![]() |
PHSケータイWX12Kからだれとでも定額アプリを試したよ! |
ウィルコムから今月14日(木)に発売された新しい音声PHSケータイ「WX12K」(京セラ製)。大きな特長として、前回の記事にて取り上げたBluetooth経由でのPHSテザリング機能と、もう1つ、Android向けアプリ「だれとでも定額 アプリ」に対応したBluetooth経由でPHS通話連携機能である「だれとでも定額パス」機能があります。
PHSテザリングの通話版ともいえる機能で、他のスマートフォンなどからBluetooth経由でWX12KのPHS回線を使って通話することができるものとなっています。
今回の記事では、このもう1つの目玉機能であるだれとでも定額パス機能を実際に試してみましたので、導入の際の注意点などを交えながら紹介します。
◯誰とでも定額パス機能を利用する前に確認すること
だれとでも定額パスは、すでに専用端末「だれとでも定額パス WX01TJ」を所持している方はご存知かと思いますが、Androidアプリだれとでも定額パス アプリはタブレットへインストールすることができません。これは音声通話機能を有していないことによるものなので、基本的にはAndroidタブレットでは利用できないものと考えていいでしょう。

タブレット「Nexus 7(2013)」でダウンロードしようとしたところ……できませんね、無念。
また、今回、WX12Kの製造メーカーである京セラによる検証ページに書かれている通り、非対応や未検証の機種があるので、実際に導入を検討している人は導入前に確認しておきましょう。
さて、実際に利用するにはまずWX12KとスマートフォンのBluetoothペアリングを行う必要があります。ペアリングの操作方法自体は、前回のBluetoothテザリングと同じ手順(一度ペアリングするとテザリングもだれとでも定額パスも両方接続できるようになる)でできますので、ペアリングの手順はそちらを参考にして下さい。
今回のだれとでも定額パスの利用もスマートフォン側は「PadFone 2」(ASUSTek Computer製)で行います。なお、PadFone 2は京セラのWebページでは検証結果が出ていないので、それを試すためでもあります。もう1つ理由はあるのですが、それは後述します。

PadFone 2がWX12Kに登録されている状態
ペアリングされていることが確認できたら、スマートフォン側のだれとでも定額パス アプリを起動します。このアプリはインストールすると常駐アプリとしてバックグラウンドで動作している状態になります。画面上部のステータスバーにあるウィルコムのロゴのついた受話器のアイコンが常駐しているマークとなります。

スマートフォン側のアプリを立ち上げる前にWX12K側でだれとでも定額パスをONにするのを忘れずに。
アプリを初回起動するとPVP(PHS通話用の独自プロファイル)で接続するPHSを選択する画面が表示されます。ここでは、WX12Kを選択します。

対応端末が複数ある場合は任意のものから選ぶことになります
これで、準備完了。スマートフォンからPHSが利用できるようになりました。
◯スマートフォンからPHSを使って電話をかける
だれとでも定額パス アプリから電話をかけるのは簡単で、そのままテンキーで電話番号を入力するかアドレス帳から選んでかけることもできます。アプリの電話帳側でスマートフォン内のアドレス帳を読み取ってアプリ側で反映してくれるので面倒な入力作業などもありません。

だれとでも定額パス アプリの画面
だれとでも定額パス アプリの画面は大きめで見やすいテンキーや本体内と連動している電話帳など、見てすぐわかる使いやすさ重視のものになっています。

スマホ→Bluetooth→WX12K→WX340Kへと電話をかけている状態
最初の導入が少し手間取るかもしれませんが、一度設定してしまえば、だれとでも定額パスは非常に便利な機能となっています。WX12Kとスマートフォンを併用しているなら是非活用したいオススメ機能となっています!
◯連携先をPadFone 2に選んだ本当の理由
前述の通り、だれとでも定額パスのAndroidアプリは音声通話に対応したスマートフォン(なお、「GALAXY Note 3」のようなファブレットに分類される製品は音声通話に対応しているのでスマートフォンに分類されます)のみにインストールができます。つまり、基本的にはAndroidタブレットでは基本的にインストールができません。
しかしながら、PadFone 2はスマートフォンと専用ドッキングステーションでタブレットにもなる数少ない「通話できる10インチクラスのタブレットでもある」のです。
つまり、こういうことができます!

タブレットモード時のPadFone 2でだれとでも定額アプリ起動!
これで10インチAndroidタブレットでPHSにかかってきた電話を受けるという浪漫溢れつつも本末転倒な使い方が可能なのです!

