「本物のデスクトップ」を持ち歩け! |
千葉・幕張メッセにて2014年10月29(水)~31日(金)の3日間に渡ってIT技術やサービスなどに関連する7つの展示会「2014 Japan IT Week 秋」が開催されてました。
今回の記事では「スマートフォン&モバイルEXPO」エリア内のリンクスインターナショナルのブースにて超小型・超省電力設計のWindows搭載パソコン(PC)の「LIVA」をスマートフォン(スマホ)のリモートデスクトップアプリを使って画面を出力し、"持ち歩き可能なデスクトップPC"として展示していましたので紹介します。
◯超小型WindowsPCLIVAについて
LIVAとはリンクスインターナショナルが現在発売しているWindowsベースの超小型ベアボーン(マザーボードとケースがセットになっている簡易的なPC組み立てキット)です。
LIVAは最初からCPUやメインストレージなどがすでに取り付けられており、OSとドライバーをインストールするだけでデスクトップPCとして利用することができます。
スペックとしてはCPUにIntel製「Celeron N2807」を搭載し、内蔵メモリー(RAM)に2GB、内蔵ストレージに64GB(ハードディスクドライブ)または32GB(eMMC)を搭載しています。
インターフェースには映像にHDMIやD-subを備えており、マルチモニター同時出力に対応し、USB 3.0×1、USB 2.0×1、ギガビットLANポート×1と3.5mmイヤホンジャックがあります。
無線機能についてはIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 4.0が標準搭載となっています。
本体重量は約190gで電源供給は3A以上のmicroUSB端子にて行います。
今回、LIVAのWindowsプリインストールモデルが近日中に発売されることとなり、購入してすぐにデスクトップPCとして利用できるようになりました。
LIVAのポップ
デスクトップPCでありながら手のひらに乗るコンパクトさと待機時2W、最大でも15W程度という省電力さで3Aで電力供給可能なモバイルバッテリーでも動作してしまうところが大きな特徴です。
会場ではAnker製のモバイルバッテリーで動作させていました
今回の展示ではそのWindowsプリインストールモデルのLIVAとiPhoneをリモートデスクトップクライアントで紐付けて表示していました。
小さな筺体に乗っかったiPhoneにWindows8.1のスタート画面を表示している
◯手順は意外と簡単!スマホからリモートデスクトップしてみよう
今回の手順については、LIVAのような小型マシンでなくてもスマホやタブレットにWindowsのリモートデスクトップを導入する場合も共通してますので、覚えておくといいかもしれません。
LIVA(デスクトップPC)とスマホなどを紐付ける作業は専用のアプリを利用します。マイクロソフトが純正でリモートデスクトップアプリをiOSおよびAndroid、Windows Phone向けに提供しているほか(純正アプリの場合、WindowsのProfessional以上のエディションであることが必須)、サードパーティ製のアプリ「Slashtop」などもあります。筆者個人としてはSlashtopのシェアウェア版が解像度の設定なども変更可能で、かつ、Windows側のエディションを問わないお勧めです。
まずは、LIVA(デスクトップPC)側をモニターやテレビへ接続し、PCとスマホなどの双方を設定します。各リモートデスクトップアプリの説明書きの手順に従って端末と紐付けの設定を行います。
今回の場合、PCとスマホなどの間の接続は無線LAN(Wi-Fi)にて行われ、設定が完了すると、スマホなど側にPCのデスクトップ画面が表示されます。
この後はLIVA(PC)をモニターから外してもスマホなどからのデスクトップ操作が可能になります。
実際に操作等をしている動画を用意しましたのでご覧ください(ただし、会場内は無線LANが吹きまくって混信しているので、やや動作がぎこちないです)
◯小型とはいえ据え置き型PCを持ち歩く意味は?
ノートやWindowsタブレットといったモバイルPCではなく、スマホなどに小型のデスクトップPCモバイルバッテリーを使ってまで持ち歩く意味は正直言ってあまりないかもしれません。
フルサイズのUSBポートを持っているのでUSB接続のスティックタイプSSDなどを差し込んで遊んだり……くらいしか正直筆者も思いつきません。
ですが、いいんです!こんなことができる!!という事実が面白いので!!!
余談ですが、リンクスインターナショナルブースではスマホ向けのアクセサリーも展示されており、イヤホンマイク端子に接続してiPhoneや海外スマホなどのようにストラップ穴がない機種にストラップ穴を増設できるアクセサリーなども展示されていました。
イヤホンジャック用ストラップホール増設アクセサリー「PLUGGY」
そして、この「PLUGGY」をLIVAのイヤホンマイク端子に使えば……。
LIVAを首から下げる!
まさに「デスクトップをモバイルする」な状況ができます!
実用度とかカッコ悪いとかそういうのを全部うっちゃって、デスクトップPCを持ち歩いてみてはどうでしょうか(不審者呼ばわりされても責任は持てませんけど)。
さぁ、LIVAを使ってレッツ、モバイルPCならぬPCをモバイル!?
