この夏のハイスペックモデルAQUOS PHONE Xx 206SHは買いだ! |
既報の通り、ソフトバンクモバイルは7日、2013年夏以降に発売予定の新製品などを発表する「2013 Summer 新商品発表会」を都内で開催し、5インチフルHD(1080×1920ドット)S-CG Silicon液晶ディスプレイ搭載や、フルセグ対応、クアッドコアCPU、F値1.9の明るいレンズを搭載したカメラ機能などを備えたシャープ製のスマートフォン「AQUOS PHONE Xx 206SH」(以下、206SH)を発表した。発売時期は2013年6月下旬以降。
発表会の展示会場では、まだ開発途中の試作機ではあるが、実際に206SHを試すことができたので、写真と動画で紹介する。
206SHは、ソフトバンクモバイルの今夏モデルとしては、フラッグシップモデルと言えるハイスペックかつフルスペックモデル。TD-LTEに完全互換性があるとされる超高速通信規格「AXGP」により、下り最大76Mbpsで利用できるデータ通信サービス「SoftBank 4G」対応、おサイフケータイ(Felica)やNFC、ワンセグおよびフルセグ、赤外線通信機能、防水などに対応・搭載する全部入りと言えるフルスペックスマートフォン。
本体正面
本体背面。左からラスターホワイト、ブルー、ブラック
ディスプレイは、約440ppiの約5.0インチフルHD液晶(1920×1080ドット)S-CGSilicon液晶システム(最大1677万色)を搭載、本体カラーは「ラスターホワイト」「ブルー」「ブラック」の3色展開で、メインカラーはラスターホワイト。
本体正面向かって左側面(画像上)と右側面(画像下)
本体正面向かって上部側面(画像上)と下部側面(画像下)
USIMカードスロット(上)とmicroSDカードスロット(下)
本体の左右側面はボタン類や端子類は搭載されておらず、上部側面には、電源ボタン、3.5mmイヤホンジャック、USIMカードスロット、microSDカードスロット(最大64GBのmicroSDXCカードに対応)を搭載、下部側面にはmicroUSB端子を備える。
バッテリー容量は3080mAhと3000mAhを超える大容量の電池パックを搭載している。なお、電池パックのは取り外しはできない。さらに側面のUSIMカードスロット、microSDカードスロットにカバー(キャップ)は付いているものの、そのほかの端子類にはカバーは付いていないが、IPX5/IPX7等級の防水性能に対応している。
背面。カメラやスピーカー、FeliCaポートなどを備える
カメラはF値1.9の明るいレンズを採用
カメラ機能も向上しており、メインの背面カメラには有効画素数約1310万画素のシャープ製裏面照射型CMOSに加え、F値1.9の明るいレンズを採用している。暗い場所での撮影はもちろん、そもそも明るい写真の撮影ができることで、手ブレやノイズ軽減の効果もある。なお、203SHで対応していた光学式手ぶれ補正には対応していない。
これまで国内向けでは、au向けのHTC製のスマートフォン「HTC J ISW13HT」や「HTC J butterfly HTL21」がF値2.0のカメラを搭載していたが、206SHはそれらよりもわずかにだが、さらに明るいレンズを搭載することになる。
卓上ホルダは同梱する予定
テレビアンテナ入力用microUSB変換ケーブルも同梱する
卓上ホルダ正面。本体は横向きにセットする
卓上ホルダの背面にはmicroUSB端子を備える
206SHの本体スピーカーからの音が聞き取りやすいよう工夫されている
卓上ホルダおよびテレビアンテナ入力用microUSB変換ケーブルが同梱する予定。206SHでは、従来のワンセグ機能に加え、フルセグにも対応する。本体に内蔵するアンテナを伸ばすことができるが、どうしても自宅など屋内で視聴したい場合で受信感度がよくない場合は、テレビアンテナ入力用microUSB変換ケーブルを接続して視聴することもできる。
もちろん卓上ホルダに206SHをセットした状態で、テレビアンテナ入力用microUSB変換ケーブルを接続して視聴できるようにもなっている。
また、音響もバーチャル5.1chサラウンドを実現する「Dolby Mobile v3」に対応し、ステレオイヤホン利用時に躍動感のあるサラウンド効果が得られる。Bluetoothの高音質オーディオ用コーデック「apt-X」もサポート。なお、オーディオLSIとして、Wolfson製次世代音声処理LSIを搭載しており、高音質と低消費電力を実現しているとのこと。
206SH(左)とAQUOS PHONE Xx 203SH(右)
206SH(左)と203SH(右)
206SH(左)と203SH(右)
ソフトバンク向けの冬モデルとして今年3月に発売された前モデルの「AQUOS PHONE Xx 203SH」(以下、203SH)と比較した。
発表時点において、206SHのサイズや重量などは未定とされており、発売までに大きさの変更などがあるかもしれないが、展示会場で比較したところ、全体のサイズ感は203SHとほぼ同等だった。203SHでは角張っていたデザインが、206SHでは丸みを帯びたデザインになり、持ちやすさや見た目の印象が変わった。また、203SHでは前面下部に搭載されていた物理ボタンが206SHでは搭載されておらず、よりフラットな形状になっている。
性能面でも、今回206SHの注目すべきポイントである、フルHD画面、フルセグ、F値1.9のカメラといった部分が新たに向上した機能となる。プラットフォームについても、203SHがAndroid 4.1(開発コード名:Jelly Bean)だったのに対し、206SHはAndroid 4.2(開発コード名:JellyBean)を搭載する。