胸元にある小さいPHSにかかってきた電話をゴツいタブレットで受けて話す!
もちろん、使ってみるまでもありませんが、非常に通話しづらいですし、普通に使うにはオススメはできませんね、ハイ。
アプリ名:だれとでも定額パス アプリ
価格:無料
カテゴリ: 通信
開発者:WILLCOM, Inc.
バージョン:1.0.4
ANDROID 要件:4.0以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ne.wcm.phs.dialer

関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・WX12K 特集 - S-MAX
だれとでも定額パスは、すでに専用端末「だれとでも定額パス WX01TJ」を所持している方はご存知かと思いますが、Androidアプリだれとでも定額パス アプリはタブレットへインストールすることができません。これは音声通話機能を有していないことによるものなので、基本的にはAndroidタブレットでは利用できないものと考えていいでしょう。

タブレット「Nexus 7(2013)」でダウンロードしようとしたところ……できませんね、無念。
また、今回、WX12Kの製造メーカーである京セラによる検証ページに書かれている通り、非対応や未検証の機種があるので、実際に導入を検討している人は導入前に確認しておきましょう。
さて、実際に利用するにはまずWX12KとスマートフォンのBluetoothペアリングを行う必要があります。ペアリングの操作方法自体は、前回のBluetoothテザリングと同じ手順(一度ペアリングするとテザリングもだれとでも定額パスも両方接続できるようになる)でできますので、ペアリングの手順はそちらを参考にして下さい。
今回のだれとでも定額パスの利用もスマートフォン側は「PadFone 2」(ASUSTek Computer製)で行います。なお、PadFone 2は京セラのWebページでは検証結果が出ていないので、それを試すためでもあります。もう1つ理由はあるのですが、それは後述します。

PadFone 2がWX12Kに登録されている状態
ペアリングされていることが確認できたら、スマートフォン側のだれとでも定額パス アプリを起動します。このアプリはインストールすると常駐アプリとしてバックグラウンドで動作している状態になります。画面上部のステータスバーにあるウィルコムのロゴのついた受話器のアイコンが常駐しているマークとなります。

スマートフォン側のアプリを立ち上げる前にWX12K側でだれとでも定額パスをONにするのを忘れずに。
アプリを初回起動するとPVP(PHS通話用の独自プロファイル)で接続するPHSを選択する画面が表示されます。ここでは、WX12Kを選択します。

対応端末が複数ある場合は任意のものから選ぶことになります
これで、準備完了。スマートフォンからPHSが利用できるようになりました。
◯スマートフォンからPHSを使って電話をかける
だれとでも定額パス アプリから電話をかけるのは簡単で、そのままテンキーで電話番号を入力するかアドレス帳から選んでかけることもできます。アプリの電話帳側でスマートフォン内のアドレス帳を読み取ってアプリ側で反映してくれるので面倒な入力作業などもありません。

だれとでも定額パス アプリの画面
だれとでも定額パス アプリの画面は大きめで見やすいテンキーや本体内と連動している電話帳など、見てすぐわかる使いやすさ重視のものになっています。

スマホ→Bluetooth→WX12K→WX340Kへと電話をかけている状態
最初の導入が少し手間取るかもしれませんが、一度設定してしまえば、だれとでも定額パスは非常に便利な機能となっています。WX12Kとスマートフォンを併用しているなら是非活用したいオススメ機能となっています!
◯連携先をPadFone 2に選んだ本当の理由
前述の通り、だれとでも定額パスのAndroidアプリは音声通話に対応したスマートフォン(なお、「GALAXY Note 3」のようなファブレットに分類される製品は音声通話に対応しているのでスマートフォンに分類されます)のみにインストールができます。つまり、基本的にはAndroidタブレットでは基本的にインストールができません。
しかしながら、PadFone 2はスマートフォンと専用ドッキングステーションでタブレットにもなる数少ない「通話できる10インチクラスのタブレットでもある」のです。
つまり、こういうことができます!

タブレットモード時のPadFone 2でだれとでも定額アプリ起動!
これで10インチAndroidタブレットでPHSにかかってきた電話を受けるという浪漫溢れつつも本末転倒な使い方が可能なのです!

胸元にある小さいPHSにかかってきた電話をゴツいタブレットで受けて話す!
もちろん、使ってみるまでもありませんが、非常に通話しづらいですし、普通に使うにはオススメはできませんね、ハイ。
記事執筆:河童丸
価格:無料
カテゴリ: 通信
開発者:WILLCOM, Inc.
バージョン:1.0.4
ANDROID 要件:4.0以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ne.wcm.phs.dialer

関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・WX12K 特集 - S-MAX