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第2次バイドミッション、モバイルにて再び! |
DotEmuが近日中に公開予定としていた人気シューティングゲーム「R-TYPE II」のiOSおよびAndroid向けアプリを配信開始しています。
R-TYPE IIは1987年の1作目「R-TYPE」に続くタイトルで、今もなおアーケード発のシューティングゲームにおける代表的なタイトルで多くのファンがいる人気シリーズの第2作となります。1989年にアーケードゲームとして登場し、シリーズ屈指の難易度で数多くのゲーマーを苦しめました。
今回はそんなシリーズ第2作のR-TYPE IIのAndroid版を実際にプレイしてみましたので紹介したいと思います。
◯R-TYPEってどんなゲーム?

タイトル画面
R-TYPEはアイレム(現在:アイレムソフトウェアエンジニアリング)が発売した横スクロールの人気シューティングゲームシリーズです。
波動砲とよばれるエネルギーをチャージして強力な攻撃を任意で行うことが可能な自機と、状況に合わせた武装の変更を戦略的に行うことで攻略をしていく高い難易度とプレイスタイルの幅が当時、多くのゲーマーに受け入れられました。ついでにあまりの難易度ゆえに一般層のゲーセン離れを引き起こしたとさえ言われています。
・本作を遊ぶ前に
記事の見出しにも書いていますが、R-TYPEシリーズは非常に難易度が高く、特に今回のR-TYPE IIはシリーズ中最も難しい作品です(しかも飛び抜けて)。そのため、ガッツリと遊ぶのであればゲームコントローラの使用は必須となるかと思います。
本作をやりこむならゲームパッドを搭載した端末であるXperia PlayやSUPERGAMER俺、NVIDIA SHIELDなどや、BluetoothやUSB接続のゲームコントローラーが欲しいところです。なお、Androidでは以前紹介しましたが、PlayStation3用コントローラー「DualShock3」利用可能です。

個人的にはラグのあるBluetoothゲームパッドよりもUSB接続のDualShock3がオススメ
◯スマホ版R-TYPE IIを実際にプレイしてみよう
・ゲームルール・操作方法
本作R-TYPE IIはすでに紹介したように横スクロールのシューティングゲームです。内容としては自機である戦闘機「R-9C WAR HEAD(アールナインカスタムウォー・ヘッド)」を操作し、全6ステージを潜り抜け6ステージ最後のボスを打倒し、バイド帝星を打ち破ることが目的となります。
本作の操作はゲームパッド以外に、仮想オンスクリーンゲームコントローラとタッチ操作が可能です。ここでは、仮想オンスクリーンコントローラとゲームパッド(DualShock3)の操作法を説明します。
また、メイン射撃(レールガン)は設定でオートファイヤか自身で連射するかを設定することが可能です。PlayStation版「R-TYPES」(PlayStationで発売されていた1および2のカップリングソフトで、現在猛烈にプレミアがついています)のようにオート連射と手動連射を同時に設定することはできません。
【操作方法】
↑↓→←…自機の移動
×…レールガン発射(連射可)・長押しで波動砲チャージ
○…フォース(後述)の脱着・呼び出し
START…ポーズ(一時中断)
波動砲はショットボタン長押しで可能で、また、本作では2ループ目のチャージがされた状態で発射すると広範囲で威力の高い「拡散波動砲」を発射することができます。なお、2ループ目状態は長時間維持することができず、1ループチャージに戻ってしまうので狙って拡散波動砲を撃ちづらくなっています。この弱点はシリーズ最終作にてようやっと克服されます。
・アイテム
ゲーム中、POWアーマーと呼ばれる白い球体の敵を倒すことで様々なアイテムが登場します。これらのアイテムを取得することで、自機はパワーアップしたり使用する武器を変更することができます。
レーザークリスタル…本作攻略のキーとなるオプション兵器「フォース」が登場します。このフォースがいるときにこのアイテムを取ることで、取った時のレーザークリスタルの色によって特殊なレーザー(対空レーザー・対地レーザー・反射レーザー・サーチレーザー・ショットガンレーザー)攻撃を行うことができます。
スピードアップ…「S」と書かれたアイテムパネルで、取ることで自機のスピードが上がります。取り過ぎると早くなりすぎて、かえって操作しづらくなるので注意しましょう。
ミサイル…「M」と書かれたアイテムパネルで、敵に向かってホーミングする「追尾ミサイル」と下方向へ発射され高い破壊力を誇る「対地ミサイル」のどちらかになります。
ビット…自機の上下(最大2つ)に配置される護衛ユニットです。無敵で、攻撃判定を持つので敵弾の弾消しや敵に接触させて攻撃するといったことができます。また、対空レーザー装備時には援護射撃もしてくれます。

