202F」。コンパクトで使いやすさを追求したスマホ2機種「DIGNO R 202K」と「AQUOS PHONE ss 205SH」。ソフトバンクとイー・モバイルのデュアルネットワークに対応するモバイルWi-Fiルーター「PocketWiFi 203Z」。防犯ブザー付きケータイ「みまもりケータイ3 202Z」。ディズニー・モバイル向けスマホ「Disney Mobile on SoftBank DM015K」。

これにすでに発表済みのシニア向けスマホ「シンプルスマホ 204SH」とみまもりGPS「みまもりGPS 201Z」を加えた全9機種が2013年夏モデル新商品となる。

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◯クラウドで豊かになる新サービス
健康管理サービス「SoftBank HealthCare(ソフトバンクヘルスケア)」を提供する。24時間365日電話でサポートが受けられるオールインワンパッケージとなっている。

さらに、クラウドにつなぐ周辺機器を誕生させていく。その第1弾として世界で最も売れている「Fitbit」の最新モデル「Fitbit Flex」を発売する。

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◯SIMロック解除はニーズがない!?質疑応答で熱論
最後に質疑応答が行われ、孫社長がひとりで回答した。以下に、各質問と回答をまとめた。中でも、SIMロック解除について何度も質問され、メディアとの熱戦が繰り広げられていた。

☆テレビ朝日 柴田氏
Q. このタイミングでシニア向けスマホを出す理由は?
A. 時代はスマホとなっている。家族もみなスマホという状態で、年配の人からも自分もスマホを使ってみたいという声がある。ただそういった人はスマホはなんとなく難しいと思っており、機能がたくさんあるのはいいが、自分には難しそうだとこれまでのスマホには手を出せない状態にある。そこで、わかりやすく、見やすく、料金も安心して使える機種としてそういった人々に向けて発売することになった。

Q. シンプルスマホ 204SHの販売目標は?
A. 数は公表してないが、これまでもシニア向けにシンプルケータイを出していたが、それらはかなり数が出ていた。シンプルスマホはその代わりに発売ので、それなりに出るのではないかと思っている。

☆NHK 安井氏
Q. シンプルスマホとかヘルスケアとか、従来の発表会ではラインナップの数や色数などをアピールしていたがそれらと違ったアピールの仕方だったように思う。これらについてあらためてどういう狙いなのか教えて欲しい?恐らくすでに端末の数や性能の競争じゃないんだよ、ということだと思うが、その辺りの考えはどうなのか。
→その通りで、すでにオペレーティング・システムとしてOTA(ネットワーク経由によるソフトウェア更新)でどんどん端末は自ら更新していけるが、その代わりに端末による差別化しづらくなっているし、ハード面でも細かな違いで品揃えを増やすというよりも、機種はむしろ絞って、逆に新しいサービス面だとか、シニア向けといった従来取りこぼしていた、もしくは、新しく幅を広げる部分に特長を出している。

☆ブルームバーグ グレース氏
Q. フィナンシャルタイム紙でDishが先日行った孫社長のプレゼンに対する反論を出し、ミスリーディングだとしているが、どう思うか?
A. ソフトバンクではDishのほうがミスリーディングで、不完全なものだとコメントしているが、双方の意見が別れているということだ。ただ、Sprintにとってシナジーがいくらあるのか、どういう角度でシナジーがあるのか、というのが双方の相違に至っている点で、我々は世界で一番つながりやすいスマホということで、そのためのネットワークを構築しており、Sprint傘下のClearwireが持っている2.5GHz帯を、世界ではじめてすでに大々的に商用サービスとしてやっており、我々が買収すれば、クラウド化基地局などは、これから導入することになるので大きなシナジーが得られるのではないかと思っている。今回の発表会は、それらの具体的なシナジーとして表現する場になったのではないかと思っている。前回の決算説明会におけるSprint買収についてのシナジー部分の説明の補強になったのではないかと思っている。

