ゼロから始めるスマートフォン

フィンランドの新興企業Jollaは26日、同社が開発するモバイル向けプラットフォーム「Sailfish OS」を搭載したスマートフォン「Jolla」を発表しています。同日に発売し、価格は399ユーロ。

Sailfish OSは、かつてNokia(ノキア)が開発していたLinuxベースのモバイル向けプラットフォーム「MeeGo」をベースにしたもの。

マルチタスク利用に最適化されたユーザーインターフェース(UI)を特徴としていますが、さらに大きな特徴は、専用アプリ配信マーケット「Yandex.Store」で配信される約8万5000のSailfish専用アプリのほかに、Androidアプリをそのまま利用できることです。

これまでにも「BlackBerry」などでも似たような試みが行われていますが、他のプラットフォームとの互換性を保つことで、すでに豊富にあるアプリ資源を活用でき、ユーザー獲得を容易にするということです。

今回、発表されたスマートフォンの製品名は企業名と同じ「Jolla」が付けられており、スペックとしては4.5インチqHD(540×960ドット)ディスプレイ、1.4GHzデュアルコアCPU(Qualcomm製「Snapdragon 400」)、1GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、約800万画素メインカメラ、約200万画素サブカメラ、2100mAhバッテリーなどを搭載します。

また、通信はGSMおよび3G、4G(LTE)に対応。サイズは約131×68×9.9mm、質量は約141g。背面カバーは好みのカラーに差し替えられるようになっています。





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Sailfish OSを搭載したスマートフォン「Jolla」が発売、MeeGoベースのOSでAndroidアプリもそのまま使える | ゼロから始めるスマートフォン

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