Samsungがフラッグシップタブレット「Galaxy Tab S」を発表！

Samsung Electronics（サムスン電子）は12日（現地時間）、米・ニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデン・シアターにて新製品発表会「SAMSUNG GALAXY PREMIERE 2014」を開催し、同社のタブレット「GALAXY Tabシリーズ」の最新グローバルモデル「Galaxy Tab S」の10.5インチモデルならびに8.4インチモデルを発表しています。

Galaxy Tab Sは最高品質の2K（2000×1000ドット）オーバーとなるWQXGA（2560×1600ドット）の有機ELディスプレイ「Super AMOLED」を採用したタブレットのハイエンドモデルです。

最適な視聴環境に自動調節する「Adaptive Display」やSAMSUNGのタブレット史上最薄・最軽量のスタイリッシュな筐体、連続11時間の動画再生が可能なバッテリーなど高いスペックを実現し、極上のエンターテインメントエクスペリエンスを提供するとしています。

それぞれにWi-FiモデルとLTEモデルが用意されており、10.5インチのWi-FiモデルがSM-T800、LTEモデルがSM-T805、8.4インチのWi-FiモデルがSM-T700、LTEモデルがSM-T705となっています。

価格は販売地域により異なるということですが、米国ではSM-T800の16GB版が499ドル、SM-T700の16GB版が399ドル。7月よりグローバル市場で発売され、現時点では、日本での販売については言及されていません。

DJ LEE
登壇したDJ LEE氏

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Galaxy Tab S 10.5inch

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Galaxy Tab S 8.4inch


発表会には同社製品担当のRyan Bidan氏、上級副社長のDJ LEE氏、ITプロダクトマーケティングのMichael Abary氏が登壇。また、大手出版社のコンデナストやナショナル・ジオグラフィック、マーベル・エンターテインメントからもスピーカーが登壇し、各社から最新のコンテンツをGALAXY Tab Sに提供することを発表しました。

Michael Abary氏は「現時点で、GALAXY Tab SはSamsungの最も優れたタブレットだ。」と述べ、中でも特徴的なディスプレイ性能について、「一般ユーザーは主にタブレットをWebページ閲覧と動画視聴、ソーシャルネットワークサービス（SNS）の3つの用途で使用しており、いずれもビジュアルの品質が重要な意味を持っている。GALAXY Tab SのSuper AMOLEDディスプレイは、視聴環境の自動調整に加えて幅広い色域と高コントラストを 備えており、明るさの異なる屋内外の多様な環境に適応する。」と話しました。

フラッグシップタブレットということで、これまでのGALAXYシリーズのタブレットにはない試みも行われており、最新フラッグシップスマートフォン「Galaxy S5」で搭載されている指紋センサーがホームキーに内蔵されており、各種認証に利用できます。

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スペックは、チップセットがWi-Fiモデルに「Exynos 5 Octa」（サムスン電子製）、LTEモデルに「Snapdragon 800」（Qualcomm製）が搭載されており、CPUがExynos 5 Octaでは1.9GHzクアッドコア＋1.3GHzクアッドコア、Snapdragon 801では2.3GHzクアッドコアとなっています。

また、LTEモデルでは対応通信方式にLTEのほか、W-CDMAおよびGSMに対応。対応周波数帯はLTEが800MHz（Band20）および850MHz（Band5）、900MHz（Band8）、1800MHz（Band3）、2100MHz（Band1）、2600MHzMHz（Band7）、W-CDMAが850MHz（Band5）および900MHz（Band8）、1900MHz（Band2）、2100MHz（Band1）、GSMが850／900／1800／1900MHzとなっています。

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その他、内蔵メモリー（RAM）が3GB、内蔵ストレージが16GBまたは32GB、最大128GBまでのmicroSDXCカードスロット、約800万画素CMOSアウトカメラ、約210万画素CMOSフロントカメラ、Bluetooth 4.0、2.4および5.xGHzデュアルバンドおよびMIMOに対応したIEEE802.11a／b／g／n／ac準拠の無線LAN（Wi-Fi）、IrLED（赤外線リモコン）、GPS＋GLONASS＋Beidou（USAおよびカナダでは非対応）、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、地磁気センサー、環境光センサー、。なお、LTEモデルには近接センサーも搭載されています。OSはAndroid 4.4.2（開発コード名：KitKat）。

バッテリー容量は10.5インチが7900mAh、8.4インチが4900mAhで、ともに連続で11時間動画の再生が可能となっているほか、GALAXYシリーズのスマートフォンにも導入されている電力消費を最小限に抑える「ウルトラ省電力モード」を搭載しています。

大きさは10.5インチが247.3×177.3×6.6mm、8.4インチが125.6×212.8×6.6mm、質量は10.5インチのWi-Fiモデルが465g、LTEモデルが467g、8.4インチのWi-Fiモデルが294g、LTEモデルが298g。ボディカラーは、Titanium BronzeとDazziling Whiteの2色が用意されています。

この他、両機種ともに全体を保護するカバー「Galaxy Tab S Book Cover」やディスプレイだけを保護するカバー「Galaxy Tab S Simple Cover」、ディスプレイを保護するカバーと一体型のワイヤレスキーボード「Samsung Bluetooth Keyboard」などのアクセサリーも発売されます。

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記事執筆：memn0ck


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