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ライフログツール「SmartBand Talk SWR30」を写真で紹介! |
既報通り、Sony(ソニー)は3日(現地時間)、ドイツ・ベルリンにて2014年9月5日(金)〜10日(水)まで開催される世界最大級の家電見本市「IFA 2014」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、フラッグシップスマートフォンおよびタブレット「Xperia Z3」シリーズに加え、ライフログツールとしてリストバンド型ウェアラブル端末「SmartBand Talk(型番:SWR30)」などの多彩な商品ラインナップを発表しました。
SmartBand Talk SWR30は今春に発売した「SmartBand SWR10」の流れを汲む製品で、常時表示が可能なE-Ink製1.4インチ296×128ドット曲面型電子ペーパーを搭載したほか、新たにマイクとスピーカーが追加され、ハンズフリー通話とボイスコマンド機能に対応し、声による直感的な操作によってライフログの進捗を手元で確認できるようになっており、日本国内でもすでに11月下旬に発売することが決定しています。
今回はIFA 2014にてSmartBand Talk SWR30が展示されていましたので、写真を交えて紹介したいと思います。なお、日本国内では販売拠点は直営Webストア「Xperia Store」および「ソニーストア」(ソニーマーケティング運営)、家電量販店となっており、オープンプライスながら市場予想価格は1万8000円前後になる見込み。
SmartBand Talk SWR30はSmartBandシリーズの2機種目で、常時表示が可能な曲面型電子ペーパーを搭載したのが大きな変化です。初代SmartBandは3つのLEDによる簡易情報表示のみでしたので、かなり得られる情報量が増えると思われます。
ディスプレイを搭載したことによってサイズは大きくなり、コア部分が約47.5×22.3×9.5mm、リストバンドが約232mm(Sサイズ)もしくは約255mm(Lサイズ)、質量はコア部分が約12g、リストバンドSサイズ込みで約24g、リストバンドLサイズ込みで約26gとなっています。
また、ベースカラー(本体)はブラックとホワイトで、これらに加えて、付け替え可能なリストバンド型の設計により、ライム&ピンク、レッド&ブルーの2色セットのカラーバリエーション(別売)が用意されます。
本体右側に操作用のボタンが2つ、左側に充電用のmicroUSB端子が配置。ボタンは画面の切り替えや決定などが行えるものと、音量上下や選択などが行えるものとなっています。これ以外にもディスプレイを押す(タッチする)ことで、LifeLogアプリにライフブックマークを追加可能。
ディスプレイには時計のほか、歩数や天気、各種着信、ミュージックプレイヤーなどの情報が表示でき、アプリを追加することで機能を増やすことができるようになっています。今回、インストールされていたのは「ホーム(Home)」および「Weather(天気)」、「Media Player Control(メディアプレイヤーコントロール」、「Life Bookmark(ライフブックマーク)」、「Voice Control(ボイスコントロール)」となっていました。
新たにハンズフリー通話とボイスコマンド機能に対応し、声による直感的な操作によってライフログの進捗を手元で確認できるようになっています。
さらに、活動量計としてもより正確に位置情報を取得できたり、階段などの上下の移動も計測できる気圧センサーが搭載されました。
スペックとしては256KB内蔵メモリー(RAM)、2MB+128MB(NAND型)の内蔵ストレージ(Flashメモリー)、加速度センサー、気圧計、バイブレーター、microUSB端子など。IP68準拠の防水にも対応。対応OSはAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)以降で、Android向けに提供されているライフログアプリ「Lifelog」と連携して各種活動量などを計測でき、日々の生活をどう送っているのかを楽しみながら把握できるようになっています。
この他、LifeLogアプリのパソコン(PC)など向けWebサービスやオープンAPIを公開することも発表されており、サードパーティー製アプリや各種SNSとの連携なども利用できるようになると思われ、使い方がより広がります。早く発売して欲しいところですね!
SmartBand Talkの紹介ムービー
記事執筆:S-MAX編集部
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