ファーウェイがMWC 2015にて各種新製品を発表!

Huawei Technologies(以下、ファーウェイ)は1日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて2015年3月2日(月)から3月5日(木)まで開催される世界最大級のモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2015(MWC 2015)」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、新製品を発表した。

発表されたのはAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)を採用した7インチタブレット「MediaPad X2」や同社初となるAndroid Wear搭載のスマートウォッチ「Huawei Watch」、スマートフォン(スマホ)「Huawei Y635」および「Huawei Y630」、ウェアラブル端末「TalkBand N1」および「TalkBand B2」など。

MediaPad X1タブレットの後継のMediaPad X2は、7インチのフルHDディスプレイながら、厚さ7.28ミリメートルを実現した薄型のタブレットだ。

64bit対応最大2.0GHzオクタコアCPU(HiSillicon製「Kirin930」プロセッサー)を搭載し、5000mAhのバッテリー、約1300万画素リアカメラ、約500万画素フロントをとなっている。Android OSのバージョンは5.0、LTEに対応し、デュアルSIMモデルも用意されている。

なお、2GBの内蔵メモリー(RAM)と内部ストレージの16GBのモデル、3GBの内蔵メモリーと32GBの内部ストレージの2モデルが発売される予定だ。カラーはAmber Goldの1色のみ。

huawei-mediapad-x2

◯主な仕様
製品名MediaPad X2
OSAndroid 5.0
CPUオクタコアCPU(2GHz×4+1.5GHz×4)
HiSilicon製「Kirin 930」
内蔵メモリー2GB
内蔵ストレージ16GB
ディスプレイ7インチWUXGA(1200×1920ドット)
画素密度323dpi
カメラ約1300万画素リアカメラ
約500万画素インカメラ
サイズ約103.9(W)×7.18(D)×183.5(H)mm
重量約239g


同時に発表されたHuawei Watchは同社初のAndroid Wearを採用したスマートウォッチで、サファイヤクリスタルが採用された円形ディスプレーは1.4型有機EL(400×400ドット)を搭載している。“Timeless Design”というレトロなスタイルが最大の特徴だ。

主なスペックはQualcomm製1.2GHzプロセッサー、512MB内蔵メモリー、4GB内蔵ストレージ、Bluetooth 4.1対応、6方向モーションセンサーなどとなっている。

HuaweiDevice2

huawei-Watch

◯主な仕様
ディスプレイ円形1.4インチ有機EL(400×400ドット)
画素密度286dpi
内蔵メモリー512MB
内蔵ストレージ4GB
サイズ直径約42mm×厚さ約11.3mm(ボディーのみ)
バッテリー容量300mAh
通信Bluetooth 4.1
センサー加速度計、心拍計、ジャイロスコープ
カラーバリエーションシルバー、ブラック、ゴールド


また、ヘッドセット機能付き音楽プレーヤーの「TalkBand N1」、TalkBand B1の後継となる「TalkBand B2」も発表された。

TalkBand N1はMP3を保存するための4GBのストレージを備え、Bluetooth経由で音楽を再生する。高音質、高性能を実現したデュアルデジタルノイズリダクション機能を搭載、バッテリーも約7日間、4.5時間の通話が可能となっている。

HuaweiDevice3


TalkBand B2は、ブレスレット型の製品だが、本体をバンドから外すこともでき、ヘッドセットとして利用できる。バッテリー駆動時間は約5日。6時間連続通話が可能だ。

HuaweiDevice4


記事執筆:甲斐寿憲


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Huawei Consumer @ Mobile World Congress 2015