○事前登録しよう
緊急メッセージ機能を利用するには、事前登録する必要があります。事前登録は「設定」→「一般」→「システム」から「安全サポート」を開きます。デフォルト（購入した状態）では設定を開くとすぐに表示される「クイック設定」からも安全サポートを開くことができます。



初回起動時には、安全サポートに登録するために緊急連絡先を登録する旨のアラートメッセージが出ます。「OK」を押すと主要連絡先設定画面に移行します。



主要連絡先とは、緊急メッセージのSMS（ショートメッセージ）を送信できる連絡先のことです。4つまで登録することができ、電話帳から追加することが可能です。


電話帳登録画面。

複数連絡先のある電話帳はその中から1つを選択する画面が出ます。また、チェックは4つまで入れることができ、指定したら完了をタップして終了です。

主要連絡先の登録が終了したら緊急メッセージを送信の設定をオンにします。



緊急メッセージを送信する際に同時に緊急ブザーを鳴らすこともできます。鳴らしたい場合は緊急ブザーのチェックもオンにします。

ここまでは本体で緊急メッセージを送る設定方法を紹介してきましたが、Gear 2でも同様に緊急メッセージを送信することができるようになっています。

設定するにはGear Managerの設定から緊急メッセージ送信設定をオンにします。主要連絡先は先程本体で登録したものがそのまま使用されます。




○実際に使ってみよう
それでは、実際に緊急メッセージを送信してみましょう。ここでは緊急ブザー設定をオンにして紹介します。



緊急メッセージを送信するには、電源ボタンを3回押します。同時に緊急ブザーがけたたましく鳴ります。



緊急ブザーを止めるには停止をタップします。緊急事態で犯人に止められてしまうことを考えるともう少し他人からわかりにくい方法でも良かったのかなと感じました。



相手には三通のSMSが届きます。Google Mapのリンクと「助けてください」のメッセージ、そして、現在の住所が送信されます。

Gear 2でもホーム電源キーを3回押すと緊急メッセージを送信できます。なお、Gear 2には緊急ブザー機能はありません。



スマートフォンよりもより目立たずに押せる分、Gear 2のほうが実用性が高いように感じました。使い勝手がいいからこそ、緊急ブザー機能は付けて欲しかったと思います。

今回はGALAXY S5とGear 2の緊急メッセージ送信機能について紹介しました。専門的な防犯グッズと比べるとあくまで補助的ではありますが、いつも持ち歩くスマートフォンにこういった機能が搭載されたことでより安心して生活できるのではないでしょうか。より使い勝手が良くなるように、機能拡充を期待したいですね。



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