au向け「2014年春モデル」発表会を写真を交えて紹介!

KDDIおよび沖縄セルラーは22日、今春に発売する2014年春モデル新商品を披露する「au発表会2014 Spring」を都内で開催し、曲面ディスプレイを搭載した「G Flex LGL23」や6.4インチファブレット「Xperia Z Ultra SOL24」などという特長のある製品5機種を発表しています。

発表会のプレゼンテーションを行ったKDDI代表取締役社長の田中孝司氏は「昨年、NTTドコモもiPhoneを販売するようになり、3社横並びではないのか?という声が聞こえるようになったが、auらしさを自問自答し、同質性の中の違いを追求していきたい。」とし、今回のような他社がまだ出していないような製品を出すチャレンジを行ったということです。

今回は、そんなau発表会2014 Springの模様を写真を交えて紹介したいと思います。

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KDDI社長の田中氏(左)と


登壇した田中社長より挨拶があり、第1部がスタート。まず、田中社長は「2013年を振り返って、ソフトバンクと、我々auのみが取り扱っていたiPhoneにNTTドコモさんも参入したことが1番のニュースで『大きな転換期』だったと思う。」とはじめ、「その中で携帯電話会社の違いってなんだろう?とお客様が考えた時に、ほぼ横並びになりつつあるが、やはり『いいものを選びたい』というニーズは高い。そこで、au2014年春の提案として、学割シーズンに向けて新しい商品を投入する。」として発表内容に移りました。

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商品の前にauが昨年から力を入れている通信環境について紹介し、田中氏は「800MHzによる『プラチナバンド』のLTEについて今年度末までに人口カバー率99%を計画しているが、その進捗を説明しておきたい。LTEの人口カバー率は2013年11月に98.6%、2013年12月に98.7%、そして、2014年3月末に実人口カバー率99%を目標としており、達成できる予定である。中でも、47都道府県別の『iPhone 5s』および『iPhone 5c』のつながりやすさ満足度調査でNo.1の評価をいただいた。これからは『速いが広い』になる。」とのことで、具体例として昨日お知らせがあった日本全国のすべての大学でLTEが利用可能になったことや、以前にお知らせがあったサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)、大型ショッピングモールなどの具体例を示していました。

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さらに「海外への卒業旅行にもLTEを使って欲しいということで、LTEのローミングアウトを拡充する。日本人渡航者数ランキングとLTEローミング対応については、これまで韓国や米国、香港、ハワイに加え、新しくフランスをカバーする。中国などもカバーできればと思っていたが、やはりなかなか難しい。とはいえ、LTE海外ローミングはauが1番だと自負している。」とした。

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続いて、スマートフォンやタブレットについての紹介に移り、田中氏は「昨年冬モデルで800MHz帯対応モデルを投入した。また、LGとコラボレーションした『isai LGL22』といった他社にはない機種もラインナップできた。そういった“違い”を春モデルでも追加する。」とし、「中でも、5インチ以上のスマートフォンとタブレットの中間サイズのデバイス『ファブレット』について、調査を進めるとお客様のニーズが大画面推移していると思う。」としてそのファブレットに該当する商品を発表しました。

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異才のファブレット「G Flex」。日本初の曲面ディスプレイを採用し動画やフルセグをシアター感覚で楽しめる機種。スクラッチリカバリ背面カバーにより普段使いの浅い擦り傷なら自然回復が可能。

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6.4インチの大画面を搭載した「Xperia Z Ultra」。フルHD(1080×1920ドット)液晶を搭載し、世界最薄6.5mmを実現したファブレット。

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7インチフルHDのIGZOディスプレイと狭額縁「EDGEST」。タブレットだと、これまでカメラの画質が悪かったりしていましたが、1300万画素アウトカメラを搭載。

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ギリギリまで画面が広がる「EDGEST」対応で大きいディスプレイを搭載したコンパクトスマートフォン「AQUOS PHONE SERIE mini。明るくきれいに残せるF値1.9の明るいレンズ「BrightEye」を搭載。

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人気のディテールまで洗練させた「URBANOシリーズ」の「URBANO L02」。研ぎ澄まされたデザインとさらに磨かれた使いやすさが向上。