☆フリー 井上氏
Q. 今回発表されたスマートフォンについては、すべてSoftBank 4G(AXGP)対応だと思うが、iPhoneやiPadといったiOS搭載機種以外、SoftBank 4G LTE(FDD-LTE)対応することはないのか?
A. 現在、ソフトバンクの販売台数では、iOS搭載機種が多いので、iPhoneやiPad用には2.1GHzとイー・モバイルの1.7GHzといったFDD-LTEを提供するというのが最も優れたネットワークで、同じFDD-LTEを利用しているKDDIよりもはるかにつながるネットワークを構築できたことを証明できた。それ以外のAndroidは、世界最先端のTD-LTE互換のAXGPで、今は2つに住み分けるのが最も効果的で、最もわかりやすいネットワーう構築方法となる。将来は対応する可能性は十分にあると思っている。

☆フリー 山口氏
Q. 先日、IntelのCEOがソフトバンクのSpirint買収にエールを送ったとのことだが、ソフトバンクにとってインテルはどういった相手なのか?
A. 確かに、IntelはソフトバンクによるSprint買収を支援してくれている。シリコンバレー系の代表企業で、Intelだけに限ったことではないが、公式および非公式で応援の声をいただいている。ただ、そのIntel CEOのエールについては、彼が近々引退するということを表明してので、ビジネス上の直越的な影響と言うよりもシリコンバレーの業界のリーダーとしてご意見をいただいたと思っている。また、Intelとソフトバンクの業務上のあれこれはこれからまた発表する機会が出てくるかもしれない。現在は、特に発表できるものはない。

☆MobileDataBank 大滝氏
Q. 今回の新商品にガラケー(フィーチャーフォン)はなかったが、今後、ガラケーに対するスタンスはどうなっているのか?スマホに修練するのか?
A. ご存知のように我々の力点はすでにスマホに完全に移っている。いわゆるガラケーについても使い続けたいという人もいるので、従来通りの機能を使いたいというニーズだと思うので、ガラケーの進化はあまりないかもしれないが、より洗練された機種はときどき出てくるとご理解いただいて良いかと思う。

☆フリー 島田氏
Q. 今回発表した機種にSIMロック解除に対応する商品はないのか?また、今後SIMロック解除に対応する予定はあるか?
A. 一時SIMロック解除に対する要望があったが、先進国でSIMロック解除を求めて端末の補填金が高くなるということで要望を出すユーザーはいなくなった。現にソフトバンクでもSIMロック解除対応端末を出したがほとんど売れなかった。たくさん盛り上がってくれば対応することがあるが、SIMロック解除することで端末価格が高くなる、その安さがなくなるということなので、デメリット・メリットがあるので、結果、実績は出なかった。

☆フリー 小山氏
Q. 現在のソフトバンクでは、主要機種のiPhoneなどのSIMロック解除してないという現状でSIMロック解除のニーズがなかったというのはおかしいのではないか?
A. 世界でiPhoneをSIMロック解除して販売しているのは少ない。現在、iPhoneは実質無料で売っているが、6万円高く購入してもいいというユーザーなら海外で売っているよ、ということでそちらを購入すればいいのではないかと思っている。

Q. もう1つ質問で、Wi-FiのSIM認証についてお伺いしたい。特許を出願しているということだが。
A. SIM認証だけで特許を出願しているわけではなく、SIM認証して電波の強さで切ったり、移動すると車の中にいてWi-Fiの弱い電波を拾いつづけていって、煩わしいのでWi-FIを無効にするケースがあるが、わざわざ切らなくても移動中はWI-Fiに接続しないという機能を盛り込んでいるが、そういった機能を特許として申請している。

☆東洋経済 田辺氏
Q. スマホの次の端末が世界で出てきていて、例えば「Google Glass」などだが、孫社長はそういった端末についてどう考えているのか?
A. そういうものは続々と出てくると思っている。もちろん、今回発表したFitbitもひとつの事例だ。センサーがいろいろなものに入ってきて、通信機能も入ってくる。それらがBluetoothで連携し、スマホのエコシステムが構築されていき、スマホがセンターとして機能していく。そういったものは扱って行きたい。そういう時代の流れだと思っている。