装備がそれなりに整ってきている状態(対空レーザー2段階目・対地ミサイル・ビット×1)
・攻略のコツ
とにかく、「フォースを上手く使う」という点につきます。レーザークリスタルを取得することで登場するフォースは続けて取得していくことで最大で3段階目までパワーアップします。フォースは完全無敵の護衛機で自機の前後に接続することが可能で、敵弾の弾消し(できないものもある)や分離してのバルカン射撃で広範囲をカバーするといった戦略的な運用がポイントになります。

フォースが無敵であることを利用して敵陣に突っ込ませるといった使い方も可能
◯既存R-TYPE IIとの違いは?ちょっとマニアックに比較してみた
ここからは本家R-TYPE II(アーケード版およびその完全移植版であるR-TYPES)と今回のモバイル版を比較してみました。筆者はあまりR-TYPEシリーズが上手でなく(4面突破がやっとです……)、すべての違いを発見できたわけではないのですが、それでも気がついたところや本家との違いの部分を挙げておこうかと思います。
・本家R-TYPE IIとの違い
1)敵の出現パターンが明らかに違う…画面外の左端や左下から飛び出してくる敵が出てこない場面がいくつか見られます。
2)ステージ1ボス撃破時にボスと一緒に背景が崩れる演出が入るのですが崩れる順番が微妙に異なる
3)タッチ操作時の時は本来ありえない速さで自機を動かせてしまう
4)ステージクリア時にボス破壊スコアが加点されない
5)ネームエントリーがない
6)コンティニューすると必ずステージの最初まで戻される(本家ではコンテニューしても道中の復活ポイントに戻されるだけ)
7)特定状況下においてPOWアーマーが落すアイテムの内容が異なることがある
8)ステージ4の動く床・壁の当たり判定がアーケード版と弱冠異なる
9)フォースの挙動や合体の判定が異なる(特にフォースがえ?と思うくらい縦方向からの合体時に右側に意図せずに合体してしまう)
10)タイトル画面のロゴデザインが違う(本家はロゴにヒビが入っている)
11)ゲーム開始時の出撃デモがない※最新版で実装されました
粗探し的な比較をしてしまうと気になる点はいくつか出てきますが、それでも基本的な移植度は良好な方で、「完全移植」でなく「高レベルな移植」と見れば十分良くできていると思います。本作未経験な人にこそ、是非挑戦してもらって本作の「心折設計」(しんせつせっけい)ぶりをがっちり堪能してもらえれば、と思います。
もちろん、当時挑んだ歴戦の勇士の方々にも当時の興奮を思い出すには問題のない完成度なのでオススメですよ!是非、プレイしてみてください。
アプリ名:R-TYPE II
価格:¥200
カテゴリ: アーケード&アクション
開発者:DotEmu
バージョン:1.0.2
ANDROID 要件:2.3.3以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.dotemu.rtype2

アプリ名:R-TYPE II
価格:200円
カテゴリ:ゲーム
開発者:DotEmu
バージョン:1.0.1
条件: iOS 4.3 以降。iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPad 2 Wi-Fi、iPad 2 Wi-Fi + 3G、iPad Wi-Fi(第3世代)、iPad Wi-Fi + Cellular(第3世代)、iPad Wi-Fi (第 4 世代)、iPad Wi-Fi + Cellular (第 4 世代)、iPad mini Wi-Fi、iPad mini Wi-Fi + Cellular、iPad Air、iPad Air Wi-Fi + Cellular、iPad mini Retinaディスプレイモデル、iPad mini Retinaディスプレイモデル Wi-Fi + Cellular、iPod touch (第4世代)、およびiPod touch (第5世代) に対応。 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id787148904?mt=8

