23日発売の新ブランドisaiのコンセプトとは?! |
LGエレクトロニクス(以下、LG)は20日、KDDIとタッグを組んで開発した新しいAndroidスマートフォン「isai LGL22」(以下、isai)の発売に合わせ、都内にて「isai 説明会および新CM 発表会」を開催した。
今回の発表会ではの発売日を11月23日(土)とし、まずはアクア・ホワイトから順次発売していくと発表。その他の色の発売日や価格についてもすでに紹介しているので参照して欲しい。
説明会ではLGエレクトロニクス・ジャパン代表取締役社長の李揆弘(リ・ギュホン)氏の挨拶から始まり、isaiの説明をLGエレクトロニクス・ジャパンモバイルコミュニケーション統括部長の首藤晃氏、そして来賓挨拶としてKDDI代表取締役社長の田中孝司氏が登壇した。
その後、新CMの発表と、CMに出演する女優の川口春奈さんをゲストに迎えてのトークセッションが行われた。今回は、前半のisaiのコンセプトについてレポートしていく。
LGエレクトロニクス・ジャパン代表取締役社長の李揆弘氏
最初に登壇した李氏は、isaiは、「イガイなデアイ」をコンセプトに製品を企画段階から「ブランド」「デザイン」「ユーザーインターフェース(UI)」 KDDIとコラボレーションして誕生した製品であると説明。お客様のご期待とご要望に応えるために、製品に対する哲学と価値を共有しながらベストを尽くした。今後のKDDIのオリジナリティーとLGの物づくりが生み出すisaiブランドがさらに進化していく姿を見守ってくださいと語った。
LGエレクトロニクス・ジャパンモバイルコミュニケーション統括部長の首藤晃氏
次に登壇した首藤氏は、お客様にもう一度これまでとは異なる体験を提供したい、そのような思いでauとコラボレーションして新しいブランドを立ち上げた。新ブランドの開発にあたって私どもが大切にしたことは、スマートフォンの「異才(isai)」でありたいとコンセプトを語った。
isaiのロゴデザインにもこだわり、始めと終わりの「i」は人と人が向かい合ってコミュニケーションをしているかのような左右対称なシンメトリーなデザインを開発した。このシンメトリーは新CMのコンセプトにもなっている。そして、isaiブランドの第一弾が今回のLGL22であると紹介した。
首藤氏はさらにisaiについて詳しく説明する。LGL22のブランド価値は「イガイなデアイ」という一言に集約、このイガイなデアイを具現化する特徴は3つ。まずはデザイン、大きな画面なのに持ちやすいデザイン。性別を問わず幅広いユーザーが共感できるデザインとした。次にUI、始めてスマートフォンを手にしたユーザーでも新しい情報を簡単に手に入れることができるUIを開発した。そして液晶、LGの技術を惜しみなく注ぎ込んだクリアな画面がその特徴であると説明した。
KDDI 代表取締役社長 田中 孝司氏
3番目に登壇した田中氏は、isaiの開発にあたってのインサイドストーリーを紹介することが役目であるとし、isaiのブランドの由来はブランドが決まったのは一番最後で、LGとの関係はもっともっと古いところからスタートしていると語る。
現在、LGは携帯事業では世界第3位のシェアを持っているが、我々がお話をしたころはまだそこまでに至っていない時期だったとのこと。一方、KDDIもスマートフォンへのシフトを推し進めていたが、もっともっと我々自身の思いを込めたスマートフォンを作りたいとも思っていた時期で、そこで我々の方からLGさんにお声がけしたと語った。
我々の思いを込めたスマートフォンの方向性について、「グローバルモデルをそのまま日本で発売してもお客様のご要望にお応えすることになってないのではないか?、auらしさを出していきたい。」と、そういった思いがあったとし、auらしさを具現化したものとして「INFOBAR」の名を挙げた。
ただし、INFOBARは尖ったマーケットを狙った製品で、isaiは日本人の好み・テイストを取り入れたボリュームゾーンを狙ったラインナップであるとそれぞれの立ち位置を説明した。
一般向けに防水ワンセグだけを対応するだけではお客様の期待に応えているとは思えない、そこで手にした時にこれはいいと思えるデザインを大事にし、作り込みという面ではトップ画面を懲りまくるとお客様が遠慮してしまうので、横方向にスクロールさせるとやりたいことが選べるわかりやすいユーザーインターフェイスとしているとisaiのコンセプトについて語った。
LGとのコラボについて、LGさんはベースとなるテクノロジーやディスプレイは高いものをもっているので、我々のスマートフォンに対してやりたいこと、そしてデザインをコラボすることによって素晴らしいスマートフォンができるのではないかということでスタートした。開発中は技術的な点を含めてさまざまなやりとりがあったが、我々はデザインに対しては一切妥協せず、LGの技術チームと我々の意向をくみ取ってくださったLGのデザインチームが殴り合ってこれができたと開発の背景を振り返った。
田中氏は「isaiという名前はネットでは全然『異才』じゃないではないかという批判をいただいているが、触ってみればみるほど異才、違うよねという感覚を持って頂けるのではないかと思っている。」とし、「isaiは『is 愛』という意味もあり、LGさんとauが愛を込めてお客様にお贈りするプロダクトです。」と締めくくった。
最後に説明会後に行われた展示コーナーにてisai LGL22のタッチ&トライにて実際に操作した模様をムービーで紹介しておく。
動画リンク:http://youtu.be/fKnr1nu1_wM
動画リンク:http://youtu.be/94JCpFUWWz0
isai タッチアンドトライコーナー
isai LGL22は11月23日(土)発売
記事執筆:mi2_303
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