GALAXY GearとGear 2を比較するよ-! |
現在、サムスン電子(以下、Samsung)から発売中の腕時計型ウェアラブルデバイス(いわゆる“スマートウォッチ”)である「Gear 2」は、GALAXYシリーズのスマートフォン(スマホ)とBluetooth 4.0による省電力機能Low Energy(BLE)で接続するBluetooth Smartデバイスです。
先代の「GALAXY Gear」から軽量化したほか、防水・防塵にも対応するとともに、OSもAndroidからTizenに変更され、操作性もかなり変わっています。
そこで、今回はこのGear 2を前機種のGALAXY Gearと比較して、どこがどう変わったかを詳しくチェックしていきたいと思います。
○ホーム画面アイコンから違いをチェック
すでに紹介してきたように、筆者はGALAXY Gearを愛用しており、そこへ家族がGear 2を購入したため今回の比較となりました。なお、Gear 2とGALAXY Gearの外観の違いについては紹介記事に掲載しているほか、Gear 2をGALAXY S5とペアリングする方法についても紹介済みなのでそちらを参照してください。
それではまず、GALAXY GearとGear 2の画面を見ていきましょう。
<GALAXY Gear>
<Gear 2>
Gear 2で新たに追加され「心拍数」と「WatchONリモコン」の項目が追加されています。
GALAXY Gearではスマホの音楽をコントロールする機能しかありませんでしたが、Gear 2では単体で音楽再生が可能となっているため、メディアコントローラーが音楽プレイヤーに変更されています。
また、GALAXY Gearでバッテリー残量確認や音量コントロールには画面を2本指で2回タップする必要がありましたが、Gear 2ではホーム画面に追加されたコントロールをタップすることでも表示することができます。
さらに、GALAXY Gearでは、本日の予定しか見ることができませんでしたが、Gear 2ではスケジュールから過去1週間の予定を見ることができるようになっています。表示するカレンダーをGear Managerから選択することも可能です。
この他、Gear 2ではアプリフォルダのアプリをホーム画面に表示したり、アプリの表示順を変更できるように使い勝手が改善されています。アイコンを長押ししてドラッグすることで変更することができて便利になりました。
壁紙設定機能と併せて、カスタマイズがより楽しくなっています。
○通知がより使いやすく
次に、GALAXY GearとGear 2では通知周りが大きく変わっている点を紹介します。
<GALAXY Gear>
<Gear 2>
GALAXY Gearでは基本的にそのアプリの通知であることしか確認することができませんでした。詳細を見るにはタップしてスマホで表示する必要がありました。
一方、Gear 2ではGmailの本文やツイートの内容などの情報を表示してくれるようになりました。これにより、スマホを出さなくていいことが売りのウェアラブルデバイスとしては、かなり大きな改善点では無いかと思います。
また、通知できる内容も拡充されています。
<GALAXY Gear>
<Gear 2>
GALAXY Gearでは決まったアプリのみの通知しか設定できませんでしたが、Gear 2では、通知機能のあるスマホにインストールされたすべてのアプリが対象になりました。スマホ操作中は通知を制限するモードも追加されました。
○Samsung Appsの対応アプリの違い
OSが変わった影響からか、GALAXY GearとGear 2ではSamsung Appsでインストールできるアプリに大きな違いがあります。
<GALAXY Gear>
<Gear 2>
ソーシャルネットワークカテゴリーで比較してみると、Gear 2ではLINEやFacebook、Twitter、Foursquareのアプリが対応していないのが分かります。
LINEのスタンプ返信はかなり便利だったのでちょっと残念です。これからの対応に期待したいところです。
LINEのメッセージ自体は通知から読むことができるのがせめてもの救いです。
逆に、GALAXY Gearにないアプリもあり、ミニ電卓やFeedlyアプリは便利に使えそうです。
GALAXY Gearからの乗り換えの場合、対応アプリについては注意が必要ですね。
○ショートカット機能の変更
・カメラ起動ショートカット
GALAXY Gearは、ホーム画面で下スワイプをするとカメラが起動しましたが、Gear 2ではそのショートカットがなくなりました。誤作動も多かったので、省いたのかもしれませんね。
・緊急メッセージを送信
Gear 2では新たに電源ボタン3回押しのショートカットが追加されました。この機能は、事前に設定した連絡先(4つまで可能)にGPS情報付きのSMSを自動送信してくれる機能です。夜道で危険な目に遭ったときなど、いざというときに役立つ機能です。
なお、電源ボタンの2回押しで指定アプリを起動するショートカットはGALAXY Gear、Gear 2ともに搭載されています。
今回は、カタログスペック以外の部分でGALAXY GearとGear 2の違いを紹介しましたがいかがでしたか。
使用した感じでは、腕を持ち上げたときに画面が点灯する感度が良くなった気がします。
ユーザーインターフェース(UI)もほぼ同じでマイナーチェンジだと思っていたのですが、使ってみると細かい使い勝手の部分が改善されている印象を受けました。Samsung Appsのラインナップは少々残念ですが、今後充実してくるのを期待したいと思います。