■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Download and Play classic PC, online and iPhone games - DotEmu150

タイトル画面
R-TYPEはアイレム(現在:アイレムソフトウェアエンジニアリング)が発売した横スクロールの人気シューティングゲームシリーズです。
波動砲とよばれるエネルギーをチャージして強力な攻撃を任意で行うことが可能な自機と、状況に合わせた武装の変更を戦略的に行うことで攻略をしていく高い難易度とプレイスタイルの幅が当時、多くのゲーマーに受け入れられました。ついでにあまりの難易度ゆえに一般層のゲーセン離れを引き起こしたとさえ言われています。
・本作を遊ぶ前に
記事の見出しにも書いていますが、R-TYPEシリーズは非常に難易度が高く、特に今回のR-TYPE IIはシリーズ中最も難しい作品です(しかも飛び抜けて)。そのため、ガッツリと遊ぶのであればゲームコントローラの使用は必須となるかと思います。
本作をやりこむならゲームパッドを搭載した端末であるXperia PlayやSUPERGAMER俺、NVIDIA SHIELDなどや、BluetoothやUSB接続のゲームコントローラーが欲しいところです。なお、Androidでは以前紹介しましたが、PlayStation3用コントローラー「DualShock3」利用可能です。

個人的にはラグのあるBluetoothゲームパッドよりもUSB接続のDualShock3がオススメ
◯スマホ版R-TYPE IIを実際にプレイしてみよう
・ゲームルール・操作方法
本作R-TYPE IIはすでに紹介したように横スクロールのシューティングゲームです。内容としては自機である戦闘機「R-9C WAR HEAD(アールナインカスタムウォー・ヘッド)」を操作し、全6ステージを潜り抜け6ステージ最後のボスを打倒し、バイド帝星を打ち破ることが目的となります。
本作の操作はゲームパッド以外に、仮想オンスクリーンゲームコントローラとタッチ操作が可能です。ここでは、仮想オンスクリーンコントローラとゲームパッド(DualShock3)の操作法を説明します。
また、メイン射撃(レールガン)は設定でオートファイヤか自身で連射するかを設定することが可能です。PlayStation版「R-TYPES」(PlayStationで発売されていた1および2のカップリングソフトで、現在猛烈にプレミアがついています)のようにオート連射と手動連射を同時に設定することはできません。
【操作方法】
↑↓→←…自機の移動
×…レールガン発射(連射可)・長押しで波動砲チャージ
○…フォース(後述)の脱着・呼び出し
START…ポーズ(一時中断)
波動砲はショットボタン長押しで可能で、また、本作では2ループ目のチャージがされた状態で発射すると広範囲で威力の高い「拡散波動砲」を発射することができます。なお、2ループ目状態は長時間維持することができず、1ループチャージに戻ってしまうので狙って拡散波動砲を撃ちづらくなっています。この弱点はシリーズ最終作にてようやっと克服されます。
・アイテム
ゲーム中、POWアーマーと呼ばれる白い球体の敵を倒すことで様々なアイテムが登場します。これらのアイテムを取得することで、自機はパワーアップしたり使用する武器を変更することができます。
レーザークリスタル…本作攻略のキーとなるオプション兵器「フォース」が登場します。このフォースがいるときにこのアイテムを取ることで、取った時のレーザークリスタルの色によって特殊なレーザー(対空レーザー・対地レーザー・反射レーザー・サーチレーザー・ショットガンレーザー)攻撃を行うことができます。
スピードアップ…「S」と書かれたアイテムパネルで、取ることで自機のスピードが上がります。取り過ぎると早くなりすぎて、かえって操作しづらくなるので注意しましょう。
ミサイル…「M」と書かれたアイテムパネルで、敵に向かってホーミングする「追尾ミサイル」と下方向へ発射され高い破壊力を誇る「対地ミサイル」のどちらかになります。
ビット…自機の上下(最大2つ)に配置される護衛ユニットです。無敵で、攻撃判定を持つので敵弾の弾消しや敵に接触させて攻撃するといったことができます。また、対空レーザー装備時には援護射撃もしてくれます。