☆フリー 石野氏
Q. さきほどのSIMロック解除の件で、SIMロック解除した端末が売れてないと言っていたが、NTTドコモではSIMロック解除に対応した「GALAXY SIII」が値段も上がらず、100万台売れているが、SIMロック解除対応しても値段を上げずに販売する方法もあるのではないか。特にiPhoneについてはSIMロック解除に対応しないのか?もしくは今回発表の機種でもいいのだが。
A. さきほども言ったが、ユーザーからの声が大きくなれば対応するが、今のところそういった声はあまり届いていない。また、NTTドコモのGALAXY SIIIがSIMロック解除に対応していて、値段も変わらないというのは耳に届いていない。なにかGALAXYでSIMロック解除に対応したことでたくさん売れたということを聞いたのか。またドコモでSIMロック解除をしても補填金はそのままというのは、認識していない。それならドコモに補填金を出してもらって、ソフトバンクに移ってこれるのは、大歓迎、ウェルカムだ。むしろそれにさらなるインセンティブを出したいと思うくらいだ。

Q. もう1つ、昨日の通信障害についてコメントをもらいたい。
A. 一部つながりにくい状況にあった、と聞いている。無事に復旧できた。すでにWebページに掲載した通りだ。

☆日経コミュニケーション 堀越氏
Q. つながりやすいネットワークでクラウド化基地局というのは、2.5GHz帯のAXGPかと思うが、iPhone向けのFDD-LTEの方の少セルカやクラウド化基地局の導入はどうなのか?FDD-LTEはダブルLTEで十分なのか?また今回の発表会では特にプラチナバンドについて言及がなかったがプラチナバンドはつながりやすさの影響にないのか?
A. プラチナバンドは他社もやっているので今回は言及しなかったが、つながりやすさNo.1になった根本原因である。追い越すことが出来た。パケ詰まりしにくくなった。

☆TBS 奥村氏
Q. 日経平均が1万4千円を超えたが、どう考えているか?
A. いわゆるアベノミクス効果だと思っているが、我々にとってもスマホの売れ行きにもいい影響がでると期待している。

☆インプレス(ケータイWatch) 津田氏
Q. AXGPとFDD-LTEに対応したPocketWiFi 203Zについてだが、料金体系はどうなっているのか?またソフトバンクとイー・モバイルの両方に契約しないといけないのか?
A. 契約上はソフトバンクのみで一括で行う。料金体系はこれから発売近く時期が来たら発表する。

☆◯◯ ◯◯氏
Q. TD-LTEを商用でやっているとメリット(シナジー)があるというのはどういうことなのか?Clearwire
A. 現在SprintはClearwireの株式を51%持っている。大株主だ。Sprintはまだ2.5GHz帯でのTD-LTEを動かしたことがないので、いち早く活用するためのノウハウをソフトバンクが持っており、まったく同じ周波数帯の電波で商用サービスをやっているので、今後サービスを行う上でノウハウを活用できるメリットがあると思っている。

☆フリー 中山氏
Q. SIMロック解除について、現在、SIMロックフリーの持ち込み、例えば、海外で購入したiPhoneなどをソフトバンクショップで持ち込んでいっても、契約してもらえないのだが、また、契約できたとしてもデータ通信を行う接続先(APN)情報を公開していないのだが、どのあたりがウェルカムなのか?
A. 自分たちの製品に対してきちんとサービスを提供するのが責務だと思っているが、そういう要望がたくさんあれば対応するが、耳には届いていない。ごく一部でニーズがあるのかもしれないが、届いていない。

☆フリー 佐野氏
Q さきほどの西日本の障害については、Webページではまだ詳細な原因などについては触れられてないが、どうなのか。
A. 私も昨日の今日なのでまだ詳しく報告を受けていない。詳しい状況がわかれば、Webページで正式に公表する。

☆東京IT新聞 ◯◯氏
Q. ソフトバンクヘルスケアについては、すでに同じようなサービスをNTTドコモやオムロンなどがやっているが、どういった点が優位点なのか。
A. クラウドで簡単に楽しくでき、電話で相談できるというすべてを包含して出したのはソフトバンクがはじめただと思っている。

☆朝日新聞 高重氏
Q. ヘルスケアの24時間の電話相談もシニアを意識したものなのか?アプリでもヘルスケアをできるものがあるが、ソフトバンクが自らやる意味は?
A. iOSとAndroid用アプリがある。クラウドまで含めて安い価格でフルセットでやるのはソフトバンクがはじめてだと思っているが、差別化を図って行きたい。iPhoneやAndroidを複合的に快適に使い得るようにキャンペーンを売って行きたい。

記事執筆:S-MAX編集部


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