当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」では、今後もGALAXY S5およびGear 2についてレビュー記事をお届けしますのでご期待ください。
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すでに紹介してきたように、筆者はGALAXY Gearを愛用しており、そこへ家族がGear 2を購入したため今回の比較となりました。なお、Gear 2とGALAXY Gearの外観の違いについては紹介記事に掲載しているほか、Gear 2をGALAXY S5とペアリングする方法についても紹介済みなのでそちらを参照してください。
それではまず、GALAXY GearとGear 2の画面を見ていきましょう。
<GALAXY Gear>
<Gear 2>
Gear 2で新たに追加され「心拍数」と「WatchONリモコン」の項目が追加されています。
GALAXY Gearではスマホの音楽をコントロールする機能しかありませんでしたが、Gear 2では単体で音楽再生が可能となっているため、メディアコントローラーが音楽プレイヤーに変更されています。
また、GALAXY Gearでバッテリー残量確認や音量コントロールには画面を2本指で2回タップする必要がありましたが、Gear 2ではホーム画面に追加されたコントロールをタップすることでも表示することができます。
さらに、GALAXY Gearでは、本日の予定しか見ることができませんでしたが、Gear 2ではスケジュールから過去1週間の予定を見ることができるようになっています。表示するカレンダーをGear Managerから選択することも可能です。
この他、Gear 2ではアプリフォルダのアプリをホーム画面に表示したり、アプリの表示順を変更できるように使い勝手が改善されています。アイコンを長押ししてドラッグすることで変更することができて便利になりました。
壁紙設定機能と併せて、カスタマイズがより楽しくなっています。
○通知がより使いやすく
次に、GALAXY GearとGear 2では通知周りが大きく変わっている点を紹介します。
<GALAXY Gear>
<Gear 2>
GALAXY Gearでは基本的にそのアプリの通知であることしか確認することができませんでした。詳細を見るにはタップしてスマホで表示する必要がありました。
一方、Gear 2ではGmailの本文やツイートの内容などの情報を表示してくれるようになりました。これにより、スマホを出さなくていいことが売りのウェアラブルデバイスとしては、かなり大きな改善点では無いかと思います。
また、通知できる内容も拡充されています。
<GALAXY Gear>
<Gear 2>
GALAXY Gearでは決まったアプリのみの通知しか設定できませんでしたが、Gear 2では、通知機能のあるスマホにインストールされたすべてのアプリが対象になりました。スマホ操作中は通知を制限するモードも追加されました。
○Samsung Appsの対応アプリの違い
OSが変わった影響からか、GALAXY GearとGear 2ではSamsung Appsでインストールできるアプリに大きな違いがあります。
<GALAXY Gear>
<Gear 2>
ソーシャルネットワークカテゴリーで比較してみると、Gear 2ではLINEやFacebook、Twitter、Foursquareのアプリが対応していないのが分かります。
LINEのスタンプ返信はかなり便利だったのでちょっと残念です。これからの対応に期待したいところです。
LINEのメッセージ自体は通知から読むことができるのがせめてもの救いです。
逆に、GALAXY Gearにないアプリもあり、ミニ電卓やFeedlyアプリは便利に使えそうです。
GALAXY Gearからの乗り換えの場合、対応アプリについては注意が必要ですね。
○ショートカット機能の変更
・カメラ起動ショートカット
GALAXY Gearは、ホーム画面で下スワイプをするとカメラが起動しましたが、Gear 2ではそのショートカットがなくなりました。誤作動も多かったので、省いたのかもしれませんね。
・緊急メッセージを送信
Gear 2では新たに電源ボタン3回押しのショートカットが追加されました。この機能は、事前に設定した連絡先(4つまで可能)にGPS情報付きのSMSを自動送信してくれる機能です。夜道で危険な目に遭ったときなど、いざというときに役立つ機能です。
なお、電源ボタンの2回押しで指定アプリを起動するショートカットはGALAXY Gear、Gear 2ともに搭載されています。
今回は、カタログスペック以外の部分でGALAXY GearとGear 2の違いを紹介しましたがいかがでしたか。
使用した感じでは、腕を持ち上げたときに画面が点灯する感度が良くなった気がします。
ユーザーインターフェース(UI)もほぼ同じでマイナーチェンジだと思っていたのですが、使ってみると細かい使い勝手の部分が改善されている印象を受けました。Samsung Appsのラインナップは少々残念ですが、今後充実してくるのを期待したいと思います。
当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」では、今後もGALAXY S5およびGear 2についてレビュー記事をお届けしますのでご期待ください。
記事執筆:ちえ
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