装備がそれなりに整ってきている状態(対空レーザー2段階目・対地ミサイル・ビット×1)
・攻略のコツ
とにかく、「フォースを上手く使う」という点につきます。レーザークリスタルを取得することで登場するフォースは続けて取得していくことで最大で3段階目までパワーアップします。フォースは完全無敵の護衛機で自機の前後に接続することが可能で、敵弾の弾消し(できないものもある)や分離してのバルカン射撃で広範囲をカバーするといった戦略的な運用がポイントになります。

フォースが無敵であることを利用して敵陣に突っ込ませるといった使い方も可能
◯既存R-TYPE IIとの違いは?ちょっとマニアックに比較してみた
ここからは本家R-TYPE II(アーケード版およびその完全移植版であるR-TYPES)と今回のモバイル版を比較してみました。筆者はあまりR-TYPEシリーズが上手でなく(4面突破がやっとです……)、すべての違いを発見できたわけではないのですが、それでも気がついたところや本家との違いの部分を挙げておこうかと思います。
・本家R-TYPE IIとの違い
1)敵の出現パターンが明らかに違う…画面外の左端や左下から飛び出してくる敵が出てこない場面がいくつか見られます。
2)ステージ1ボス撃破時にボスと一緒に背景が崩れる演出が入るのですが崩れる順番が微妙に異なる
3)タッチ操作時の時は本来ありえない速さで自機を動かせてしまう
4)ステージクリア時にボス破壊スコアが加点されない
5)ネームエントリーがない
6)コンティニューすると必ずステージの最初まで戻される(本家ではコンテニューしても道中の復活ポイントに戻されるだけ)
7)特定状況下においてPOWアーマーが落すアイテムの内容が異なることがある
8)ステージ4の動く床・壁の当たり判定がアーケード版と弱冠異なる
9)フォースの挙動や合体の判定が異なる(特にフォースがえ?と思うくらい縦方向からの合体時に右側に意図せずに合体してしまう)
10)タイトル画面のロゴデザインが違う(本家はロゴにヒビが入っている)
粗探し的な比較をしてしまうと気になる点はいくつか出てきますが、それでも基本的な移植度は良好な方で、「完全移植」でなく「高レベルな移植」と見れば十分良くできていると思います。本作未経験な人にこそ、是非挑戦してもらって本作の「心折設計」(しんせつせっけい)ぶりをがっちり堪能してもらえれば、と思います。
もちろん、当時挑んだ歴戦の勇士の方々にも当時の興奮を思い出すには問題のない完成度なのでオススメですよ!是非、プレイしてみてください。
記事執筆:河童丸
価格:¥200
カテゴリ: アーケード&アクション
開発者:DotEmu
バージョン:1.0.2
ANDROID 要件:2.3.3以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.dotemu.rtype2

価格:200円
カテゴリ:ゲーム
開発者:DotEmu
バージョン:1.0.1
条件: iOS 4.3 以降。iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPad 2 Wi-Fi、iPad 2 Wi-Fi + 3G、iPad Wi-Fi(第3世代)、iPad Wi-Fi + Cellular(第3世代)、iPad Wi-Fi (第 4 世代)、iPad Wi-Fi + Cellular (第 4 世代)、iPad mini Wi-Fi、iPad mini Wi-Fi + Cellular、iPad Air、iPad Air Wi-Fi + Cellular、iPad mini Retinaディスプレイモデル、iPad mini Retinaディスプレイモデル Wi-Fi + Cellular、iPod touch (第4世代)、およびiPod touch (第5世代) に対応。 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id787148904?mt=8

■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
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