Microsoft Remote Desktop
価格:無料
カテゴリ: ビジネス
開発者:Microsoft Corporation
バージョン:8.0.1.1
ANDROID 要件:端末により異なります
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.rdc.android
アプリ名:Microsoft リモート デスクトップ
価格:無料
カテゴリ:ビジネス
開発者:Microsoft Corporation
バージョン:8.1.5
条件:iOS 6.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id714464092?mt=8
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
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・2014 Japan IT Week 秋
・スマートフォン&モバイルEXPO
・株式会社リンクスインターナショナル
LIVAとはリンクスインターナショナルが現在発売しているWindowsベースの超小型ベアボーン(マザーボードとケースがセットになっている簡易的なPC組み立てキット)です。
LIVAは最初からCPUやメインストレージなどがすでに取り付けられており、OSとドライバーをインストールするだけでデスクトップPCとして利用することができます。
スペックとしてはCPUにIntel製「Celeron N2807」を搭載し、内蔵メモリー(RAM)に2GB、内蔵ストレージに64GB(ハードディスクドライブ)または32GB(eMMC)を搭載しています。
インターフェースには映像にHDMIやD-subを備えており、マルチモニター同時出力に対応し、USB 3.0×1、USB 2.0×1、ギガビットLANポート×1と3.5mmイヤホンジャックがあります。
無線機能についてはIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 4.0が標準搭載となっています。
本体重量は約190gで電源供給は3A以上のmicroUSB端子にて行います。
今回、LIVAのWindowsプリインストールモデルが近日中に発売されることとなり、購入してすぐにデスクトップPCとして利用できるようになりました。
LIVAのポップ
デスクトップPCでありながら手のひらに乗るコンパクトさと待機時2W、最大でも15W程度という省電力さで3Aで電力供給可能なモバイルバッテリーでも動作してしまうところが大きな特徴です。
会場ではAnker製のモバイルバッテリーで動作させていました
今回の展示ではそのWindowsプリインストールモデルのLIVAとiPhoneをリモートデスクトップクライアントで紐付けて表示していました。
小さな筺体に乗っかったiPhoneにWindows8.1のスタート画面を表示している
◯手順は意外と簡単!スマホからリモートデスクトップしてみよう
今回の手順については、LIVAのような小型マシンでなくてもスマホやタブレットにWindowsのリモートデスクトップを導入する場合も共通してますので、覚えておくといいかもしれません。
LIVA(デスクトップPC)とスマホなどを紐付ける作業は専用のアプリを利用します。マイクロソフトが純正でリモートデスクトップアプリをiOSおよびAndroid、Windows Phone向けに提供しているほか(純正アプリの場合、WindowsのProfessional以上のエディションであることが必須)、サードパーティ製のアプリ「Slashtop」などもあります。筆者個人としてはSlashtopのシェアウェア版が解像度の設定なども変更可能で、かつ、Windows側のエディションを問わないお勧めです。
まずは、LIVA(デスクトップPC)側をモニターやテレビへ接続し、PCとスマホなどの双方を設定します。各リモートデスクトップアプリの説明書きの手順に従って端末と紐付けの設定を行います。
今回の場合、PCとスマホなどの間の接続は無線LAN(Wi-Fi)にて行われ、設定が完了すると、スマホなど側にPCのデスクトップ画面が表示されます。
この後はLIVA(PC)をモニターから外してもスマホなどからのデスクトップ操作が可能になります。
実際に操作等をしている動画を用意しましたのでご覧ください(ただし、会場内は無線LANが吹きまくって混信しているので、やや動作がぎこちないです)
◯小型とはいえ据え置き型PCを持ち歩く意味は?
ノートやWindowsタブレットといったモバイルPCではなく、スマホなどに小型のデスクトップPCモバイルバッテリーを使ってまで持ち歩く意味は正直言ってあまりないかもしれません。
フルサイズのUSBポートを持っているのでUSB接続のスティックタイプSSDなどを差し込んで遊んだり……くらいしか正直筆者も思いつきません。
ですが、いいんです!こんなことができる!!という事実が面白いので!!!
余談ですが、リンクスインターナショナルブースではスマホ向けのアクセサリーも展示されており、イヤホンマイク端子に接続してiPhoneや海外スマホなどのようにストラップ穴がない機種にストラップ穴を増設できるアクセサリーなども展示されていました。
イヤホンジャック用ストラップホール増設アクセサリー「PLUGGY」
そして、この「PLUGGY」をLIVAのイヤホンマイク端子に使えば……。
LIVAを首から下げる!
まさに「デスクトップをモバイルする」な状況ができます!
実用度とかカッコ悪いとかそういうのを全部うっちゃって、デスクトップPCを持ち歩いてみてはどうでしょうか(不審者呼ばわりされても責任は持てませんけど)。
さぁ、LIVAを使ってレッツ、モバイルPCならぬPCをモバイル!?
記事執筆:河童丸
Microsoft Remote Desktop
価格:無料
カテゴリ: ビジネス
開発者:Microsoft Corporation
バージョン:8.0.1.1
ANDROID 要件:端末により異なります
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.rdc.android
アプリ名:Microsoft リモート デスクトップ
価格:無料
カテゴリ:ビジネス
開発者:Microsoft Corporation
バージョン:8.1.5
条件:iOS 6.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id714464092?mt=8
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