206SH(左)と203SH(右)
右下のアイコンをタップすると左サイドにメニューが表示される
アナザービュー
また、2つのアプリを同時に起動して画面上に表示できる「アナザービュー」も搭載する。203SHでは3つの機能が有効だったが、206SHでは8つまで増えた。画面の右下のアイコンをタップして左サイドにメニューを表示、その中の「アナザービュー」をタップすると、どのアプリをアナザービューとして起動するかを選択することができる。
アナザービューで起動した画面は画面のサイズや表示させる場所を移動することができ、背景部分で別アプリの操作も可能。例えば、動画をアナザービューの小画面で表示させながら背景でブラウザを起動してWeb閲覧ができるといった具合だ。
ストレージ画面(左)と端末情報画面(右)
本体の内部ストレージは32GBで、ユーザー領域(空き容量)を展示機で確認したところ、システムメモリが5.31GB、メディアファイルなどを保存する本体メモリが7.88GBあった。RAMは2GB、CPUは1.7GHzクアッドコア(APQ8064)を搭載。また、Androidのバージョンは4.2.2となる予定。
最後に、ホーム、通知メニューの設定、各種設定やブラウザなど一連の基本操作を試した動画を紹介する。
S-MAX:シャープ製「AQUOS PHONE Xx 206SH」ファーストインプレッション
◯主な対応サービス・機能(予定)
※6:IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、電話機としての機能を有することを意味します。IPX7とは、常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに電話機を静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときに電話機としての機能を有することを意味します。
◯主な仕様(予定)
※7:Draft準拠
※なお、今回試したのは発売前のバージョンであり製品版では仕様が変更になる場合があります。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・ソフトバンクモバイル、2013年夏 新商品発表会を5月7日13時から開催!ライブ中継も実施 - S-MAX - ライブドアブログ
・2013 Summer 新商品発表!(ソフトバンクモバイル)
・SoftBank (SoftBank) on Twitter
・ソフトバンク(SoftBank)- Facebookページ
・ソフトバンクモバイル
・ソフトバンクモバイル株式会社向け 2013年夏商戦 2機種を製品化(シャープ)
・SH DASH
本体正面
本体背面。左からラスターホワイト、ブルー、ブラック
ディスプレイは、約440ppiの約5.0インチフルHD液晶(1920×1080ドット)S-CGSilicon液晶システム(最大1677万色)を搭載、本体カラーは「ラスターホワイト」「ブルー」「ブラック」の3色展開で、メインカラーはラスターホワイト。
本体正面向かって左側面(画像上)と右側面(画像下)
本体正面向かって上部側面(画像上)と下部側面(画像下)
USIMカードスロット(上)とmicroSDカードスロット(下)
本体の左右側面はボタン類や端子類は搭載されておらず、上部側面には、電源ボタン、3.5mmイヤホンジャック、USIMカードスロット、microSDカードスロット(最大64GBのmicroSDXCカードに対応)を搭載、下部側面にはmicroUSB端子を備える。
バッテリー容量は3080mAhと3000mAhを超える大容量の電池パックを搭載している。なお、電池パックのは取り外しはできない。さらに側面のUSIMカードスロット、microSDカードスロットにカバー(キャップ)は付いているものの、そのほかの端子類にはカバーは付いていないが、IPX5/IPX7等級の防水性能に対応している。
背面。カメラやスピーカー、FeliCaポートなどを備える
カメラはF値1.9の明るいレンズを採用
カメラ機能も向上しており、メインの背面カメラには有効画素数約1310万画素のシャープ製裏面照射型CMOSに加え、F値1.9の明るいレンズを採用している。暗い場所での撮影はもちろん、そもそも明るい写真の撮影ができることで、手ブレやノイズ軽減の効果もある。なお、203SHで対応していた光学式手ぶれ補正には対応していない。
これまで国内向けでは、au向けのHTC製のスマートフォン「HTC J ISW13HT」や「HTC J butterfly HTL21」がF値2.0のカメラを搭載していたが、206SHはそれらよりもわずかにだが、さらに明るいレンズを搭載することになる。
卓上ホルダは同梱する予定
テレビアンテナ入力用microUSB変換ケーブルも同梱する
卓上ホルダ正面。本体は横向きにセットする
卓上ホルダの背面にはmicroUSB端子を備える
206SHの本体スピーカーからの音が聞き取りやすいよう工夫されている
卓上ホルダおよびテレビアンテナ入力用microUSB変換ケーブルが同梱する予定。206SHでは、従来のワンセグ機能に加え、フルセグにも対応する。本体に内蔵するアンテナを伸ばすことができるが、どうしても自宅など屋内で視聴したい場合で受信感度がよくない場合は、テレビアンテナ入力用microUSB変換ケーブルを接続して視聴することもできる。
もちろん卓上ホルダに206SHをセットした状態で、テレビアンテナ入力用microUSB変換ケーブルを接続して視聴できるようにもなっている。