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2014年春モデルは上記のG Flex LGL23およびXperia Z Ultra SOL24、AQUOS PAD SHT22、AQUOS PHONE SERIE mini SHL24、URBANO L02の5機種。各機種の詳細は以下の記事を参照してください。
KDDI、au向け4G LTE対応6インチ曲面ディスプレイ搭載スマホ「LG G Flex LGL23」を発表!フルセグや動画をシアターのような臨場感で体験可能 - S-MAX
KDDI、au向け4G LTE対応6.4インチスマホ「Xperia Z Ultra SOL24」を発表!国内向けにおサイフケータイや赤外線にも対応 - S-MAX
KDDI、au向け4G LTE対応狭額縁“EDGEST”採用WUXGAコンパクト7インチタブレット「AQUOS PAD SHT22」を発表!1300万画素カメラなども搭載 - S-MAX
KDDI、au向け4G LTE対応狭額縁“EDGEST”採用コンパクトスマホ「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」を発表!フルHDやクアッドコアCPUなどハイスペック - S-MAX
KDDI、au向け4G LTE対応スマホ「URBANO L02」を発表!研ぎ澄まされたデザインとさらに磨かれた使いやすさが向上 - S-MAX

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さらに、これらの新機種に合わせて新生活に向けたau公式アクセサリー「au +1 collection」も充実のラインアップを図るとのこと。アクセサリーについては以下の記事を参照してください。
KDDI、個性豊かなau向け「2014年春モデル」を着飾る多彩なラインアップを公式アクセサリー「au +1 collection」から順次発売 - S-MAX

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次にサービス面では、auスマートパスの充実を実施。田中氏は「買い物やコンテンツなどのお得情報を配信して今まで以上にお得に使ってもらいたい。また、iPhoneやiPadの修理代金サポートの充実も行っており、その他、自転車向け保険で安心サポートを実施した。」と紹介。加えて「LINEスタンプ『モッタイナイおばけ』を店頭にいくとシリアルナンバー入りのかーどがもらえるキャンペーンも実施しているので是非試してみて欲しい。」と語っていました。

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料金では「auといえば『auスマートバリュー』というまでになった。また、学割シーズンに向けてauの『学割』を提供する。これは4つの0円。学生やその家族、au同士、auスマートパスが0円になる。また、auスマートパスも2014年12月まで情報料無料にした。さらに、データシェアや『auスマートバリュー mine』も引き続き提供する。『学割はau。最強の割引』だ。」としていました。

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サポートも充実させており、田中氏は「auスマートサポートは『究極のサポート』。また、美しく、安心、ラッキーを続けている。」とコメントし、「以上を2014年の柱としていきたい。」とまとめていました。

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ここでゲストが登壇し、哀川翔さん、剛力彩芽さん、福士蒼汰さん、田中社長によるトークセッションが行われました。

福士蒼汰さんの気になった機種「G Flex」とのこと。福士さんは「曲面ディスプレイが素晴らしい。」と紹介してました。

また、剛力彩芽さんの気になった機種「AQUOS PHONE SERIE 」とのことで、「ギリギリまで広がった大画面がとても見やすい。」と紹介。

一方、哀川翔さんの気になった機種「Xperia Z Ultra」とし、「大画面で動画を観たり、ネットをしたい。」とコメントしていました。

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左からトークショーに登壇した田中氏、哀川さん、剛力さん、福士さん


トークセッションでは、その他、CMキャラクターとしての豊富が司会から問われ、福士さんは「新入社員になったつもりでご指導をお願いします!」、剛力さんは「長い間CMキャラクターをさせて頂き嬉しいです。これからもauの素晴らしさを伝えていきたいです。」、哀川さんは「auをヨロシク!」とまとめていました。

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質疑応答に応える田中氏(左)およびKDDIプロダクト企画本部長木村昌宏氏(右)。


その後、質疑応答が実施されました。各質問とその回答は以下の通り。

・NHK 関氏
Q. 特長ある製品。打ち出す狙い。もう一度聞かせて欲しい。
A. 少し話したが、3社横並びじゃないの?という声が聞こえてきたので、いやいやそうじゃないんだ、違ったものを出す。Flexもそうだけど、スマホってまっすぐなのかな、曲がっていてもいいんじゃないか。サイズも本当にこれまでのものでいいのか。ファブレットも充実したほうがいいんじゃないのかというアイデアが出てきた。客はさまざまな視点で比較するので、KDDIでは違ったことができないのかという観点で。違いを作っていく。

・日本経済新聞 金子氏
Q. いずれも特徴的かつ高性能。価格は高めになりそうだが、iPhoneですら0円かつCBが続いているが、ハイスペックな機種は売りにくいのではないか。販売促進費がどうなっていくのか、販売施策を聞かせて欲しい。
A. 学割シーズン。月額料金も4つの0円。年末年始のCBの商戦から違いが訴求できる商戦に変わっていけばいいかなと思っているが、競争はいたなので適切なCBでがんばっていきたい。

・TBS 金田氏
Q. 4機種のうち2機種がファブレット。一般ユーザーにどの程度普及すると予測しているのか?類型化道台数が右肩上がりだが、今年はどれくらいか。数値目標があれば。
A. 大画面が伸びている。実はKDDIは大画面は日本人に向かないのではないかと春夏頃には思っていtが、数値上はっきりしてきたので、もう一弾大きい機種も受け入れられるのではないかと思ったのでチャレンジした。具体的な数値は揺れる心の中でして、計画では相当チャレンジしたと思っていたが、少し確信に近づいてきた。チャレンジするってのをauらしさにしていきたいと思っている。

・フリー石野氏
Q. Firefox OSなかったが、進捗あれば。若干高いなという感じがある。SIMロックについてはどう考えているのか?
A. Firefox OSは来年度(2014年度)内。がんばって開発を進めているので、みなさんの興味を引くような形で出したい。違ったau、大事にしたい。LTEの国際ローミングはどんどん対応国・エリア。高いんじゃないかというのがあるが、高いという人が多くなれば検討したい。SIMロックはビジネスモデルが検討できてないので、SIMロックをどうしていくのかを検討している段階。まだかかっている。auユーザー間であれば、レベル2ロックはかかっていないので。

・毎日新聞 横山氏
Q. 2013年でiPhoneで変わった。12月にドコモで純増トップ、MNP改善。3社競争環境は変化しているという実感はあるのか。競争がどうなっていくのかといった予測があれば。消費増税があるが、スマホの世界でも駆け込み購入があるのか?またある場合はその反動があるのか?
A. キャリアの競争力はMNPが表していると思っており、auは純増NO.1を取っており、競争力は落ちていないと思っている。ドコモがiPhoneを取り扱いはじめたので流動市場は少なくなっていくと思っている。同質性の中の違いを追求していきたいと思っている。auらしさはなんなのかを自問自答して次のステージに向かいたいと思っている。駆け込み需要があるのか、3月はケータイ市場では学割・春の商戦であって、毎年ピーク。元々、需要が大きいので、これよりさらに消費増税で上回るのかと言われれば、そんなことはないんじゃないかなというのが個人的な見解。

・Engadget 津田氏
Q. 違ったauということでアピールしたが、冬はisaiだったと思うが、どういった状況だったのか?販売数言えないと思うので、手応えなど。また今後コラボモデルはあるのか?
A. コラボモデルは続けていきたい。各シーズンいろんな新しさがなければいけないと思ってがんばっていきたい。販売は出だしゆっくりで厳しいかなと思っていたが、年末年始で上がってきたのでこういうことをやっているとユーザーは見てくれているんだというのが私の心の中。引き続きやっていきたいのでよろしくお願いします。

最後に第2部が実施され、この春のau学割CMキャラクターの紹介が行われました。第2部ではアーティスト兼音楽プロデューサーのつんく♂さんと「モーニング娘。'14」を壇上に迎えての紹介。CMではモーニング娘。'14に森三中の大島さん、黒沢さんも加わって「モリ娘。」を結成。

ちょっと風邪気味?で声の掠れるつんくさんとモーニング娘。'14、哀川翔さんを迎えてのトークが行われました。

森三中の大島さん、黒沢さんは仕事の関係で会場に来れないため、哀川社長特性のキラキラ感をだしてアイドルっぽくしたパネルをセンターに迎えてのトークとなりました。最強のアイドルをめざすためにダンスなどの検討中との秘密めいたトークもありました。

最後に司会から「新年のゼロ宣言!」を問われ、哀川さんは「人生の無駄使いをなくしたい。」、つんくさんは「不満をゼロにしたい。モー娘メンバーの勝手に卒業していくメンバーをゼロにしたい。」、道重さんは「愚痴をゼロにしたい。」、譜久村さんは「15分前行動で寝坊をゼロにしたい。」、生田さんは「モーニング娘。'14メンバー以外に思われることをゼロにしたい。」、石田さんは「つんくさんへのメール返信忘れをゼロにしたい。」と語っていました。第2部の模様は別途写真でじっくりと紹介したいと思います。

なお、これらの発表会の模様は以下にて動画で閲覧することができますので、お時間がある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

Video streaming by Ustream


記事執筆:S-MAX編集部


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