また、音響もバーチャル5.1chサラウンドを実現する「Dolby Mobile v3」に対応し、ステレオイヤホン利用時に躍動感のあるサラウンド効果が得られる。Bluetoothの高音質オーディオ用コーデック「apt-X」もサポート。なお、オーディオLSIとして、Wolfson製次世代音声処理LSIを搭載しており、高音質と低消費電力を実現しているとのこと。
206SH(左)とAQUOS PHONE Xx 203SH(右)
206SH(左)と203SH(右)
206SH(左)と203SH(右)
ソフトバンク向けの冬モデルとして今年3月に発売された前モデルの「AQUOS PHONE Xx 203SH」(以下、203SH)と比較した。
発表時点において、206SHのサイズや重量などは未定とされており、発売までに大きさの変更などがあるかもしれないが、展示会場で比較したところ、全体のサイズ感は203SHとほぼ同等だった。203SHでは角張っていたデザインが、206SHでは丸みを帯びたデザインになり、持ちやすさや見た目の印象が変わった。また、203SHでは前面下部に搭載されていた物理ボタンが206SHでは搭載されておらず、よりフラットな形状になっている。
性能面でも、今回206SHの注目すべきポイントである、フルHD画面、フルセグ、F値1.9のカメラといった部分が新たに向上した機能となる。プラットフォームについても、203SHがAndroid 4.1(開発コード名:Jelly Bean)だったのに対し、206SHはAndroid 4.2(開発コード名:JellyBean)を搭載する。
206SH(左)と203SH(右)
右下のアイコンをタップすると左サイドにメニューが表示される
アナザービュー
また、2つのアプリを同時に起動して画面上に表示できる「アナザービュー」も搭載する。203SHでは3つの機能が有効だったが、206SHでは8つまで増えた。画面の右下のアイコンをタップして左サイドにメニューを表示、その中の「アナザービュー」をタップすると、どのアプリをアナザービューとして起動するかを選択することができる。
アナザービューで起動した画面は画面のサイズや表示させる場所を移動することができ、背景部分で別アプリの操作も可能。例えば、動画をアナザービューの小画面で表示させながら背景でブラウザを起動してWeb閲覧ができるといった具合だ。
ストレージ画面(左)と端末情報画面(右)
本体の内部ストレージは32GBで、ユーザー領域(空き容量)を展示機で確認したところ、システムメモリが5.31GB、メディアファイルなどを保存する本体メモリが7.88GBあった。RAMは2GB、CPUは1.7GHzクアッドコア(APQ8064)を搭載。また、Androidのバージョンは4.2.2となる予定。
最後に、ホーム、通知メニューの設定、各種設定やブラウザなど一連の基本操作を試した動画を紹介する。
S-MAX:シャープ製「AQUOS PHONE Xx 206SH」ファーストインプレッション
◯主な対応サービス・機能(予定)
SoftBank 4G | ○ | ULTRA SPEED | ○ | プラチナバンド | ○ |
---|---|---|---|---|---|
世界対応ケータイ | ○ | テザリング | ○ | 緊急速報メール | ○ |
S!メール(MMS) | ○ | デコレメール | ○ | スマートセキュリティ | ○ |
NFC | ○ | おサイフケータイ | ○ | GPS | ○ |
Wi-Fi | ○ | Bluetooth | ○ | 赤外線通信(IrDA) | ○ |
フルセグ | ○ | ワンセグ | ○ | 防水(IPX5/IPX7)※6 | ○ |
◯主な仕様(予定)
通信方式 | 国内 | W-CDMA方式(900MHz/1.5GHz/2.1GHz) AXGP方式(2.5GHz) |
---|---|---|
海外 | W-CDMA方式、 GSM方式(900MHz/1800MHz/1900MHz) | |
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ | 未定 | |
連続通話時間/連続待受時間 | W-CDMA網 | 未定 |
GSM網 | 未定 | |
AXGP網 | 未定 | |
ディスプレー | 約5.0インチフルHD液晶(1920×1080ドット) S-CGSilicon液晶システム(最大1677万色) | |
モバイルカメラ(画素数/タイプ) | メイン | 有効画素数約1310万画素/CMOS(AF・手ぶれ補正) |
サブ | 有効画素数約207万画素/CMOS | |
外部メモリー/推奨容量 | microSDXCカード(別売)/64GB | |
内蔵メモリー | ROM | 32GB |
RAM | 2GB | |
CPU(クロック数/チップ) | 1.7GHzクアッドコア/APQ8064 | |
電池容量 | 3080mAh | |
Wi-Fi(対応規格、周波数) | IEEE 802.◯a/b/g/n/ac※7(2.4GHz、5GHz) | |
Bluetooth | Ver.4.0 | |
プラットフォーム | Android 4.2 | |
カラーバリエーション | ラスターホワイト、ブルー、ブラック |
※なお、今回試したのは発売前のバージョンであり製品版では仕様が変更になる場合があります。
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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